らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

さくらんぼQ in 仙台

2010年03月26日 23時52分33秒 | クァルテット
 もう何回目でしょうか?

 さくらんぼQで仙台の施設に慰問演奏にうかがっているのは・・・。

 人生の先輩達が午後の一時をくつろいでいる時間に、突然入っていって演奏するのですが、毎回お年寄り達に喜んで聴いてもらえるので、やりがいのある演奏活動です。最初は、人見知りしている方々も演奏会最後の方には笑顔に変わり、一緒に歌を歌ったり、手拍子をしたり・・・・。本日はW.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調 K.157をメインに30分ちょっとのミニコンサートをしてきました。

 クラシック音楽を聴かせだけでなく、みんなが知っている童謡の弦楽四重奏編曲版も演奏します。もちろん喜んでいただけますが、この施設に慰問に行く時にかならずプログラムに入れているのが、幸松肇作曲「弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番」から「さんさ時雨」です。宮城県地方の日本民謡ということもあるし、曲に力があるために特にお年寄りには大変喜んでもらえます。

 そう考えると、この幸松肇氏による「弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番と第2番」という楽曲は、弦楽四重奏団にとって貴重なプログラムだと思います。

 我々、山形QやさくらんぼQで幾度となく取り上げてきていますが、何度演奏しても飽きることなく、演奏すればするほどに「今度はこうしよう。今度のテンポはこうだ!」とどんどん演奏のバリエーションも増えるので、演奏していてこんなに楽しい曲は他になかなかございません。

 これからも演奏し続けますし、アマチュア弦楽四重奏団にも是非演奏してもらいたいと思います。

 今日で、今年度のさくらんぼQの活動は全て終わりました。
コメント (2)
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