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あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

UTMF/装備考_折り畳み式(Z系)ポールについて

2011-02-18 | 2012_UTMF
ULTRA-TRAIL Mt.FUJI公式ホームページ

相変わらず大本営からの発表・更新がないですね(苦笑)

出場が決めたなら、どうなれ走る!の永田さんVSヒョードルな心境でいきます。
道はどんなに険しくても、笑いながら歩こうぜ!

twitterやmixiでもUTMF話題は一部で盛り上がってますが、
一昨年のNHK/激走!モンブランの特典映像「鏑木毅が語る三大難所・登りのテクニック」
にも言及された、ストック・トレランポールに関してが多いような。

BDのZポール発売日には、あたし(kyow_tw)のtwitterでも皆さまのtwwet
が祭りになるほど注目されている=過去に使ったことが少ない装備だと思います。

特に今年は、BDしかりLEKIしかり、各社が折り畳み式をORで発表したこともあり、
その煽りもあるのかもね、

ストックに関してですが、経験測から少なからず書くと、
長さは「身長の65%前後」を基本値とし、使い方や好みに応じて変えます。
伸縮タイプの場合、登りでは短め・下りでは長めにする調整使用を推奨とあります。

通常の山行のなら調整している暇も余裕もありますが、レースは別物。
夜間や判断力の鈍る徹夜明けの状況で調整してる余裕は・・・あたしはないです※キッパリ

あたし(約身長167cm)は、シナノトレランポール(110cm)を使ってます。

基本値は110cmに近くちょうどよいです、登りはジャストサイズ。
ただ、降りでは若干短い。友人に115cmタイプを借りて試したところ、
降りではこちらの方がちょうどよかったです。

長さ調整ができないストックを選ぶ際は、自分が主に使うのは「登り」「降り」
どちらかも加味してサイズを検討してみるのも手。
UTMFコースの標高図が見えないですなんともですが、長い降りが続くようならば、
115cmを購入、アップダウンで標高を刻んでいくならば110cmで望もうと思います。
前者は降りのダメージ回避のためストックを主に使用する・後者なら登りで積極使用し、
上半身の筋肉も使い足を温存させる作戦です。

また、海外メーカー折り畳み式は10cm刻みでサイズ設定されているため、
自分の身長にちょうどよい長さがあるか、軽さ云々の前にポイントになります。

※身長175cmで約114cmが推奨値ですので、海外メーカーは100・110・
 120のラインナップでは差があります。
※シナノトレランポールとODBOXU.L.バランサーは115cmあり
※BDとゼノンはハンドル部分が長めにとってあるので、持つ部分を変えることで
 微調整できる
↑2/18現在の情報です

それと、折り畳み式はアンチショック機能の非搭載が主ですので、
岩場など固い面を突いた際にダイレクトに力を受けますので、負荷があります。

素材については、現状だとアルミ/カーボンの2択状態ですね。
カーボンは軽さで優位・強度も強くなってますが、破損した場合が異なります。
カーボンは何かの衝撃で破損した場合、折れ(割れ)ます。
アルミは衝撃で破損した場合、曲がる⇒折れるの2クッションあります。
※激走!モンブランでガイジン選手が曲がったポールをパックに差していたあの状態

カーボンが折れるのはよほどの衝撃ですが、素材の特性も加味して選ぶもよいかと思います。

個人的にはデザインがカッチョええ!!方を選んじゃいますが(笑)

UTMF申込みの翌日、奥多摩練習会に参加

2011-02-07 | 2012_UTMF
UTMF申込みの翌日、先週に続き、蚊取り線香さん主催の奥多摩練習会に参加しました。
今回は6名参加、全員がUTMFにエントリー済みとこゆい面々が集まりました(笑)

<コース>
武蔵五日市→ラン→ 浅間尾根経由 御前山 →湯久保尾根経由 瀬音の湯 45K



取り付きはバスは使わず、この練習会では珍しくロードをランして距離を稼ぎます。
みごとに凍結しているところもありましたが、天候には恵まれ暖かい一日でした。



写真は月夜身第2駐車場手前。

氷・雪の写真ばかりですが、雪が残るトレイル箇所はほとんどありません。
この時期(または天候なの?)月夜見山に入るトレイルはマイナルートになるのか、
枯葉をラッセルするような状態でした。

今回の練習で、あたしが注意したのは、足の置き方。

UTMFを完走するためには、あたしの脚力ではルートを走る(歩く)際に、
一歩一歩のインパクトを軽減させ、ダメージ回避と脚力の維持温存できるかだと思います。
なるべく石や根で足を水平における箇所に、高さを稼がずに踏み出すことを意識しながらも、
下を凝視せず普通に踏み出す足捌きをUTMF本戦までに身につけることです。
蚊取り線香さん曰く、昨年や秋に比べよくなっているとのこと、ホッ。

