May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

戸隠&信越五岳応援ツアー(後半)

2010-09-19 21:55:34 | travelogue
無事応援ポイントでかぞを見送って、一路宿へ戻る。今回の宿は、宿坊で、HPで見た感じはいい雰囲気だったし、お料理がおいしそうだったので決定。早くご飯を食べたくて、ノリノリのB部長の運転で宿に到着。夕食の時間にぎりぎり間に合ってよかった。お料理はいろんな食材をふんだんに使った純和風のお料理で、いつもだったらどれかひとつくらい食べられない苦手なものとかあるんだけど、今回はそういうのがひとつもなくて、全部おいしくてペロリでした。本当においしかった。そして夜ご飯の締めはやっぱりおそば。つるっとしていて美味しかった。
 
部屋に戻ってお風呂。戸隠は寒いかな、と思っていたけど、今日に限って猛暑日で暑かったので、汗を流して落ち着いた。お風呂最高。そして、次の戸隠スキー場にある応援ポイントへ向かう支度をして22時過ぎに出発。夜のドライブ。宿から近いので良かった。夜になってもそれほど寒くはなくて助かった。応援ポイントに少し早く着いたので、かぞが来るまで他の選手の様子や、応援の人たち、ボランティアの人たちの様子を観察してた。みんなそれぞれに楽しんでいる様子だった。かぞが来る前に、頭にきのこを乗せた着ぐるみ姿のランナーが来て、応援ポイントの雰囲気がお祭りモードに。普通に長距離走るだけでも大変なのに、着ぐるみで走るなんてすごすぎる。そうこうしているうちに、今大会のプロデューサー、石川弘樹さんがやってきたー。続々と応援ポイントに入ってくる選手に積極的に声をかけていて、なんともすばらしい人です。「ここまで来たらもうゴールは大丈夫。がんばって走り続けてくださいー!」と明るく選手を励ます姿。きっと自分も同じ選手という立場だから、選手たちの辛さが痛いほどわかるんだろうなぁ。と、思ってそのほほえましい様子を眺めていたら、やっとかぞがきたー!ゆっくりだけどなんとか走って入ってきた。おそばをつるっと食べて、水分補給して、ちょっと休憩。石川さんにも声をかけてもらってて、ゴールまでの残りのコースについてのポイントなどをかぞに教えてくれてた。今までの応援ポイントで一番長く会えたんじゃないかな。当たり前だけどコースはもう真っ暗だし、この時点ですでに18時間くらい走り続けてきたんだから相当疲れてるはずだけど、あと残すところ20キロ弱。あとひといきだ!がんばれー。3人でまた見えなくなるまで見送った。ふぅ。私たちも、なんとなくひと仕事終えた充実感で宿に戻りようやく床についた。。。
 
そしてちょっと寝たところで私だけ2時過ぎに起床。2時半ごろ出発。外は雨。ゴールに向かって出発。ナビを設定したけど、ゴール地点がナビに出てこなかったので、とりあえずゴール付近まで車を走らせた。辺りは真っ暗闇で結構な雨が降っていて、音楽を聴く余裕もなかったところに事件勃発。ゴール地点がどこかわからない。地図を何度も見て、ナビを設定しても、どこがゴール会場か全くわからず・・・。ちょっとパニくるー。とりあえず、今までの応援ポイント全部がスキー場だったので、一か八かで飯綱高原スキー場にナビをセットして出発。そのとき既にかぞのゴール予定時間だったので、これでたどり着けなかったらゴールで出迎えるのはあきらめようと思って走っていたら、なんとゴール会場案内の看板を発見!すごーい。神様が見守ってくださったにちがいない!って思った。無事ゴール会場に到着。さくっと車を停めて、無事会場入り。あきらめないでよかったー。

次々にゴールに入ってくる選手たち。それを拍手で出迎える応援・ボランティア、大会関係の人たち。とてもいい雰囲気だった。みんな、とにかく無事にゴールしてくれればそれでいいと思っていたに違いない。かぞがゴールしたかどうかわからなかったので、背番号で聞いてみたらまだだった。ほっ。とりあえずゴールのまん前に陣取って待つことに。予定時間を過ぎてもこなかったのでちょっと心配になった。制限時間まであと20分を切ったところで、やっとかぞがゴールに入ってきたーっ!!!とりあえず大きな怪我もなく、誰に支えられるでもなく、自分の足でしっかりと走ってゴールに入ってきてくれたのでひと安心した。写真もばっちり収めた。すごいね。やればできるもんだね。21時間半、ずっと走り続けたなんてすごいね。おつかれー。

ゴール後、すこし休憩してたら、石川さんがまた声をかけてくれてかぞも嬉しそうだった。本当に石川さんはいい人だね。しばらく汗を拭いたり、靴を履き替えたり、荷物を整理したりして落ち着くまで一緒に居て、選手たちは明日の表彰式が行われる妙高高原の宿にバスでドナドナされるので、私も宿に戻ることに。かぞのいらない荷物を車に積んで宿に戻った。戻ったのは4時半。1時間ちょっとは寝れた。長い1日だった。

最新の画像もっと見る