臓器を移植してーーたとえば、心臓なら心臓を、他の死んだばかりの人のと取り替えて、それで移植された人は救われるーー(何て、医学の発達はすごいんだろう!)と思っていたけれど、私は2年くらい前から(何か違うような…)、という感じが否めませんでした。
TVで「再生医療」について、していました。
自分の臓器、例えば心臓が悪くなったとします。心臓にほんの一部でも良好な部分があれば、そこの細胞を取って、培養して増やして、数がある一定量を越えれば、元々心臓だったものは心臓の働きをし始める、というのです。
その臓器の良好な細胞を増やして、幕のような状態まで増えたら、その幕を元の臓器に貼れば、元の臓器が良好に再生される、そういう医療が今アメリカで盛んに行われているそうである。
(何か、夢のような…)と思いましたが、(これも、何か違うような…)
(私は一体、何が不満なんだ?)と自問自答してみました。
「気持ち」!です。臓器を、健康なものと取り替えても、再生できても、(自分の気持ちも聞(聴)いてよ!) と思うのです。親に反抗し、社会の反抗し、突っ張ってきたのは、ひとえに「気持ち」を聴いてほしいからでした。そういえば、そうでした。
診察の時に、臓器も診察して下さって、気持ちも聴いてくださって、それなら、鬼に金棒です。
臓器移植は、最後の最後の手段にしていただきたいです。
病気になる=臓器が悪くなる、のは、血液が汚れている場合がある(多い?)そうです。
臓器を交換する前に、血液をきれいにする(菜食とか、断食が良いそうです)ことも、やってほしいです。
臓器を取り替えて、ホイ、ではなくて、一人の人間を足の先から頭の先まで観てくださって(気持ちも)、できれば、手術をしないで治すことができたら、最高ですネ。