倉野立人のブログです。

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長野市議会本会議一般質問で「一問一答方式」が採用され、緊張感のあるやり取り

2008-09-10 | 国際・政治

9/9 Tue.

市議会定例会は9/9(火)から一般質問が始まり、今般、私の所属する政信会が中心となり、旧守派の激しい抵抗を乗り切り実現した「一問一答方式」が、従来の「一括質問一括答弁方式」と並行して質問議員の選択制でようやく開始の運びとなりました。

本定例会では、私の所属する会派は先輩議員が発言することになっており、私は勉強を兼ねて、新方式での丁々発止をじっくり見させていただきました。

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なにしろ、質問する議員も初めての経験、答弁する市長以下理事者も初めての経験、また裏方の議会事務局も初めての経験と、台本だけ読んだ演劇を、稽古なしでいきなり上演するような(^^)まさに「ガチンコ勝負」でしたが、一言でいえば、従来の一括方式の漫然としたやり取りに比べ「はるかに面白い」というのが率直な感想でした。

折しも、本議会は試行期間の選択制のため、ある議員(全員が旧守派でしたが ^^)は旧来方式での質問、ある議員は新方式での質問と、一日の中で両方を対比することができ、それもまた興味深いものでした。



こうやって対比してみると印象は歴然でした。旧来の一括方式は、質問者が予め全文を通告してある質問文を棒読みし、それに対し市長以下理事者が同様に作ってある答弁原稿を棒読みするという、ある人に言わせれば「オトナの学芸会」然としたつまらないものでしたが、一問一答方式は、一球一球のキャッチボールのように、ある質問
を投じ、それに対し質問ごとに理事者が答弁するためメリハリがあり、何より旧来方式と異なり全文通告がないため「生きたことば」での答弁を引き出す(特に市長に対し)ことが可能です。また、投げ返された答弁で納得できない場合は、掘り下げて再び質問を「投げ返す」ことも自由であることから、視聴する市民の皆様のみならず、議員・理事者双方にとっても、そのやり取りは深まりが生まれる面白い展開となりました。



いま世間では、永田町のドタバタがクローズアップされていますが、中央政府のコップの水を巡る争いを尻目に、市民に最も身近な長野市議会こそが、確実に改革の歩みを進めています。

今日ご紹介した本会議の一問一答方式をはじめ、議会報における発言者の氏名・会派名の記載政務調査費の適正化など、目に見える部分から見えない部分に至ってまでも改革が緒に就き、そして、その改革のあらゆる局面において、所属する「政信会」が中心的役割を果たしています。

今後も、私の議員活動に併せ、政信会の幹事長として、会派が取り組む議会改革についてもご報告してまいります。

ヨロシクお願い申し上げます。

★・・・〈本日の取り組み〉・・・★

9月定例議会本会議に出席します。

住民自治協議会「総務・広報部会」に出席します。