二文字

今朝の天気ときたら・・・久々に青空、爽やかな空気。
ふむ。。。
雨が降り続くだけでも晴れだけが続くだけでもない・・・
善いことも悪いことも、まぁ適度にあるんだねぇ・・・と思わせる。
そこを凌いだら、きっとお天道様が導いてくれるんだ・・・などと、お気楽な気分にさせてくれる・・・この自然というのも凄いもんですなぁ・・
これも四季という季節がある日本的な発想なのかな～？

さて、「母性」、湊かなえ氏を初読了。
ふ～む・・・シンドイね・・・怖いね・・・サスペンスか？ミステリーか？
クソ暑いこの時期に読んだら、気持が寒々とする・・・（苦笑）

自分にも多分あろうかと思われる、母性を内在した母親でもあるという部分を引っかき回される気がするから、な～んだか気持がその一文や言葉に揺れるんですね。
グサグサ棘が刺さる気がするから、ムカムカしながら、或いはハラハラしながら、げげっ、うーん、え～？・・・エラく情緒不安定になりながら読まされました（笑）
でも、こういうストーリーはこの後はごっつぉさんだ・・・
膿の出てる傷を塞いだくっつき過ぎた絆創膏をメリメリと剥がす痛さに似てる。
封印してたと思ってたのを掘り起こされてる気もする・・
あ～、しんど。
ごめんなさい、素晴らしいと言えばいいのだろうが、素直に言えないわ・・（笑）
なんでかその題名に引っ掛かってね、想像したストーリーでは無かったけど、
やはりえぐられるね～(^_^;)
もういい・・・が正直な感想かな・・・(^^ゞ
意気地無しであります。

でも、母性って抽象的でムズカシイ言葉だね。
あまり考えたこと無かったけど、子を産んだ母だけなのか、本来女性なら誰でも持ってるものなのか・・・二文字に限定されると、何だか実はアヤうい気がしてしまう、というのも変だけど。
母原病・・・なんて言葉が一頃世間を騒がせた事件もあったけど、
人は誰でも母源病菌を内在してるのかもなぁ・・・とも思う。

たまたま、母と向き合う時間が増えたこの三年の間につらつら思う事があるので、その二文字の言葉に惹かれたのかもしれない・・・ストーリーを読みたかった訳じゃないんだな・・・これも自分の中の課題・・・（苦笑）