8/16 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 5:30 AM ]
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夏祭り や 煙火大会 などの 夏のイベントが各地で行われていますが、京都府福知山市の河川敷での煙火大会の開催直前、多くの人で賑わう屋台から 爆発を伴う出火が発生、大変な惨事となってしまいました。(負傷された方々の一刻も早い回復を祈ります)
報道によると、屋台で販売にあたる男性が、携行缶に入れたガソリン燃料を発電機に移す際、携行缶にたまった揮発気を事前に抜くのを怠ったうえに、発電機の電源を入れたまま給油しようとして 引火、爆発に至ったようです。
TV番組で、元東京消防庁の方が 「 一定量以下のガソリンについては、GSなどの保管施設から携行缶に移すのには資格が必要だが、そこから先の扱いについては資格が無くとも行うことができます。後は使用者の責任、給油の際の揮発気抜きや電源を落とすのは当然のことで、これはもう使用者の常識に依(よ)るしかないのです。 」 と解説していました。
いかに〝取扱者のモラル〟が大切か、ということでしょう。
そのうえで、屋台を行う業者グループが使用手順を互いに確認し合うこと、また主催者や当局(消防など)が 予め注意喚起を行うことが必定(ひつじょう)と申せます。
さらに言えば、今回の事故の背景には 「 馴れ 」 からくる〝手抜き〟があったことが否めません。
予め揮発気を抜く、給油の際には電源を落とす、などの基本操作の手を抜いたことによる事故には、すべての関係者、もっと言えば、ある作業にあたる全ての者に大きな警鐘を鳴らしたものとも申せます。
「 初心忘れるべからず 」 に回帰させられる事故でした。
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そのような〝他山の石〟を見た、ムラの夏祭りの最終日、フィナーレは川中島駅前を囲んで座る子どもたちによる 「 盆の送り火 」 ともなる 花火タイム でした。
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そんな中 「 たかが手持ち花火と侮(あなど)ることなかれ 」 と、ムラの役員サンたちは 子供の安全を守るために 「 オイ、もっと手を伸ばさないとヤケドするゾ。 」 と適時適切に声をかけたりしていました。
祭りのフィナーレは、地面に並べた花火の柱、みんなは行く夏を惜しむように立ち上る花火を見つめていました。
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と、賑わう会場の出入り口では、車両の入場を制限するべく 交通安全協会のみなさんが 3日間に亘り 立ち番 を務められておられます
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来場者が去った会場では、間髪入れず あと片つけ作業が始まりました。
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イベントは、撤収まで完遂してこそ 初めて終了と言える、を地でいく手際のよさ、みんなで黙々と作業に当たります。
ゴミは手作業で分別し、市のルールに基づいてゴミと資源に分けられていました。
夏の夜長を飾った 「 夏祭り 」 主催者の熱意と努力、徹底した安全管理の下で、集まるみなさんに笑顔を呼ぶ 楽しいイベントとなりました。
他地区から訪れた ゲスト のみなさんも、この盛り上がりぶりに感心しきりでした。
3日間に亘って踊り抜いた舞踊会のみなさん、ホントウにおつかれサマでした。
一家を挙げて運営に関わった N ファミリーのみなさんも、充実感の笑顔です。
夏の夜長は、みんなの心がひとつになって、楽しい余韻を残しつつ更けていきました。
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