○オバマ大統領とチェイニー氏の、グアンタナモの収容所を閉鎖することについての対談を聞かせていただきました。
チェイニー氏は、テロリストは拷問をされなければいけないんだ、のようなことを言われていました。
私はその言葉が耳から離れず、(そうかなあ … ?)と思っていました。
アメリカ人を守るには、テロリスト(のアラブ人)を拷問にかけるよりも… と思いますけど。
テロリストは、初めから人間じゃないんだ。拷問をされなければ分からないんだ。←この言い方。
これって、「ユダヤ人は生まれつきのサタン(悪魔)だ」というのと同じじゃないの、と思いました。
ユダヤ人とキリスト教徒が和解した、ということは聞かないので、グアンタナモ収容所は閉鎖すべきでない、という方の勢いが強くなるんじゃないか、と思っています。(キリスト教会に従うとは、「「テロリストは、初めから人間じゃないんだ」のような見方をしなければいけない」、ということでしょう? つまり、チェイニー氏は、キリスト教会に従順でいらっしゃる)
○私は日本人として、東京裁判(極東国際軍事裁判)は、許せないです。
勝者が一方的に裁いて、敗者(=日本)の言い分を一つも聞いてもらえなかったという点が、です。
帝国主義というのがそもそも、そういうやり方だったと思う。強い方の思うがまま、相手の言い分は一切聞かない。
今も同じ。テロリストとされているアラブ諸国の主張は、アメリカは報道させない。
「相手の言い分を一切聞かない」というのは、キリスト教会の、ユダヤ人に対するやり方と同じじゃないか、と思いました。
(日本は東京裁判に対して、もっと強く反対する、又は、日本人の手で再審をすべき?)
○オバマ大統領は「核兵器廃絶」と言われているけれど、私は、(あの、ちょっと…)と思っています。
核兵器廃絶に賛成の人が、どのくらい、いるんだろう?
私は、日本人が、スミソニアン博物館ですか、「原爆展(反原爆展)」をしようとしたら、させてもらえなかったことを思い出してしまいました。
(オバマ大統領は)良いことだからと、一気に進めようとしているように見えます。
私は、K.K.K.(クー・クラックス・クラン)のことが思い浮かびました。
「K.K.K.」というのは、最初から黒人を襲うのが目的の、白人の団体ではなくて(サディズムだったのではなくて)、リンカーンが奴隷解放をして、黒人奴隷は市民権を得られた。それを、一気にやったのですね。(そのように見えます。)
その日を境に、黒人は選挙権をもち、立候補もできるようになった。自分たちの町のことを自分たちで決められるようになった。字を読めない黒人も大勢いるのに。自分で決めることなど、許されてこなかったのに。
一気に白人と同等になって、(今までの仕返しをしてやるぞ)と思った黒人もいたのですね。
白人を襲う黒人から自分たちを守るべく、白人がK.K.K.を結成したのですね。
私は、黒人が市民権を得られるまでに、もう少し時間をかけたらどうだったかな、と思います。
同様に「核廃絶」も、劣化ウラン弾の悲惨さを、大多数の人が認識する(させる)とか… 一つずつ… 。
まずは、オバマ大統領が、広島・長崎にいらっしゃってください、なんて。
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何が言いたいかというと、私はキリスト教会が「目的を達するまでに、一刻でも早い(速い)方が良い」、というふうに指導しているらしいのです、キリスト教会がそのように指導しているのなら、オバマ大統領は、一気に核廃絶を進めようとするのだろうな、と思います。良かれ、と思ってすることが、かえって混乱を、招いたりしなければ良いが、と思います。
(フランスからピレネー山脈を越えて、スペインの大西洋側まで、「巡礼の道」があるそうです。(「サンチャゴ巡礼」?)
(以下、『アマゾン』の、「星の旅人ーースペイン「奥の細道」」 (黛まどか著)の、「カスタマーレビュー」中村氏の、 より引用)
キリスト教徒は、「神、サンチャゴに向かってわき目も振らず、一心に歩く」姿勢が良いとされているそうだ。
黛さんは、「時には、道端に咲いている野花に足を止め、佇(たたず)み、花の声を聞くのも巡礼の一部… 」と言っている。
(引用終わり)
私は黛さんに大賛成で、キリスト教会の「(目的(地)に向って)わき目も振らず、一心に」というのには、大いに疑問なのだ。
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以上、私は、キリスト教会を裁くとか、責めたくて、上の文章を書いたのではありませんからね。←これをアピールしとかなきゃ。(罰するとか、私にはできません。当然)
キリスト教会に関しては、これで終わり。(もう書きません)