あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

UTMF/ドロップバック箇所の変更と必携品の追加

2012-03-22 | 2012_UTMF
アートスポーツさんのトレイルランニングblogを読んでたら、
UTMFのレギュレーションが再変更しているようなのでまとめます。

【必携品の追加】

・携帯トイレ


だそうです。
これは、アートスポーツさんのブログでオススメ商品がUPされてます。

【ドロップバッグについて(UTMFのみ)】
・選手はスタート時に、途中のエイドステーションでピックアップ出来る荷物を預けることが出来る。
・荷物には選手のナンバーを記載した目印をつけ、主催者がピックアップステーションに輸送する。
・ピックアップステーションは、富士山こどもの国(UTMF)。STYはなし。
・指定されたエリア以外でのバッグの交換は出来ない。


これは、重要というか、この前までUTMFは2箇所、STYは1箇所だったよね(苦笑)

UTMBに準じた(UTMBはクールマイユール1箇所のみでデポ/CCC≒STYはなし)
レギュレーションになったということか。
2箇所になったことやSTYでデポ可になったことのほうが以外だったので想定内。

バック変更もこの場所でOKのようだ※UTMF 

先週末発表されたコース概念図と累積標高表を見ると、予想どおり中間の
STYのスタート地点を兼ねた富士山子供の国でデポ=大エイドとなる。

その先は下り基調で標高を下げ、コースの最高標高を迎える最大の難所と思われる
天子山地縦走エリアに突入することになる。

関門制限が発表されてないのでタイムテーブルを作っていないが、自分のゴール予測
(ギリギリ制限時間内で完走)から、最大の難所を2日目の夜間に迎えることになりそうだ。

STYは82K。つまり、ハセツネ+約10K。ハセツネを完走している人なら、
デポがなくてもエイドがあるし、問題ないコース設定だと思う。
制限時間はハセツネ+2時間の26時間だし、ハセツネが累積標高差は約4600m、
STYは4200mとこちらは-400m。
ハセツネは前半の鋸の歯状のupdownで累積標高を稼いでいるが、こちらは天子山地で
どかんと稼ぐ設定・・・自分の実力だとSTYの方が楽しく走れそうな予感が。

UTMFは48時間制限ながら、156㎞累積標高差8530m。
おんたけウルトラ(105k)の累積標高差約5000m、信越五岳(110K)は約4700m、
約ハセツネ2周分の累積標高と思えば想像しやすいが、子供の国(77K)を越えてからの
82kmのなかで累積標高4209mとハードな設定だ。

主催者の方や関係者がもしこのブログを読んでいたらお願いしたいのだが、
レギュレーションの変更があった場合は、公式HPのNEWS&INFORMATIONのところに、
「必携品が追加になりました」「ドロップバックの条件が変更になりました」とか更新
された情報の告知はちゃんと掲載してほしい。

2012_UTMFの競技規則が少し更新されてる件。

2012-02-24 | 2012_UTMF
詳細は、UTMF公式サイト/協議規則・注意事項を。

先週日曜に確認したけど、微妙に更新されてます。
大きな変化はないですが、戦略を練る上でポイントになる箇所は↓

【ICチップはシューズ装着タイプを使用】
・ICチップにより、出走人数完走人数の管理、および各エイドステーションにて
 通過チェックを行う。
・選手の記録とともに氏名の判別もでき、個人を特定することが可能である。
・選手は必ず競技中はICチップを両足のシューズに装着しなければならない。
 エイドステーションにてシューズを履きかえる場合必ず装着し直すこと。


途中でシューズ変更する選手も多いし、UTMBでも採用されているゼッケンに
ICチップをつける方式かと思いきや、シューズ着用のタイプを採用とのこと。
どうせ着替えるから、ゼッケンベルトやゴムひもをつかってゼッケンをつけようと
思ってたけど、シューズへのICタグとなるとシューズ変更の際に手間取りそう。
公式HPの写真をみるかぎり、一般的な針金入りのアレで結びつけるタイプだ。


【必須装備の追加】
大会側で配布する蛍光テープ(必ず後方からの車に見れるように貼ることex,バックパック)


夜間走行を考えると、蛍光テープはあった方がよいが、「必ず後方からの車」と記述
されているところをみると、ロード率が高いということかな。
2年前のコース発表前でトレイル率7割程度、東海自然道などを考慮すると5割程度
と記憶している。


