DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

成長

2016-03-06 22:46:05 | 【DV加害者更生教育プログラム】

50代男性Jさんから

他から移籍してマル1年
長かったけど光が見えた。
今回の件は腹に落ちるのを感じました。

私が無断外泊をしたことでパートナーと揉めました。
始めはやましいことがないので
そんなに怒らなくてもとこちらの意見を言っていましたが
しゃく然とせず 烈火のごとく怒る彼女にさすがに家を出ました。(出ていけとも言われた)
金も行くあてもなく迷惑をかける事をわかりながら仕方なく実家に行きました。
独り暮らしの母は
寂しさもあり受け入れてくれましたが2日ほど経って死んだ「お父さんに叱られた」と言いいだし「あなたの帰るところはここではない」
家に帰りなさいと言われました。
その日私はグループで皆さんにもらったアドバイスを考えに考えパートナーの気持ちを理解できたかな?というタイミングでの母からの言葉に母の考えも良く理解できました。
今回は自分で言うのもオカシイのですが腹に落ちるのを感じ成長を実感できた一件でした
パートナーを本当に傷付け迷惑を掛けた一件でしたが自分の成長も実感した一件でした。
母にも今の状況を正しく理解してもらえていることに感謝します。
リエゾンを紹介して頂いた方
リエゾンの皆さん
主宰の中島さんに感謝します。
皆さんいつもありがとうございます。



リエゾンからのコメント

妻と一緒にリエゾンに学びに来るようになってから1年経つのですね。

月日は早いなぁと感じます。少しずつ親交、親密な関係性の夫婦が増えてきて
私もうれしい限りです。彼の妻は、ブログの「妻からの投稿2」の方です。

彼は来た当初、優等生でした。それもそのはずです。頭にはしっかりとDVというものが何かを
叩き込んできていましたから。
でも頭でわかっても心がわからなかったら結果は出ません。
今回、心がわかったようです。お母さんの言葉も大きかったですね。

お母様、ありがとうございます。夫の親たちは、ブログにも書きましたが
下手に関わってしまい、孫と会えない状態を自ら生み出してしまいます。
こちらに来た夫たちには、まず、夫の親は関わらないように伝えていきます。でないと、寂しい老後になる可能性があるからです。
Jさんのお母様は、大切なことをJさんに伝えてくださいました。

自分の寂しさよりも、彼の、息子の幸せを優先したのです。
伝えるとき、勇気が要ったでしょう。
でも、お父さんに叱られる、と言ってJさんに帰るように促しました。

その言葉はJさんに深く落ちました。
こんな展開もあるのだなぁと、私も感動します。

Jさん夫婦は現在、子供のことを真剣に考え、相談しあえる、尊重しあう夫婦になっています。
同じ小さな子どもを持つ彼は、虐待で亡くなる子供のニュースに「涙が止まらん」「自分にできることはないか」と言うようになりました。
すごいなぁ、みんなが成長していくのだなぁ、と思います。


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