ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

ウズラ放野

2014-04-10 | 
11月より預かって育てていた≪ウズラ≫を昨日放野しました。

場所は、ボランティア仲間が、ウズラが生息しているのを確認している某所、
小高い山で、低木が生え、ハコベのような雑草も沢山生えていました。
ちょっと登ったところに、小川が流れていたので、
そこを放野場所に決めました。






預かって1週間目
まだ、心配で、差し餌してましたね。






1ヶ月目くらいかな?大分しっかりしてきました。
もう自力で食べてます。






放野の前日。
逃げ足も速くなったし、ジャンプ力も付きました





≪ウズラ≫を放野するということには、正直、色々な意見がありました。
反対する人は、≪ウズラ≫は、野生では無いからと言います。

そう、確かに、完全に野生だとは言い切れません。
もともと繁殖ウズラだったのが逃げて野生化したのかもしれないし、
ペットとして売られていたものを捨てたのが野生化したのかもしれない。
日本の在来種ではないかもしれない。
でも、この子達3羽は、外で拾われたヒナでした。(2羽は、当日死亡)
確かに、疑わしいけど、黒ではない。
オーバーな言い方だけど、疑わしきは罰せずか、
疑わしければ止めておくかです。

「種の同定」もしましたが、確定出来るものではありません。

なら、私は、≪ウズラ≫を、野で生かしてやりたいと思いました。
ジャンプすれば頭をぶつけてしまうような狭いケージで暮らすよりは、
危険は多いけど、自然の中で、のびのびと生きて欲しいと思いました。

どちらが正しいのでしょうね?

私の考えは、自然環境を守る人からは、愛護でしかないそうです。

そうなのかなあ?
私だって、別にイグアナやコーンスネークを、野に放してやりたいとは
思いませんよ。
ウズラだからです。
絶対、野生種だとは言えないけど、絶対違うとも言えない・・・
なら、私は、外で生きて欲しい。


いろいろな意見を背負って、≪ウズラ≫は、飛び出しました。
放野日の体重、107.5g

ほんと、あっと言う間



コメント (2)
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