【携帯装備の重量規制】
装備の総量はスタートの時点、もしくは休憩所のチェックポイントで2キロを超えること。
そして、コース上すべての場所において、装備の総量が1キロ以下にならないこと。


これは、UTMBでも同じ。トップ選手とかは抜き打ちチェックが入るということかな。
必須携帯で水1Lがあるので1kgは持つことになるし、自分のような完走目標の参加者には
あまり影響ないことだ(苦)ロード・ウルトラメインの方だと普段より重装備となるか。


【必須装備の変更不可】
すべての選手はレース競技中、必要な装備を装備していること。すべての装備はナンバー
カード配布時にチェックされ、その装備をレース中に変更しないこと。


これは難しい。確認された装備は変更できないのはわかるが、例えば、先週のさかいや
UTMF対策講座で横山選手が話していた、昼間は軽いライト2本、エイドでのサポートや
ドロップ箇所で夜間用の重いライト2本に変更することはできないというこなのかな。
それとも、変更の可能性があるもの(例えば、上記のようなライト4本)は、
全て確認してもらえさえすれば、必須携帯のライト2本をもっていれば、確認済みの2本は
ドロップバックやサポートに預けることができるということになるのかな。

※3.21に主催者側で以下の規定を変更。UTMFのみデポ1箇所になりました
【ドロップバック/ドロップポイント/バック交換】
・選手はスタート時に、途中のエイドステーションでピックアップ出来る荷物を預けることが出来る。
荷物には選手のナンバーを記載した目印をつけ、主催者が各地点に輸送する。
・ピックアップステーションは、富士山こどもの国(UTMF)、本栖湖スポーツセンター(UTMF/STY)。
・指定されたエリア以外でのバッグの交換は出来ない。

これは重要☆

●UTMF=2回ドロップが可能
河口湖から時計回り(15時スタート)を想定すると、1回目がこどもの国、
2回目が樹海エリアに入る手前の本栖湖となる。
距離と標高差が読めないので、夜間装備(寒さ対策含め)と昼用の装備をどちらに
置くかはなんともいえないけど、UTMB=1回に比べ、箇所が多いのはありがたい。
ジェルなどの補給食は消費物だが無駄にかさばるし、夜間と昼間では防寒装備が異なる。
特に、必須携帯でない防寒装備の入れ替えできるのはいい。

本栖湖スポーツセンターにドロップ箇所を設定したのは気になるところ。
昨年、鏑木選手のセミナーでUTMFの予定コース・クライマックス箇所を走った友人から、
「最後にこの登りはないだろうぉおおお!な設定(苦)」と言ってたので、
そのクライマックスを考慮してのことかも。
もちろん、自分の場合は、このあたりでは足は残ってないはず!

●STY=1回ドロップが可能
CCCに合わせてドロップなしと思っていたが、これは良報!
初めからゴールでも全ての装備を携帯しなければならない状態が回避できる。
後半戦用のジェルだけでなく、防寒具の詰め替えなどないのとあるとでは、
作戦が異なる。特にスタート時は雨でその後天候が回復する場合では有効。


●バック交換ができる
ドロップバックのことか走るときのバックパックのことか解釈にもよるが、UTMBのように、
装備確認後バックにタグをつけて交換できないルールは適用されないとなるのか。
信越五岳のように後半戦用のザックを別に用意して、ドロップ時は中身ではなく
ザックごと替える作戦がとれるかも・・・ただ、必須装備の確認後は変更不可なので、
変更する全てのパックや中身をチェック時に確認してもらうことにはなるのかな・・・
必須装備確認後の変更不可ルールの解釈によりけりだ。

2.18三浦半島縦断トレイル/2.19さかいやUTMF対策講座

2012-02-22 | 2012_UTMF


2.18は三浦半島縦断トレイルレースに参加。
今回は準備不足といろいろとモヤモヤを引きずったままで参加。
正直、ゴールタイムは7~8時間、今の状態で完走できればいいやくらいの無謀感。

結果として、自分の時計では6時間30分切り。


主催者発表は・・・DISQ(苦)

どこだろ?コースアウトで元のコースに戻った箇所もあるが、
集団で動くようにして、大きくコースをカットした場所は記憶にない。
CP&エイドでエイドに気をとられてパンチをわすれたか。ま、いいか。

鎌倉天園以降、ペーサーのアンさんにかなり引っ張ってもらっての好タイム、
キノコパワーありがとうございます☆
TDGは日本から通過時間を追いながら応援します!

