らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形県立山形北高等学校 音楽科 第43回定期演奏会 終了。

2009年06月09日 23時59分01秒 | 指導
 本日、山形テルサで行われました「山形県立山形北高等学校 音楽科 第43回定期演奏会 」が終了しました。ソロや合唱を演奏した生徒さん達はみなさん良い演奏でした。

 さて、私が関わっているオーケストラですが、今回のプログラム「展覧会の絵」が決まった時~初指導の日~いやいや本番近くまで、この大曲は生徒達には荷が重すぎるのではないか?という気持ちが大きかったのです。

 当初、まわりの先生方(山形響の同僚方)もみんな異口同音「難しいのでは?本当に出来るのだろうか?」の声が多かったように思います。

 集中練習・合宿・そしてまた集中練習と生徒達の頑張りは、先生達の予想を遙かに超えていました。

 本番が近くなって来るたびに曲もどんどん仕上がってゆくのが分かりました。特に弦楽器セクションは、各パート1~2人しか専攻の子達がいない状況で、ほとんどの子達が所謂副科の高校になってから初めて弦楽器をさわり始めた子達なのです。

 今日の本番ものびのび演奏していたのが大きい印象でした。本番後に涙を流している子もいて、あ~青春!っと久しぶりにその感覚を思い出させてくれました。笑。

 凄いですね若さって・・・・。最後に指揮をしてくださった先生や見守ってくれた先生達の指導もNice!でした。おつかれさまでした。山形テルサがほぼ満員になった状況にも驚きました。最後に来て下さったお客様にも感謝をしたいと思います。ありがとうございました。
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第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

2009年06月08日 23時59分04秒 | 音楽
 本日は、色々なニュース番組で第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を飾った辻井伸行君の偉業をトップニュースで伝えていました。

 1年中どこかしらの国際コンクールで日本人の入賞者がいても一般のニュース番組や新聞で大きく扱われる事は希です。それだけマスコミや一般の方々はクラシック音楽に対して関心が無いと思われるし、重要ではないと思っているのかもしれません。

 のだめカンタービレなどの一時的なクラシック音楽ブ~ムはあってもやはりマイナ~なジャンルなのでしょう。演奏者という職業を選んだ私には寂しく思えてきます。

 辻井伸行君についても障がい者なのに国際コンクールに優勝して、他の障がい者や一般の方々も勇気づけたという締め方をしているニュース報道には少々閉口してしまいます。

 辻井伸行君という優秀なピアニストが小さい頃からの努力で勝ち取ったという事実を妙にねじ曲げてしまっては、余計な事です。一時的なスターをつくって、後は知らないという態度をマスコミが今まで繰り返してきた実績?があるからとても不安になってしまいます。

 素晴らしい音楽を奏でるピアニストとしてこれから、一時的ではなく生の彼の演奏にふれに行く人が増えていって欲しいと思います。そして、クラシック音楽をブ~ムで終わらせない我々演奏家達の役割も大きいのでしょう。

 是非、山形にも来県して素晴らしい音楽を奏でてもらいたいものです。おめでとうございました。
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Cleveland Quartet

2009年06月06日 23時59分48秒 | お気に入りのCD
 クリーヴランド弦楽四重奏団は、1969~1995年まで活動したアメリカの弦楽四重奏団です。ヴァイオリン奏者ピーター・ザラフ(Peter Salaff)がクリーヴランド音楽院で結成した弦楽四重奏団で、数々の名盤を残しています。ザラフ自身は2ndVnを担当してチェロのPaul,Katzと共に26年間不動のメンバーでした。1stVnは1回・Vaは2回その活動の間にメンバーチェンジしています。

 公式HPがあります。
CLEVELAND QUARTET

 本日紹介するCDは、1988年5月デジタル録音されたボロディン弦楽四重奏曲第2番、スメタナ弦楽四重奏曲第1番「我が生涯より」の2曲が収録されたアルバムです。最近は廉価盤の全集などが出ているので、こういった違う作曲家の曲を2つ並べているCDが少なくなっているように思えます。特に少し以前の弦楽四重奏団のデビュー盤みたいな名曲そろい踏みみたいなCDは、今となっては少々懐古主義的な趣味かもしれません。

