倉野立人のブログです。

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〈みんなの施設をみんなで整備〉

2012-07-13 | インポート
7/12 Thu.  
地域のみなさんの、健康と交流の拠点として、多くの愛好者に活用されているマレットゴルフ場 「 アカシアの杜 」 に、本格的な〝住民主体の公共工事〟が緒につき、この日から心を合わせて汗が流されています。

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この 「 アカシアの杜 」 は、犀川の河川敷にあるニセアカシアの樹林に鍬(くわ)を入れ、地形を利した独特の林間コースを住民パワーで造成、今やスポーツと親睦の拠点として活用されています。
しかし、ここのところのゲリラ豪雨などの影響でコース内が水浸(つ)き状態になることから、この際、抜本的な雨水対策と、併せてコースレイアウト変更も含んだ抜本的な改修工事を行おう!ということになり 「 犀川南マレットゴルフ場愛護会 」 が中心となって広く声をかけ、多くの市民愛好者が、まさに手弁当で参加してくれたものです。

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コース内に自生するニセアカシアの 間伐 を行い、その倒木を リユース し、コースサイドの〝枕木(まくらぎ)〟として活用します。

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伐採には、ムラの樵(きこり)の I さんにご足労いただき、安全確認・指さし確認のうえで木にノコ(チェーンソー)が入れられます。

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伐採してみて初めて、幹の内部が腐って危険な状態になっていたことが判る場面もあり、整備作業の大切さが再認識されました。

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切った幹はさらに細分され、男性陣が息を合わせて運搬します。

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それらは、幹の形状とコースレイアウトの相性をみて適宜に埋設され、快適コースの一助を成します。

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こちらでは、重機を使って伐根し、コースを広く整備しています。
また、こちらでは填圧機(てんあつき)が登場、ボールの転がりが良くなるように、丁寧な作業がされていました。

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機械化の一方で、こちらでは手づくりの道具を用いて、法面(のりめん)を形成されており、まさに 「 餅はモチ屋 」 の人海戦術です。

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オトコショ(男衆)の傍らで、女性陣は、女性ならではの手作業に勤(いそ)しまれており、まさに みんなの総意 で、力と心を合わせての〝協働〟への取り組みがされ、何とも頼もしい限りでした。

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「 みんなの施設をみんなで整備 」 この協働・共助の精神は、この施設を生み、これまで継続的に整備されてきた基本的な考え方であり、今回の作業も、その意識に浸透ぶりを改めて示すものです。
今回の整備を通じて、施設がヨクなるだけではなく、みんなの意識が改めてひとつにまとまる〝目にみえない効果〟があることを確信したところです。
いつの間にか居着いたニャンも 「 がんばってニャン!」 とエールを送ってくれていました。

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*作業は15日(土)まで行われています。愛好者の方は、普段のスティックを鋤簾(じょれん)に持ち替え、僅かな時間でも結構ですので〝参加意識〟を実感しにお出かけください!

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