![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a6/1e8a79f6c0550e0bf752dcbf25596897.png)
こないだ行った、TBS『世界遺産』番組主催のイベント、『世界遺産セミナー』のために横浜へ。もう最近は「世界遺産」っていう言葉に過剰なほどに反応しているような気がしてちょっと病気か?って思えてきた。けど、病気でもいい!世界遺産のことを考えて非現実の世界で妄想・空想・現実逃避しているのがヨイデワナカ。セミナーには番組のプロデューサーとディレクターが来ていろいろ苦労話とかしてくれた。
話してくれた内容を簡単にまとめると・・・
1.TBS「世界遺産」の変なところ
・日本の尺度は使わない(例:「東京ドーム○個分」とかに広さを例えない)
・どんなに綺麗な言葉を使っても言い表せないので映像で魅せて説明する(時にわかりにくい)
・世間の流行りすたりに乗らない(例:北京オリンピックだから北京特集!とか)
2・TBS世界遺産とNHK世界遺産の違い
NHK
・レポーターがいるので、レポーターの素直な感動で伝えることができる
・より学習的で親切な説明
TBS
・レポーターがいないので映像のインパクトで伝える
・ディレクターの主観性が直接反映される(ディレクターの重要性)
・クルーの取材の苦労や感動が伝わりにくい
3.世界遺産の大半はわかりにくい
例:アシャンティ→どこに価値があるのかわかりにくい→残さないとある時代の文化が消えてしまう
そのほか苦労話とかここがよかったとか。とにかくどう見せるかっていうことにある意味すごく苦労しているんだな、っていうことがわかったような気がする。そして実際に作ってる人の顔とか見るとやっぱりその番組への親近感が少し沸くというか、なんだか今までよりもっと楽しめそうな気がした。
・ルイス・バラガン邸(建築家の使命、静けさを表現するということと「光」の取り入れ方に注目)
・カナイマ国立公園(二度と行けない場所、ヘリで急降下を体験して死に掛けた!?)
・我眉山と楽山大仏(ディレクターのおすすめ物件)
・ハワイ火山国立公園(ディレクターのおすすめ物件)
・ハバナ旧市街と要塞(ディレクターはお気に入り、プロデューサーはまた行きたいとは思わない)
などなど。
ロケ班は全部で5班くらいで、一度に3回分撮るので近場で廻ったりして、自然遺産の場合は約1ヵ月半、文化遺産の場合は約1ヶ月取材に出るらしい。いいなー、同行したいー。実際、辛いのかもしれないけど一度体験ロケ班とかしてみたい。まぁこんなド素人が行ったら使えない!って怒られるだけだね。こういうイベントはもっとこまめにチェックして参加しよーっと。