イチロー、ＭＬＢ１５００安打。

日本代表が３連覇を目論んでいたアジアカップがイラクの優勝で幕を閉じた。イラク×サウジアラビアの決勝戦はインドネシアのジャカルタで行われマハムードのゴールで１対０のスコアで初優勝ということになった。国情が不安定で国内リーグは中止や延期が相次いでいるということだが、近隣国でプレーしている者も多いとの事。それでもＦＩＦＡランキング８０位のチームが優勝したのは凄い。ブラジル人のビエイラ監督が「今日だけは、銃を思う存分撃って欲しい。祝砲として、空に向けて」と語ったらしいが、その後祝砲の流れ弾によって７人以上が亡くなったという報道があった。撃った人の罪状はどうなるんだろう？そもそも捕まるんだろうか？戦場化した国の惨状が垣間見える。生死の狭間でサッカーする選手は強い！ということなんだろうか。何か考えさせられるＡＦＣアジアカップであった。
さてＭＬＢではイチローが１０６０試合目で１５００安打に到達し、アル・シモンズの１０４０試合、ジョージ・シスラーの１０４８試合に続く３番目の到達スピードということらしい。年間最多安打はジョージ・シスラーを上回ったのにこちらは１２試合ほど遅かった。ここは２０００安打で抜き返すことを希望したい。順調に行けば２００９年には怪我さえなければ達成できそうだがこれからはスピードとの戦いになる。いろいろなものとの戦いが待っているのがイチローのモチベーション維持の秘訣かもしれない。ところでタイ・カップの１５００安打は１０７０試合目だったのでこちらはイチローの方が早かった。そして今、日米合計２７７９安打なので、３０００本まであと２２１本なのだがこの記録を巡って、来年の夏にはまた大騒ぎになりそう。日本記録は張本の３０８５安打だから、再来年の５月ごろにも大騒ぎはあるんだろうな。う～ん、日本記録とメジャー記録、日米通算記録の３つの記録に追われながらイチローは記録の山を乗り越えていくんだ。しんどそう！！

とりあえず、ホークス抜け出す。

パリーグの順位の中で２位から５位までが面白くなってきた。ホークスが一歩抜け出し、１１ゲーム差をつけてとりあえず次の１週間とその次の１週間の首位をほぼ確定した。その代わり２位のファイターズと３位のマリーンズはゲーム差なしですから１日で変わりうるし、４位のライオンズと５位のバファローズもゲーム差なしで毎日日替わりもあり。しかもファイターズからバファローズまでたったの２ゲーム差。相当いろいろなパターンが出てくるだろうが、残念ながら数字の集計は週１回しかない。だから個々で楽しんでください。ちょっとゴールデンイーグルスが離されてしまったが、３週間もあれば２位争いには参加できるかも？
ところで、セリーグの方はベイスターズの首位はほぼ確実だが、そうすると２位のタイガースもほぼ２位確実ということにならざるを得ない。今週の争点はそうするとドラゴンズとジャイアンツの３位争いって事になる。スワローズも相変わらず独自の戦いを展開していて、次の週も責任を持って１番下が約束されている。その割りにスワローズは存在そのものが派手に見える。そこへ行くとカープは地味だ。上から見ても下から見ても斜めから見ても一番語りづらい位置にいるし、今日珍しく全部の球団の名前を出してみたけど、どうしても最後になっちゃうんだよね。

山崎は３４本目のホームラン。

今日はあっちこっちで花火大会が開かれている。それを受けてプロ野球のスタジアムでもポンポンと花火(ホームラン）が上がっているのかと思うが、目に付くのはやっぱり山崎の３４号かな。今日は全部で１２本のホームランが出ているがローズのホームランはないらしい。ところでアジアカップも行われているが対韓国戦はどうやらＰＫ戦の結果韓国が３位になったようだ。今日は疲労感たっぷりのため、眠りながら見ていたので、所どころ空白になっているが点数のところは最後まで０×０だった事だけは覚えている。ゴールという花火は上がらなかったようだ。ところで今週の結果はあと２０時間もすると確定するが今のところ白黒がはっきりしていて気持ちのいい星取表である。１位と６位が抜け出してと言うか６位のほうは抜け落ちてというかまあ、１位は別天地へ、６位は番外地へと急いでいるような具合になってきた。特にスワローズの成績表を見ているとどうしてもワーキングプアという言葉が思い浮かぶ。グライシンガーが勝ち、石井が三振を奪い、青木が、ラミレスがヒットを量産し働けど働けどチームは貧しい。そんな気がしてしかたない。

