DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

成長2

2016-05-12 13:40:24 | 【DV加害者更生教育プログラム】
 50代男性Jさんから

 私はパートナーのお腹に3人目がいるときにケンカになり
パートナーに平手打ちをしてしまい加害者プログラムに参加することになりました。

これは一部で結婚してから
モラハラもありパートナーを精神的に追い詰めていました。
私の自覚は全くなく何で?と言う気持ちが強かったです こんなにパートナーの事を考えているのに 
休みの日は子供を連れて出掛ければパートナーは休めると考えて毎週の様に出掛けていました。
しかし私はパートナーの意見を聞かずに勝手にこうだろうで行動をしていました。

確かに相手の事を考えていたのですがパートナーは本当にそうしてもらいたかったのか?についてまでは考えませんでした。
考え方や捉え方は人によって違います。 
疲れていても家族でいたいなど人それぞれです 私はパートナーがどうしたいのか意見を聞かず勝手に自分で決めて行動してしまいました。
パートナーはどう思ったのでしょう?
私とあなたはどんな関係なの?
私や子供達の考え 気持ちはどこにいったの?
これで家族と呼べるの?
家族のフリをしていて実は私ひとりの考えでした。
これはDVです。
リエゾンに通い親好親密な関係を築けるように学んでおります。



リエゾンからのコメント

Jさんは大切なことを気づきました。男性たちは気の毒なことに自分では一生懸命頑張っているつもりなんですね。
それがまったく妻たちには伝わっていません。むしろ、なんで私が望んでいないことをするの?くらいに思っています。
グループではこのような場合、男性たちにまず、妻に聞こう、と勧めます。
「僕は何をしたらいい?」と。妻たちは必ず答えを持っています。ただ、それを正直に言えるかどうかがわかりません。
なぜなら、夫の顔色を窺っている状態だと、不機嫌になるのではないかと心配するからです。
交流分析の親交親密の関係性を持てれば、この心配はいらなくなります。妻は本心のまま、夫に遠慮なく伝えられます。
夫も素直に聞く状態を持つことができます。メンバーの男性が言っていました。
「これって、(親交親密な関係性)かなり大変なのかと思ったけど、すごく楽だということがわかった。」
そうなんです。なのに、お互いパワーゲームをしてしまうために親交親密にたどり着くことができないのです。
パワーゲームから降りること、一歩勇気を踏み出してくださると道は開けてきます。多くの夫婦に安心のできる家庭に
なっていって欲しいなと願います。
ちなみにJさん夫婦はすでに親交親密の関係性になっています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これからの予定 | トップ | 挫折 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【DV加害者更生教育プログラム】」カテゴリの最新記事