あとは、山に行く前日に13K~20Kのロードを走り(1K5~6分程度で)、
刺激と疲れをいれてから山に入ること。
ある程度疲れた状況で練習での足の負荷を高める目的もありますが、
山とロードでは使う筋肉が違うのでさほど苦ではないような?
※ももがパンパンなレベルではキツイですが



ハセツネ本戦では暗くてわかりませんが、御前山の登りは広くニセピークが続き、かなりキツイ。

日陰や北面では、霜柱が発達して歩いている際に急に抜けることがあるので、
トレランやハイクで山に入る方はご注意を。


一緒に練習に参加された皆様、お疲れ様でした。

UTMF/レギュレーション※多分、STYも共通

2011-02-04 | 2012_UTMF
以下、ランネットモバイル版より

■装備必携品
・携帯電話(大会事務局の電話番号を登録し、番号非通知にせず十分に充電すること)
・個人用のカップもしくはタンブラー(150cc以上)ビンは不可
・最低1リットルの水
・ライト2個(動作確認済み)、および予備の電池
・サバイバルブランケット
・ホイッスル
・粘着テープ(包帯、ストラップになるもの。80cm×3cm以上)
・携帯食料
・レインウェア(山の悪天候に対応できるもの)
・ランニングパンツまたはレギンズ(膝丈よりながいもの)
・帽子またはバンダナ
・熊鈴 ← 日本オリジナル
・保険証またはそのコピー ← UTMBではパスポート

■強く勧める携帯品
・手袋、帽子、防寒着は悪天候の予報がある場合は不可欠
・最低限の現金(予期できない条件のときのため)

■勧められる携帯電品
・着替え、地図、コンパス、ナイフ、日焼け止め、ワセリン、針と糸

登山道へのインパクトを軽減するため、ストックには必ずキャップを装備し、
使用禁止区間では使用してはならない。
レースを登録していない人の併走やエイドステーションなど規定されている場所以外の
立ち入りは禁止とされている(ペーサー不可)


ほぼUTMBレギュレーションのトレースです。

日本オリジナルとして、「熊鈴」「保険証」。
これは、ロードメインの方は耳慣れない装備かと思いますが、春先で熊も活発化する時期に、
山を走る・登るなら必ず携帯すべきアイテム。
一部トレイルですが、ロードの野辺山ウルトラで友人は熊を目撃しています。

雨具はもう少し説明があってもよいかと思います。
天候にも左右されますが、雨具として、撥水と防水は異なること。
特に長時間に雨の中行動を余儀なくされた場合、撥水系では確実に水がしみてきます。
それが体温を奪い、低体温症を招くおそれが十分あります。
※トラムシ山の遭難は、夏ですが低体温症でおこっていることに注意

それと、防寒具。
ちなみに、スタート地点の河口湖の5月平均気温は、最高19.7度/最低7.9度です。

昼夜の温度差は11.8度。それに加え、100m標高が高くなると、マイナス0.6度
気温がさがります。雨ではなく、風が吹けば体感温度も下がります。
また、人間は疲れてくると体温が下がります。
ランパン+Tシャツで走る選手はいないと思いますが、一般のランナーレベルでは、
必須に近い装備ではないでしょうか。

ちなみに今年のUTMBは、昨年の教訓から、雨具の基準/防寒具の必須/レギンズ等に
ついては、膝だけではなく、膝だけ+ゲーターやロングで足を完全に隠す指定となってます。
※レギンズはUTMBの見解はあくまで携帯すればいいので、キリアン選手などはパックに
いれていると思われる。鏑木さんも膝を出してニューハレテーピングだから同じかな

あと携帯電話ですが・・・ソフト●ンクは電波大丈夫なの(爆)

ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)開催確定。ついでに言わせてほしいこと。

2011-02-02 | 2012_UTMF
ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)公式サイト

UTMF(UltraTrailMt.Fuji)
距離  :160km
累積標高:8000m
制限時間:48時間
募集人数:800m
参加資格:100kmまたは50km×2レースの完走経験
参加料 :24,000円?