 しかし、カップリングがどうであれ、聴き慣れた曲達であれ、演奏が素晴らしければその録音の価値は揺らがない気がします。この録音が行われた1988年といえば、Cleveland Qも第3期(1987~89)のメンバーで、ヴィオラ奏者が3代目のJames Dunhamに交代しています。

 どうして、ヴィオラ奏者だけを注目したかというと、この演奏ではヴィオラの演奏の素晴らしさが抜きんでている気がするからです。ボロディンもスメタナもヴィオラパートは難しくて、お気に入りの演奏というものにはなかなか出会えません。ところが、このCDのヴィオラ演奏はとても易々とその難しいハードルを越えて、余裕すら感じる事が出来るのです。

 こういうクァルテットヴィオラ奏者になれたら良いですね。憧れます。
HMVジャパン
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わらしべ長者

2009年06月05日 23時59分57秒 | 家族・親族
 9日に山形テルサで行われる山形北高校音楽科の定期演奏会のオーケストラ指導に朝から行きました。その後、お昼に生徒一人レッスンをして、家路につきました。山形響の演奏会が今月山形市内ではありません。スケジュール的には音楽鑑賞教室が多いからです。9日の山形北高の定期演奏会には10名前後の山形響団員が出演します。フレッシュな高校生に混じって演奏する山形響団員の講師ぶりも見に来ませんか?演目は「展覧会の絵」他です。

 さて、帰宅途中にたまにブログに登場する左澤中央通り商店街「鯛焼きさくら」の鯛焼きを買いにお店に寄ってきました。山形Qのチラシも快く置いてくださり、さらにワラビ漬けもサービスでもらってきました。(写真)鯛焼きが、より美味しくなるように改良をしたそうです。相変わらず美味しい鯛焼きです。

 実はこの2週間の演奏旅行の間に、仙台の義母がもきち&ぴのこの世話をしに家に来てくれてました。その感謝で鯛焼きをおみやげに買ってきたのですが、「美味しい~!」と言っていました。その後、山形市五日町のお祖母ちゃんの家に寄っていくと言うので、同居しているおばさんとお祖母ちゃん、亡くなったお祖父ちゃんに「鯛焼き」を3匹持って行ってもらいました。

 亡くなったお祖父ちゃんの仏壇に鯛焼きを上げること数分で、「もうお祖父さんは食べたね。惜しいから食べてしまいましょう」ともう90歳になるお祖母ちゃんは鯛焼きを気に入って全部食べたそうです。笑。

 あまりにも美味しい鯛焼きのお礼に我が家にかっこいい机と椅子が来ました。

    

 珈琲机にしても良いですし、譜面に色々書き込む作業にちょうど良い感じの机です。

 わらしべ長者になった気分です。
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帰形最初の食事はやはり・・・。

2009年06月04日 23時30分01秒 | 演奏旅行~
 本日は、午前中に(最近は行く機会が多い?)胎内市で、音楽鑑賞教室でした。

 本番後に会館の近くの「赤とんぼ」というお気に入りの喫茶店に寄らずに、急いで山形に戻ってきました。お昼ご飯は小国町の産直で食べたお蕎麦!「あ~山形にやっと戻れたぁ~~」とお蕎麦をズル~~ズルと・・・。

 約2週間続いた演奏旅行は、ひとまず終わりです。

 家に到着するとワンパタ~ンのセリフ

 「あぁ~~我が家が一番!!」

 お疲れさまでした。
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新発田城

2009年06月03日 20時04分14秒 | 歴史探訪
 本日も山形響は、午前午後2回音楽鑑賞教室を行いました。本番終了後、本日宿泊地新発田市へ。新発田市周辺には、毎年来ているのですが、宿泊するのは今回初めてです。
 国指定重要文化財の新発田城を見に行きました。
    

