DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

勝者の脚本1

2018-12-12 10:25:17 | 交流分析

11月10日に世田谷の小学校に行ってきました。

古くからの知り合いに頼まれ、ストローク、脚本を講演しました。

相手は小学校3年~6年のバスケットチームの男女とその保護者です。

交流分析と聞くと、なんやら難しいと思われがちですが、要はコミュニケーションを学ぶ理論なのです。

ストロークという言葉があります。
ストロークとは人から人へのやり取りです。

叩いたり、撫でたり、の身体的ストローク、褒めたり貶したりの精神的ストロークがあります。

子どもたちに伝えたかったことは、ストロークの重要性です。

プラスのストローク、マイナスのストロークとは何か、そして最もしてはいけないストロークがノーストロークだということも伝えました。

エリックバーンは人は何のために生きているのか、それはストロークをもらうためである。とも言いました。

プラスのストロークを貰えないとなると、マイナスでも良いから貰おうとします。
非行はマイナスでも良いから貰おうとする表れと言います。

一番相手にダメージを与えるものはノーストロークなのです。
ストロークを貰えない状況は、人を死の方向へ引っ張ります。

知らず知らずのうちに自分が行っている事が
相手に多大なダメージになっているかもしれないのです。

仲間外し、無視はノーストロークです。

叩いたり、暴言を言ったりするマイナスのストロークよりも相手へのダメージが大きいのです。
一人だけを誘わない仲間外しは、いじめをしている意識はないでしょう。
しかし、相手へのダメージは殊の外大きいのだということ、そしてそれを見て見ぬふりをしている傍観者たちもそのいじめに一役買っていることを忘れてはいけないのです。(続く)




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危うい選択

2018-12-02 01:22:16 | 【DV加害者更生教育プログラム】


危うい選択(50代男性投稿)

リエゾンに新たに参加された方々は、別居状態のことが多い。
DV加害者更生プログラムに通い始めたことで、妻も別居の解消を視野に入れ本人もそれに期待している。
別居の解消は良いことだが、夫側に十分な準備が出来ていないと、最悪の状態に進むことがあり心配している。
妻は夫がDV加害者プログラムに通い始めたことで改善を期待し、夫は座学で自分は分かったつもりになっている。
私も通い始めたときは、「3ヶ月で卒業してやる。」と思っていたが、真面目に通っても12回程度の勉強でしかなかった。
今通い始めた方々は、仕事の都合などで月2回程度しか通っていない。知識は十分だろうか?本当に知識を実践できるだけの力を付けているだろうか?
同居を再開した妻から、過去のDVのことを激しく詰め寄られたら、冷静に対応できるか心配してしまう。
そこで切れたら妻は「DV加害者更生プログラムは役に立たない。」と思い、夫婦関係修復の手段を失ってしまう。

それでも、同居を急ぎますか?
卒業するのに1年3ヶ月勉強を続けた方がいますが、彼は早く卒業した方です。
(2015年12月の記事参照)

もし、同居の再開を急ぐならば、妻は夫が更正したとは思わないで欲しい。スタートラインに立っただけだから。
夫が同居の再開をゴールと思い違いをしていたら、別居を続けることを勧める。今のままでは、これ以上の改善が無いから。
同居の再開が離別の始まりに成らない様に、慎重に判断することを望みます。  






リエゾンからのコメント

別居している男性は、何とかして女性に戻ってもらおうとします。初めのうちは
「誰が迎えに行くものか。帰ってこなくていい。」とばかり、ぞんざいな態度を取ってしまいます。どうも相手に帰る気がないと分かると慌ててしまいます。
最初から間違った対応を取りがちなのです。

まず妻に対して、泣き言を言い続ける夫がいます。妻はやむにやまれぬ事情で出ていっているのに、そこを解決しないで泣き言を言うことは 妻に対して責めている事と同じです。

同情を引いて自分の思いを通そうとするなら、それは妻もうんざりして、あきられている部分なのです。効果はありません。それどころか、怒りを相手に感じさせることになりかねません。

別のパターンとして、夫がもう問題が解決したような言動をすることがあります。
これは妻に「もう何が問題なんだ?」、「まだ言っているのか。」「謝ったし、二度とやらないのに、まだ問題にして、大きくするのか。」というものです。

何もなかったことにしたいのは夫だけだということに、恐ろしく気が付いていません。
妻は、そんな姿を見ると、「ああ、まだ本気にならないのか。」「やはりだめなのかも」と思うだけです。

妻側に立って物事を考えることができないと、本当に一人になる日が間近になってしまいます。

あなたに期待してくれている妻を軽くみないことが大切なのです。

いつまでも期待してくれる人だと思ってはいけないのです。





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12月の予定

2018-12-01 13:29:28 | グループ日程

12月の予定
 
 1日土曜日 2日日曜日通常授業 
 8日土曜日 9日日曜日 通常授業
 15日土曜日 16日日曜日 通常授業
 22日土曜日 23日日曜日 特別授業
通常授業とは構成的グループエンカウンターと事例研究です。

特別授業は1年に1回の構成的グループエンカウンターワークになります。(軽食が出ます)

 12月14日調布市男女共同参画にて
    ほっとサロン19時から行われます。
    テーマは夫婦問題です。申し込みは調布市男女共同参画まで042‐443‐1213まで
なぜかうまくいかない我が家の夫婦関係、聞いてみたいこと、他はなぜ円満にいっているの?など、交流分析を使い円満にいく秘訣などを教えます。

https://peraichi.com/landing_pages/view/liaison-chofu

NPO法人 こころサポート リエゾンちょうふ ホームページ


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