STY(SizuokaToYamanashi)
距離  :90km
累積標高:4500m
制限時間:26時間
募集人数:1200人
参加資格:18歳以上の男女
参加料 :18000円

⇒共に、2/5 10:00よりランネットで募集開始。


やっと正式発表になりました。

・・・少し生意気なことを書かせてもらいます。

資格について。

当初、第1回だから参加資格はない、完走が無理でも100マイルにぜひ参加を!でした。

もちろん資格がないほうがうれしい、友人と同じレースに参加することでモチベーションも上がる。

だけど、夜間走行と2日間(二徹になる可能性高い)160kmの山で行動することは、
いくらエイド・サポートがあっても、チカラがわからない全ての人を受け入れていいのか疑問でした。
※前半の関門制限をキツくして、足きり&ボランティア稼働時間を減らす作戦かと思ってた

あたし、昨年のCCCに参加して81kmまで行動して、雨・山頂ではみぞれの中や膝まで水につかり沢をわたりました。
その中で、救護バックを抱えて飛び出すボランティアや、虚ろな顔でエマージェンシーシートにくるまる選手、
前半部で低体温症になった方もいたと聞きました。
予選のポイントを獲得して、わざわざフランスまで走りに来る猛者でも、山の天候が狂えば、
そういう結果になるということ。

もし、無資格で決行したら、完走率だけでなく「危険」臭ただようレースになったかもしれません。

鏑木毅がよく言われる「自立したランナー」。
100マイルを走ることに求められる「自立性」は、無資格でオープン募集できるほど、
トレイルランナー全般にはまだ根付いてないと思います。

UTMBも昨年の実績からレギュレーション内容は厳格化しました。
STYもそうですが、レギュレーションについても厳格化をお願いしたいです。
5月といっても富士周回は標高が高いため気温が低く、深夜・ランパン一枚なんて装備で
天候が荒れたらシャレにならないです。

それと、主催者い言いたいのは、今年のUTMBで姉妹レースを最終交渉したのであれば、
必然的に「安全面」も念頭におくわけで、「無資格」が前提の判断は冷静ではない。

あと、twitterやイベント・仲間内での情報小出しは、混乱とへんな期待感を生んだ原因。
ここは、仲間に少しでも伝えたいという気持ちを主催者・取巻きの方も冷静に抑えるべきでは。
※この小出し情報は自分も助かりいましたが、↓ができていれば済んだことでは

ゴールド・ウィン社は、ランネットのメールで申込み開始を告知→延期したのであれば、
公式サイトで一文なり、正式なリリース(一行程度の延期のお知らせでもいい)をのせる
べきだったのでは?
主催者が正式な情報を流さないために、小出しの情報に頼る傾向になった結果、
混乱と期待が高まった原因ではないでしょうか。

開催に向けて尽力をつくして頂いたこと、本当にありがとうございます。

だけど、その中で「開催する」こと、つまり、手段が目的として高まったのではないでしょうか。

なんでこんなことを書くかというと、資格制限で来年のUTMFに目標を切り変えた
多くの選手がいるということ。来年も開催継続をお願いします。

で、あたしですが、100マイルをゴールできるかどうか、走ったことないのでわかりません。
(最長行動はMおんたけUの105k/一晩徹夜)
CCC(あたしの場合は81km)やハセツネ(73km)を走りきれたけど、
そこはまだ100マイルでいえば半分。
モチベーションはあったとして、そこからさらに疲れとカラダの酷使はプラスされます。

5日のクリック戦争に勝てれば、UTMF走ります。あと、朝寝坊しなければ(笑)

UTMF/1月14日エントリー開始延期を正式決定

2011-01-13 | 2012_UTMF
※写真はシャモニで購入したスノードーム

以下、ゴールドウィン社からのメールを転載。

今年5月に開催予定しております「ウルトラトレイル マウントフジ」の
募集開始日を1月14日(金)と告知しておりましたが、諸般の事情により延期させて頂きます。

再三にわたりこのような状況になってしまい大変申し訳ございません。
実行委員会として全力で各種準備を行っておりますので、もう暫くお待ち下さい。

以下、大会実行委員長 鏑木毅からのコメントです。

「再三にわたり、募集の延期となってしまい本当に申し訳ございません。

UTMF開催は多くの方々の夢であるとともに、私自身の夢でもあります。
そのため日本初の100マイルレース開催に向けて、多くのハードルをクリアしてここまで参りました。
現在、最後の調整を行っております。

ご迷惑をおかけしておりますが今暫く公式発表及び募集開始までお待ちください。

UTMFは必ず今年開催いたします。皆さん、今から自分のペースで長距離レースに対応できる
体力および気力を鍛えておいてください。5月のUTMFのスタートラインでお会いできること楽しみにしています。」

鏑木 毅


ヤキモキ、ヤキモキ。

UTMFの事前意見交換会に出席したので、情報が入ってきますが、
参加されなかった方には混乱と噂が先行するような気がします。
新聞に大会概要が掲載されたのは公式発表でないということなんですかね。

ぜひとも開催してほしい。
それと、OSJ箱根のような次回中止の結果にならないように祈ってます。