DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

新しい仲間

2014-10-06 23:51:24 | 【DV加害者更生教育プログラム】

 新しい仲間 (50代男性)今、在籍している男性からのメッセージ

 最近、新しい参加者が数名増えました。
 グループに加わった直後に、皆さんが異口同音に言うことがあります。

 「どんなヤクザな親父が集まっているのかと思っていたが、普通の人の集まりだった。」
 この感想は私も同じでした。

 この会に参加される方たちには共通の思いがあります。
 何が問題で今の自分の状況があるのか?
 どうすれば家族にもう一度受け入れてもらえるのか。
 そのような必死の思いがあります。

 参加者の多くは、仕事や家族のために一所懸命になってきた方が本当に多いです。
 ではなぜDV加害者になってしまったのか?

 自分の一所懸命なことをパートナーに理解してもらえず、そのストレスがDVに発展したりしています。
 今までの日本社会の間違った情報を基に自分の考えが正しいと誤解し、パートナーの考えを正す行動がDV につながっていることが多いと感じています。

 長時間の残業を終えて疲労困憊で帰宅した時に、妻から育児の悩みなどを長々と聞かされ辛い思いをした 方は多いと思います。
 そのような時に、「男は会社で稼ぐもの。妻は家庭を守るもの。」と、昔の社会通念を妻に求めるとトラ ブルが発生します。

 そのような時に、妻の側に問題があると思いその考えを正そうとします。
 自分の気持ちを上手く伝えられず、イライラだけを出してしまう。更に暴力になってしまう。
 これがこの会の参加者されている方が、DVを起こしてしまう一例です。
 暴力に至らなくても、妻と口論になった方は多いのではないでしょうか。

 会では、自分の何が問題だったか?
 何を考え違いしていたのか?
 どのように改善していくのか?
 自分の例を率直に話し、仲間の例から改善のヒントを得る努力を続けています。
 そして、その結果をパートナーから評価される仲間もたくさん出てきています。

 家族のために一所懸命なのに全く評価されない方は、何が問題なのかや、自分の状態を知るために、この 会に参加しませんか。

 会の主催者は、このような両親のボタンの賭け違いから不幸になる子供を少しでも減らそうと努力されて います。
 お子さんやパートナーのために、「ヤクザ親父」の中に飛び込む勇気を出してもらえたら良い結果が出る と思います。



 
  リエゾンからコメント
 なぜ、お互いの思いがすれ違うのでしょうか。大きな原因は、間違った情報が
 大変多く流れているからです。その上に、流れていない知らされていない情報があるのです。
 会ではその情報を伝えていきます。多くの男性はそのことに驚愕します。
 こちらに学びに来ている妻たちも同様です。
 間違った情報を鵜呑みにして、お互いが自分が正しいと信じ、バトルの舞台から降りたら負けと
 パワーゲームをやめようとしません。
 ご夫婦で参加されれば、すれ違いの原因が二人で理解でき、DVの原因を
 効果的に取り除くことも出来ます。
 
 お子さんが小さいと、ご夫婦での参加をあきらめないでください。
 リエゾンでは和室や、保育室を借りたりして対応します。
 乳幼児期は子供の精神的発育に一番大事な時期です。
 このときに、夫婦関係が悪いと、将来に禍根を残します。
 もう手遅れだとあきらめないでください。子どもに残した傷のフォローも伝えていきます。
 自分の為に子どもの為にまず一歩踏み出してほしいと思います。
 


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