今回、心折れ部&チームIBUKIからも大勢参加し、お祭り気分の大会でした。
とても楽しかったです☆皆さん、お疲れ様でした♪



↑三浦富士からの富士山☆

この流れで、19日はさかいやの横山選手が講師のUTMF対策講座に参加。
三浦半島でのゴールタイム(自分の時計で、大きくショートカットはしてないし)が
思いのほかダウンしてなかった。
これなら、まだUTMF完走の可能性は消えてない。
それと、UTMBのNHK番組では、鏑木選手より横山選手の方が闘志と痛みがビシビシと
伝わってくる場面も多く、初・横山選手の講座に期待して出席してきました。

講座内容で気になったところを書くと

・100マイルレースは100Kを過ぎたところからが勝負
・ルールを巧く使いこなせるか。デポ以外にアシストに荷物を預けて受け渡しできること。
例えば、ライト2個必須携帯でも、昼のステージなら軽いモノをアシスト預け交換して携帯すればよい
・UTMFのレギュレーションは、携帯必須であって着用必須でないことに注意
・ニューハレの足首固定は、足首のかかとにカップを作るようアレンジして使用
・ベスパは、肝機能のあげる効果がある。なので、ベスパONLYで摂取しても効果なし
 必ずジェルなどと併用。エネルギー分解効率をあげることが役目
・詳しいコースやデポ箇所はちょっとわからない
・ジェルフラスコはつかわない。几帳面な性格なので、1回分の正しい摂取量がフラスコ
だと目分量になりわからないから
・レース開始2時間前から30分おきにジェルを摂取。レース中も同じペースで摂取
・レース中、ベスパは2時間おきに摂取
・後半は体調不良のため体温管理などカラダの機能が落ちてくるので注意。通常時より、
ジャケットやインナーが必要になる
・眠気対策には、途中寝ることが一番いい
・ストック(BDのカーボン愛用とのこと)は、ザックをおろさずしまえる方法を検討するとよい
・100マイルレースは、装備の工夫などで1時間程度タイムを短縮できることもできる

※デポの箇所は、UTMF大会公式サイトでUTMF=2箇所(富士山こどもの国/
本栖湖スポーツセンター)、STY=1箇所(本栖湖スポーツセンター)の記載アリ

興奮醒める前に、さかいやでキリアンザック量産型SKIN PRO10+3を購入。
UTMFには使用しないけど、リアクター(11L)の後継機がほしかったので。

いまのところ、UTMFはCCCで使用したXA-20を予定。
ドローコードを使わないとおまんじゅうみたくなるが、コードで巧く絞れば
重さとフィット感がよい。ただ、胸ベルトがはずれやすいのが厄介。

CCCの時に比べ、装備も軽量化してきたので、信頼のリアクターも候補。
11Lに割りに不思議とつめる。外側ポケットの容量は別なんじゃないかな?
夏は、着替え&食料以外に、サンダルも入れて走れるし。

じゃあなんでキリアンザック買ったの?となるが、そこは物欲魂(笑)

10Lクラスのザックが他に手持ちにないし、かといって6L程度だと
ワンウェイの練習が多いあたしにはレースONLYの宝の持ち腐れ。
10+3Lならば、春夏の練習なら温泉道具&着替えが十分入る容量。
ハイドレは使用したくないので、一度ザックのサイドにボトルを入れて使ってみよう思う。
(推奨使用では、胸の下×2に500mlボトルが入るポケットに入れる)
そうしないと、ボトルonlyで使用する際に、ジェルを入れる場所がない。

