らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

アマデウスの旅

2007年08月12日 01時24分48秒 | 山形交響楽団
 一昨日と昨日から遂に山形響のモーツァルトシンフォニーサイクルが始まった。この企画は、8年間かけて(全24回)、モーツァルトの交響曲全曲を演奏するというものだ。一昨日は、米沢の伝国の杜にて、昨日は山形テルサにて第一回の演奏会が行われた。両日ともほぼ満席の状態で、私が山形響に入団してから初めて大入り袋が配られた。

記念すべき第1回のプログラムは、

・交響曲 ヘ長調 K.Anh.223
・ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219(独奏:高木 和広)
・交響曲第39番 変ホ長調 K.543

というものであった。

 オーケストラプレイヤーとしてモーツァルトの交響曲全曲を演奏できる機会を頂けた事に感謝する気持ちでいっぱいである。その上、お客さんも満員!!実行委員の方々を含め多くの人に感謝。

 この演奏会を迎えるにあたって3日間の練習は、新しい奏法(ピリオドアプローチ風?)を理解するのに苦労させられた。指揮者の飯森氏のしつこい?!(失礼!)細かい師事や各々トッププレイヤーによる多くの知識を自分の中で整理するのに悪戦苦闘。本番は演奏しなくてはいけないのだからと妙に開き直り、「少しずつでもわかるようになれば良いや」の気持ちで自分なりの演奏をするしかなかった(正直)。これから後23回のうちに理解することが出来るのかかなり不安である。

 やり甲斐はあるはずである。と信じているけれど。
コメント
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