YBR125系の中には年式や輸入代理店の差で、ヘッドライトにノーマルの茄子形電球が
装着されているモデルがあるんだよね。
輸入代理店のアトラス経由で店頭に並んだYBRは年式によってはすでに自動車と同じよ
うなH4型55/60wのハロゲンタイプに変更されていたり、色々だ。
俺のYBRは買った当時、普通の茄子形電球で暗い印象があった。
街灯なしの田舎道やトンネルでは不自由しない程度の明るさだけど、街灯整備が発達した
日本国内だと、どうしても街灯の明かりの強さに負けて投光が見づらく、無いよりマシくらい
の明るさでしか照らされてなかった。
道路整備が世界でもトップクラスである土建行政の日本だからだろうw
そんな中、マツシマから発売されているH4BS 35/35wハロゲン電球に変えると明る
くなるって噂が広まり、俺もワクワクしながら換えた事がある。
しかし、それもなんか暗いなんだよなあ・・・特に照明付きトンネル内ではまだハッキリしない。
そこでライトレンズに削り加工とコネクタ配線変更をして、フィリップス社のH4 55/60w
ハロゲン電球を装着してみた。
これで安心かな?って思ったのだけど、あまり変わった印象がない。
どうもランプの明るさの問題じゃなく、「配光」に癖がある見たいで、一部の場所だけ明るい気
がしてきた。
そこで、それぞれの条件で撮影して見たところ・・・
こんな感じになった。w(デジカメの露出設定などは固定・同一条件)
ノーマルを基準にするとH4BSはなかなか頑張ってる感じ。
ところがH4は55/60wに増強してもH4BSとあまり変わらない。orz
なんだよこれ?
原因は後ほど分って対策を実行したけれど、その話は別の機会に・・・
さて、ごらんのように配光が狭いんだよね。
山道のカーブなんかで見えない部分が実に怖いのなんのってw
リフレクターレンズの配光設計がよろしくないと思う。
とりあえず比較した結果で分ったのは、H4BSは確実に明るくなると言う事だ。
そしてノーマル配線のYBRではH4 55/60w化をしても変化に乏しいので、ノーマル仕様の
YBRの持ち主はH4BS 35/35wに変更する程度で十分だと思う。
苦労してライトレンズの裏側を削ったりコネクタ配線を改造する手間までしてH4化す
るメリットは無いという結論が俺の中に出た。
ノーマルのワイヤーハーネスでは・・・(謎
次回は配光対策の話でも書こうかと思うので、全裸正座で待ってておくれw