後日談で、シーズンオフ&練習不測もあるけど、三浦半島縦断トレイルのダメージが大きかった。

足はバキバキ感がキタタン後日くらい残ってるのに加え、月曜に生もの(白子)を食べたら
内臓が弱っていたようで、食あたり。一晩中、1時間に1回トイレと友達に。

いやぁ~、これにはかなりまいった。

100マイルを完走できるのか。

2011-10-28 | 2012_UTMF


今シーズンのトレイルレースはハセツネで終了。参加したレースを振り返ると、

7/3   北丹沢12時間耐久レース     完走  8時間48分
7/17  おんたけウルトラトレイル100K 完走 16時間49分
9/24  信越五岳トレイルランニングレース 完走 19時間48分
10/22 日本山岳耐久レース(ハセツネ)  完走 15時間33分

震災の影響もあったが、中止になったのはハセツネ30Kのみ。
今年は耐久系とロングクラスに絞って参加してきた。
それと、2011年の国内最長レースであり、自分の苦手とする「走る」設計の
信越五岳トレイルレースを完走できたこと。
これで来年、次なる目標を狙っていける環境が整った。

次の目標は「100マイル」完走。
想定する大会はUTMFとUTMBだ。
おんたけウルトラの100マイルは・・・参加資格がない(苦笑)

スピードで競うのは自分には限界があるし、長く歩きたいなら勝手に歩けばと思うが、
納期(制限時間)が決められている中で、最高の企画をプランニングし提案する
プランナーという仕事柄、大会のような場面をつくるのがむいている。

それと、自発的な場合はたがい朝寝坊する。

昨年のおんたけウルトラから感じているのだが、超ロングトレイルは「旅」だ。
「旅」は途中でやめてしまったらつまらない。だからゴールを目指す。

100マイル=160Kをイメージすると、ハセツネ2周+ハーフがほぼ同距離。
おんたけウルトラ+ハセツネ/信越五岳+ハセツネで気持ちオーバーな距離。

想定ゴールタイムは、蚊取り線香さんの経験測からUTMBで「40時間」。
完全に2晩目があける時間だな、朝寝坊なのに大丈夫か?
ハセツネもおんたけもレース中に道端で寝てるしな~

UTMBは抽選もあるので、2012-2013の出場と長い目でみたい。
となると出場確定のUTMFが本命になる。

UTMFに関しては、距離に対して臆病になる理由はないが、未知なことが多い。

-コースが発表されていないため、トレイルがイメージが読めない
-昨年発表でロード・林道区間が約4割とのことだが、その割に累積標高差が多い
-アラウンドというだけに、富士山を直登するコースはないのに累積標高差が多い
-流出した決行条件では、トップ選手通過数時間後に一部関門を締めるサドンデス
 関門制限を設定するなど、ある意味で斬新なルール適用の可能性がある
-シーズン頭5月開催のため、足ができあがっていない、こなれていない

100マイル完走に向けて、自分でわからないこと、まだ足りないこと、学ぶべきこと、
多くのことをトレイルで知り合った仲間から教えてもらうことになると思う。
いまから、感謝。

だけど、100キロでさえ走らない人に言わせればクレイジーなのに、
100マイルは目ン玉飛び出るほどのマグマでwjな目標だと思われるんだろうな。
※ここだけプロレス頭

だが、がんばる。

UTMF公式ホームページ、更新。

2011-03-03 | 2012_UTMF
詳しくは、ULTRA-TRAIL Mt. FUJIホームページ【公式】で。

かいつまんで書くと、

・詳細発表については、もう少し時間がかかる
・STYについては、バス・宿泊などパッケージをバス会社とつめてる

バスや宿泊については、UTMFもパッケージが欲しいですね。
富士五湖ウルトラのパッケージ実績から、富士急行仕切りになるのかな。

実行委員会の方々が尽力していること、調整が難航していること、
特に関門制限や無理な走力を強いることになる設定回避するための交渉、
まだ輪がつながっていないなど、各所からぼそぼそと耳にしてます。

本当に頑張って欲しいし、本当にありがとうございます。

ただ、公式ホームページのお知らせ文にある「募集開始までに、既に1年以上かけて調査,
調整作業を行ってまいりました。」って、言い訳がましいことは書かないでほしいです。

100マイルという日本初のスケールの大きいレースです、
開催する方も走る方も困難なことは百も承知。※仕切りの悪さは別です

まだ発表できません(キッパリ)でいいじゃないですか。

1年後、エイドの悪さはOSJクオリティ、仕切りの悪さはUTMFクオリティ
なんて造語がトレイルランナーの間で流行りだしたら、笑えるな。