 平成18年4月に日本100名城に選定されたお城で、別名あやめ城とも呼ばれています。

 新発田城についてウィキペディアにありましたので、リンクしておきます。
新発田城

 新発田城近くにある赤穂浪士四十七士~堀部武庸(通称堀部安兵衛)の碑を見てきました。何百年か前にこの地に彼がうろちょろしていたかと思うと不思議な気持ちになります。
    

 堀部武庸もリンクしておきます。
堀部武庸

 そして新発田の街は、沢山のお寺があります。その中から、ホテル近くの宝光寺というお寺を訪ねてきました。
    

 神社仏閣を訪ねる事が好きなのですが、所謂観光マップに載っている所ではなくて、フラァ~っとそこらにあるお寺さんを見るのが本当に好きです。有名ではないので(私が知らないだけかもしれませんが)、誰もいない事が多くてゆっくりと静かな空気を吸ってきます。そして地元の観光協会や教育委員会が建てた説明書きを読んでくるのです。へぇ~の時もありますが、ほとんどが知らないことです。マニアックな楽しみ方です。下記にその説明書きをうつしておきます。

 ~新発田市指定有形文化財~
 宝光寺山門一棟

 曹洞宗宝光寺は廣澤山と号し、新発田藩主溝口家の菩提寺として400年の法燈を伝える下越の名刹である。溝口秀勝候の新発田移封に従って来たが、慶長17年(1612)頃、現在地に建立された。
 文政年間の大火に類焼し、本堂、庫裡などすべてを焼失したが、この山門は弘化2年(1845)十一代藩主溝口直博等の助力により復興したものである。棟梁は小澤流 若狭正藤原一中である。禅宗様を基調としており、宝光寺伽藍のなかでは抜群の建築物となっている。
 よく均整のとれた入母屋造りの二重問である。細部装飾の多いのは、幕末期の特徴である。建立以後改変も少なく、当初の姿が遺されている。
 ~後略

 この説明文を全て理解出来る人がいたら、相当な歴史マニアです。笑。何だか分からないけど理解したふりをして、立て看板の前で読みながら、うんうんとうなずいているのが楽しいのです。この山門は相当きれいな建築物でした。しばらく目を奪われていましたよ。
 
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長岡連泊

2009年06月02日 23時41分29秒 | 歴史探訪
 本日、新潟は30℃を越えたそうですね。確かに暑かったかも!!しかし、まだまだ我慢できる域です。

 午前中と午後の2回、長岡市内で音楽鑑賞教室を行いました。

 本番終了後に歩いて名所めぐりをしてきました。体をほぐす意味で、歩くのは良い事です。

 最初に行ったのは「河井継之助邸跡」。
    

 そして「山本五十六記念館」。
    

 街中には観光のために直江兼続の「天地人」の旗が今はたくさんあります。しかし、長岡の人にとっての誇りである人物は先の二人なのでしょう。本屋さんに行けばブ~ムではなくて河井継之助と山本五十六の本をたくさん見つける事が出来ます。

 知らない人のためにウィキペディアへリンクしておきますね。
河井継之助
山本五十六

 帰りに駅前でラーメンを食べてきました。

 明日もありますので、もう寝ます。
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本日は長岡

2009年06月01日 23時26分49秒 | 演奏旅行~
 再び本日より山形響は演奏旅行に出ました。さすがに2週連続で、しかも暑くなっている中、体育館での本番が1日2回ずつなので、気合いを入れていかないと気持ちで負けてしまいそうになってしまいます。本日は旧栃尾市の学校で、今週のリハーサルをしました。

 リハーサル終了後に、当ブログにコメントをしていただいている「ぶりちょふ」さんのお勧めの麻婆豆腐を食べにいきました。四川料理の麻婆豆腐は辛いながらとても美味しいものでした。汗が出て、少し体力的にも気持ち的にも復活した感じがします。

 今週を元気に乗り切ろうっと。
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