ホームラン生産もおじさんパワー。

昨日のヤフードームの試合はライオンズ球団搭乗予定の飛行機が延着のため試合前中止ということになった。ライオンズの昨日はグッドウィルドームだったから羽田から福岡へ向かう予定だったのだろうが整備不良じゃどうにもならない。横田から飛べれば近いのに、整備不良は回避できそうも無い。何を言いたいのだろうこの辺は？
ところで、パリーグのホームランを大量生産していたゴールデンイーグルスの山崎武に忍び寄ってきた男がいる。史上最強の３８歳に迫ってきたのはやっぱり３８歳のタフィー・ローズでした。７９日ほどローズの方が先に生まれたんでこっちのおじさんの方が年寄りだけど、昨日２本ほどホームランを生産。３０本に手が届き山崎と３本差まで近づいてきた。当たりだすとクセになりそうな選手だけに今後の山崎選手との争いが楽しみ。つい先日マリーンズ戦で里崎の首を絞めていたようだけど出場停止があけてからもパワー全開で振り回している。もうじき３９歳のおじさんパワーはホームラン生産の世界にまでやってきたようだ。

山本左近がスパイカーのセカンドドライバーへ。

７月２６日スパイカー・フェラーリは、山本左近を今季残り７戦においてレースドライバーとして起用することを正式に発表したようだ。クリスチャン・アルバースが解雇された後釜として、昨年ドイツＧＰからスーパーアグリのセカンドドライバーだった山本がシートを得たようだ。これで昨年と同じ佐藤と山本がチームは違うが同じ土俵というかサーキットというかアウトドローモというかそういう所で戦う事になる。なんかレッドソックス対マリナーズみたいで面白い。今年の佐藤琢磨はすでに４ポイントのドライバーズポイントを獲得している。スパイカーはまだコンストラクターズポイントが０ポイント。ぜひとも頑張っていただきたい。尚チームの正式名称はエティハド・アルダー・スパイカーF1チーム。さてそれから７月９日にごちゃごちゃ私が書いてたダーレー・ジャパン・ファームが中央競馬会報で正式に馬主登録を告示された。これでもうすぐ参戦可能なんだけど、厩舎の空き馬房の関係とか、調教師との関係など舞台裏で進行中だと思うけど、美浦なのか栗東なのかとか、具体的な姿がまだ見えてきていないがとにかく興味深いことではあります。そんな訳で野球の方も３連戦が終わってパリーグは勝ち組と負け組にきれいに分かれたけど、セリーグの方は次の３連戦へ先送りしたチームが４チームある。あと三つ終わってから考えましょう。

求む！足の速いドリブラー

今日は、というか日付けが変わったけどサウジアラビア戦が忙しかった。基本的にこのてのチームとの試合は不得意なような気がする。走るスピードが遅い、相手がドリブルしながら走るスピードにボールを持っていないのに追いつけないシーンが随分とあった。そして日本にはドリブラーがいないというかドリブル開始５メートルほどで追いつかれてしまう。インターセプトして９～１０回程度のパスを繰り返し、やっとゴール前。それに対してサウジアラビアはインターセプトからドリブルしながら、もしくはドリブル→パス→ドリブル→シュートというスピード感についていけない後半であった。まだ、シュートする位ならパスしたいという気持ちは日本選手にはあるように見受けられました。まっ、しかたないので３位決定戦の韓国戦頑張ってもらいましょう。今度の土曜日だそうです。
野球はタイガースとカープが２連勝、必然的にドラゴンズとスワローズが２連敗。つい先日、初戦に負けたチームは２戦目に頑張るというようなことを書いたが、疲れてくるとそうもいかない事もあるんだなという見本かもしれない。パリーグではホークスが連勝、２位、３位が火曜日に負けたので１位、２位の差がどこまで広がるのか、少し心配になってきた。

工藤公康、対１３球団から白星

やっと後半戦の幕が開いたが、初日にして両リーグ共今週は首位の交代がない事が早くも決まってしまった。ますます元気なベイスターズのおじさん工藤公康投手でした。無事に３勝目の勝ち星をジャイアンツからあげた工藤はセリーグ６球団およびパリーグ７球団から勝ち星をあげた。２００５年の６月１６日ゴールデンイーグルスから勝っていたのをまったく知りませんでした。１部の皆さんごめんなさい。片方のホークスは出遅れていた斉藤和美が再び帰ってきた。本当は交流戦で帰ってきて欲しかっただろうが、少し遅れたけどやっと両目が開いた。和田と新垣がピリっとしない今日この頃杉内が１人踏ん張っていたが、頼もしい男が復活してホークスの後期に明るい光が差し込んだようだ。
あと話題と言えば、ライオンズが再びＡクラスに戻りそうだって事かな。でもまだ雨の影響を受けるかもしれないし、どうなるかは日曜日の開票速報の頃考えましょう。最初の行に首位が確定したって書いたけど、実は先週から決まってたけどね。

