らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

17作品目

2008年03月21日 23時40分11秒 | 山形交響楽団
 山形Qのメンバーの中爺君とはオーケストラでも山形Qでも行動を共にする事が多いので、ブログの内容がかぶる事が多い。個々の考えなどを記せば良いのだが、ここまで一緒だと感性までかぶってくるから不思議だ。彼が更新した後に別の話題を書く事が最近は多い。

 さて明日は、2003年10月11日(土)に山形で(県民会館)初演された池辺晋一郎作曲「小鶴」の再演が山形市文翔館で行われる。このオペラは池辺氏にとって17作品目のオペラで、藤沢周平を原作とする作品である。約5年前にやった作品なのにかなり覚えている作品で、池辺氏のわかりやすいシンプルな音楽が記憶をとどめている要因であろう。

 ただ文翔館でオペラというとんでもない企画なので演奏環境が良いとはとても言えない。しかしただ一度のイベントの為に作曲された「小鶴」を(同年11月6日鶴岡市文化会館で再演)そのまま歴史に埋もれさすのはもったいない。再演してこそその作品の価値も上がると思うし、参加してこそその価値がわかるというものだ。日本が舞台というオペラなので、山形声楽研究会の他の歌手の人達も例年以上に熱演するはずだ。日本語の歌詞がオリジナルなのだから。

 オペラ歌手だった母の影響で、私はオペラが大好きだ。室内楽の次くらいかな・・・・。だから山形響でオペラの機会が極端に少ないのが少々不満である。 いつもはDVD鑑賞で我慢している。

 せっかくの機会なので多いに楽しみたい。今日はリハ後、山辺温泉に行って久しぶりにゆっくりした。
コメント
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