らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

安部幸明

2008年03月03日 23時23分47秒 | 好きな作曲家(作品)
 このカテゴリーでは初の邦人作曲家である。
彼の経歴などはウィキペディアで。
安部幸明

彼の作品との出会いは、師匠の木村恵子先生(新日)が、植木三郎氏達と弦楽四重奏曲第12番を演奏したのを聴いた所から始まる。当時すごく感動して、そのままJFCのスコアを買って来てしまった。その演奏は後にFMで放送されてカセットテープにとって、何回も聴いた記憶が有る。その後も音大時代の先生筋のイソ弦楽四重奏団での演奏など、新作を発表するたびに東京文化会館小ホールなどに聴きに行った。何回かそのお姿を目にした事が有る。

彼は、弦楽四重奏曲第1番(1935)から第15番(1993)まで生涯を通じて弦楽四重奏曲を作曲した邦人では珍しい作曲家だ。先頃、やっとNaxos日本作曲家撰輯からCDが出た。しかし管弦楽曲であり、CDには縁がない作曲家であると言えよう。LP時代には第7番などの盤が有るみたいだが、入手が難しい。

実は山形響に入団したばかりの時、暇なので彼の作風を真似した弦楽四重奏曲を書いた事があった。中爺君などにコンピュータで無理矢理聴かせたが、後で恥ずかしくなったので破棄してしまった。苦い思い出である。

譜面が手に入るようだったら、山形Qで是非演奏してみたいんだけど・・・・・。
どんな方法があるかな・・・・・・・。

一度お目にかかってお話をしてみたかった。挨拶だけでも門前払いだけでもよかった。彼という人物にふれてみたかった。惜しくも2006年年末に亡くなってしまった。後悔している。
コメント (4)
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