スワローズの出塁率。・・と得点力。

今日から２学期じゃなくてオールスター明けの後半戦が始まる。どこが優勝するんだろうって言うのはともかく、今日どこが勝つんだろうってのが気になるようになってきた。これは進化に違いない。前回どこかで投手の良いチームが野球は強いと言う事になったような気がする。打線は水物、打てなきゃ勝てないのが野球なんだけど、ヒット１本で勝てる場合もある。じゃどういうヒットが必要か？１×０の日の１打点と１３×１の日の１打点はシチュエーションにもよるが勝利打点であっても若干違うような気がする。何が言いたいのだろう？
整理すると打率か、打点か、ヒット数か、塁打数かいろいろ考えた結果、ここでは出塁率ということにした。一番高いのがドラゴンズの福留、次がスワローズの青木そしてジャイアンツの高橋由と続く。４位以下はウッズ（Ｄ）、ガイエル（Ｓ）、ラミレス（Ｓ）、森野（Ｄ）、谷（Ｇ）と続く。ここまで３チームしか出て来ないがこの中で長打率が最も低い森野でも０．４６９ときわめて高い。こういう選手が１チームに３人もいれば、それだけで得点力となるではないか。それではこの３チームは我がオセロリーグにおいてどういう位置関係にいるのかと言うと、甚だ心もとない。３位４位６位と言う事になる。ベイスターズとタイガースの名前は出てこないではないか。表のリーグの方の成績はドラゴンズが１位でジャイアンツが２位らしい。スワローズは何をしておるのだということになる。どうしているんだろうという疑問がわく、しかし１０点取っても１１点取られれば敗れる。これも野球なんだから仕方がない。でも今年のスワローズってたいへん興味深い、これからも黙って見守る事にする。たぶん強いとか、弱いではなく個性的なんだろうな。

アロンソが雨まじりのＧＰを制す。

今回のヨーロッパグランプリって何かとっても面白かった。スタートしてすぐに大雨のため水のカーテンの中を疾走、タイヤバリアへの激突寸前のマシンが相次ぐ中３台目に止まってしまったハミルトンはちょっと油断している間になぜか復活。しかし周回遅れに近いロスは最後まで回復することなく、マッサとアロンソの争いに加わる事はできなかった。ライコネンは油圧系トラブルのため後半リタイヤ。それでもやっぱりフェラーリとマクラーレンの戦いとなった。５５週目あたりのマッサとアロンソのドッグファイトは手に汗を握る迫力たっぷりの内容だった。しかもその時、追い討ちをかけるように再び雨が降り出すという低気圧の演出もするどくレースを、盛り上げてくれた。レインタイヤへの交換、ピットレーンでのニアミス等見どころの多いヨーロッパＧＰだった。今年はドイツＧＰが行われないようなのでメルセデスの優勝と言う事で現地は盛り上がった事であろう。これでルイス・ハミルトンのデビュー以来の表彰台物語もおしまいとなってしまった。最後の最後でハイドフェルドを捕らえれば連続入賞が・・・という展開だったが、とりあえず９着と言う結果になった。それでもドライバーズポイントはまだトップの座を維持しているたいへんな新人であることには変わりない。予選のクラッシュから始まりとんでもないレースだったが、次からの活躍を期待したい。次のハンガロリンクは８月５日、抜きどころの少ないサーキットだけにいつもの上位にいるチームに有利な展開になりそうだから、また迫力のあるレースをしてもらいたいものだ。そういう訳ですのでプロ野球は火曜日から後半の開始です。

そしてヨーロッパＧＰはニュルンベルク。

前回に続き、オーストラリア戦もワンセグによる観戦となってしまった。ちっちゃなボールを追いかけていたら、やたらと目が疲れてしまった。幸運にもオーストラリアの得点場面と高原の同点ゴールを時々画面がとまる中、動き続ける電車の中で目撃する事ができた。ＰＫ戦でやっとたどり着いたが、前回のアジアカップと同じく、川口のセーブに感謝という感じだった。やれやれとちょっと油断している隙にマクラーレンのハミルトンが右フロントホイールにトラブルが発生してタイヤバリアにクラッシュという話があって、幸い異常は無いようだが出走についてどうなるかは様子見のようだ。クラッシュ前のタイムは１０番手のようだが彼にはデビュー以来の連続表彰台の記録もかかっているし気になるところだ。ＰＰは例によってキミ・ライコネン、次いでフェルナンド・アロンソ、そしてフェリペ・マッサのフェラーリ２台とマクラーレン１台が定位置を確保。その後のハイドフェルドと例のクビサのザウバー勢まで何かこの辺に固定化してきた。無事出走できたら、１０番手のハミルトンはどういう走りをみせてくれるんだろう。今夜も楽しみ、そして明日も眠そうだ。