DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

ある日の特別授業

2013-08-04 14:06:41 | 交流分析
 9月某日に料理教室を行いました。
 3~4か月に1回、料理教室を行っています。
 目的は、NPを高める為です。
 NPは、養育的な親の心。
 DVをしてしまう男性に目立つのは、NPの低さです。
 CP(支配的な親の心)は高いが、NPが低い。
 そこをカバーできるのが、料理をできるようになることです。
 他にNPを高めるためにできることは、子どもの世話をすること、
 赤ちゃんの世話をすること、ペットの世話をすること、
 必ず誰かを一日一回は誉めること、などなど…
 自分を変えるにはいろんな方法があります。
 
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夫婦の心模様の差

2013-08-04 09:08:46 | 【DV加害者更生教育プログラム】
 
 こちらに来る男性は、ほとんどが夫婦関係の修復を
 願っている場合が多い。それに比べて妻の場合は
 別居、同居によって、違ってくる。
 どう違うかというと、まだ夫婦が同居状態でいる場合はほとんどの
 妻は、彼が治るのであれば(暴力・暴言をしなくなるのであれば)
 離婚は望まないというものである。関係修復の可能性がある。
 
 だが、妻がもう家を出てしまっていて、夫が相談に来た場合
 妻はほとんどが離婚を視野に入れて行動している、という差があるのだ。
 夫は気づかない。別居状態の危うさを。
 夫は却って別居のなったことで慌ててしまう。
 妻の本気さに慌ててしまう。
 なんとか取りつくれないかと色々試みる。
 電話、メール、実家に行く、謝る、拝み倒す…
 ところが、妻はそんな夫を冷静に見ている。
 数的には少ないが、別居後に修復を考える妻もいる。
 その妻の条件は、彼が絶対的に治ることだ。
 もう外に出て行った妻は、それなりの覚悟をもっている。
 女性はこうと決めたら覆ることは少ない。
 それまでに、充分 情をかけて、許してきているから、
 もう許す選択はないのである。
 ところが、男性はそのことがわかってくるまでに時間がかかる。
 まだ甘い考えでいて、なんとかなると思っている。

 別居した妻でもう離婚しかないと決めている場合、
 夫の言葉や、姿勢の何を見ているかというと
 「離婚と決めてやっぱり正しかった。」の
 理由の強化する言葉を待っている。
 だから、男性はもう失敗できない。
 
 私は同居の状態で来た男性に、「早く気づいてよかったね。」という。
 あなたの望むことが叶う可能性が高いからだ。
 ところが、別居状態になってから、来た男性には、
 「とにかく、何をするのも慎重にしてください。」という。
 このことが、ピンとこないで、自己流で動く方は
 あっという間に離婚になってしまうからである。
残念だなあ…と思う。
 
 
子どもが安心して暮らせる家庭環境の家を一つでも増やすこと。
 それがCAP(子どもへの暴力防止活動)をしている私の願いである。
 
  
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ある日の特別授業

2013-08-04 00:18:29 | 【DV加害者更生教育プログラム】
  
  コラージュの分析で第一人者である
  
(社)日本創作療法学会 : 理事長
 NPO法人日本クリエイティヴ・セラピスト協会
 所長 櫻井 眞澄先生を御呼びいたしました。

 コラージュはどのような効果があるのか、どのようにできてきたものか
 などなど、大変興味深いお話を伺うことができました。

 中から3名の作品を選び、分析を行いました。
 自分の深層心理を知ること、問題解決の一歩ともなります。

 皆さんからも活発に質問も出て、好評でした。
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