DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

なんだよ!その言い方は。

2023-09-22 09:10:16 | グループ日程

なんだよ!その言い方は。

 

中島先生のお陰で、妻と同居に戻って長く経っている。 しかし、今でも妻と衝突することはしばしばある。 その多くは妻の言動(言い方)に起因していると思っている。

 

例えば、妻がキッチンで調理している。私が今買ってきた肉のパックをどの様にしたら良いか迷い、「肉のパックは冷蔵庫にしまって良い?」と聞いたときに、「そんなの当たり前。」と強い口調で言う。私は今使う可能性があると思い聞いたのに、そのように言われると、「なんだよ!その言い方は。」と思う。

逆のこともあった。「調理しているのが見えないの。使うに決まってるでしょ。出しておいて。」と言う。妻が何を考えているか分からないから聞いているのに、ひどい言い方をする。

別の例では、洗濯物が生乾きだった時に、部屋に取り込んでハンガーに掛けておいたら、「なんだ、タンスに仕舞っていないんだ。」と言う。妻だって、ハンガーに掛けっぱなしのことが度々だったのに。

更に別の例では、パソコンでエクセルを操作していて、行の追加方法が分からず私に聞いてくる。「右クリックをすればポップアップが出て行が挿入できるよ。」と教えたのに、左クリックを繰り返して「ポップアップなんか出てこない!」と文句を言ってくる。「右クリックすれば出るよ。」と言えば、「全然でない!!」と怒り出す。妻の手元を見ると左クリックしているので、「今しているのは左クリックだよ。」と言うと、「右クリックだの左クリックだの説明が解りづらい!!!」と私に文句を言う。

その様なことがあると、「なんだよ!その言い方は。」と言い返しゲームになっていた。

 

ここ数年は、妻の言動が荒くなる時のパターンが分かるようになってきた。

そのパターンはいくつかある。

 ➀ 私のミスを厳しく指摘するとき。

 言い過ぎとか、言い方がきつい。しつこい。等と感じることがあるが、発端は私なので大人しく聞いている。反論するとエスカレートするので我慢、我慢。

② 意見や考え方が合わないとき 自分の意見や考え方を通したい時に言動が厳しくなる。

 これに反応してしまうとゲームになる。大きな問題にならないのであれば、妻の意見を優先させる。放置すると問題になると思ったときは、そこで話しを打ち切り、時間を掛けて説得方法を考えてから再度話しを再開する。

③ 何かに反応して声が荒くなる。又は、気に入らないことがあると声が荒くなる。

 反応の原因が私の場合もあるし、それ以外のこともあるが、急に言動が荒くなる。そのために私も妻に反撃する。そしてゲームが始まる。反応の理由が分かればゲームは回避できることもあるが難しい。

リエゾンに長く通っていてこの程度?と言われるかもしれないが、それが私の実力なので仕方がない。

 

 以上のような考えをやっと整理できた頃、エンカウンターでMさんが、「妻の話し方(言い方が厳しい)は、私の受取り方次第と思うようになった。」と発言されました。

 Mさんは私と同じような状況のことが多く、いつもアドバイスを送っていましたが、彼はたった一言で妻との関係改善の対応を宣言しました。

 私は、何となく解っていた。解っちゃいるけど反応してしまう。そんな状況でした。

パックの肉の例で考えれば、夕飯の時間が遅れていてイライラする妻に質問したことで「当たり前のことを聞くな。」と妻の言動が 荒くなったのです。妻の育った家庭環境では、そのようなやり取りが普通だった様に感じています。内心はムッカとしても、ゲームにする内容ではなかったのです。

 

Mさんの宣言を聞いて、漠然と思っていたことが上の様にスッキリ纏まりました。

後は実際に対応できるか否かです。Mさんと一緒に頑張って行きたいと思っている。

 

リエゾンからのコメント

受け取り方を変える。分かっちゃいるけどやめられない。

そもそもその言い方はアカンのではないだろうか?

「冷蔵庫にしまっていい?」「そんなの当たり前」ってダメですよ。これ。

リエゾンは男性を何も言わないウサギ化にはしませんから、ぜひ反論お願いします。

例えば、『あなたが本当は優しいこと、知っているよ。だから「冷蔵庫は肉を呼んでいるに決まっている。」

とか、「肉は早く涼みたいってさ。」とか言ってくれると嬉しいな。』のように、笑える反論で返しましょうよ。我慢はダメです。フッと笑えるような反論を練習しましょう。

他人は変えられない、変えられるのは自分だけ、ですものね。

 

コメント
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