kyon's日誌

つれづれに・・・

「子産」

2020年02月04日 | 日記
昨日は忙しい空模様で、雷も鳴ってたけど、雨がミゾレになりそれがまた雨になり・・・とまぁ・・・何だこりゃ~的な空模様で、今日はこれからシベリア寒気団がどど~っと降りてくるから冷え込みや雪が降る予報・・・らしい。
過ごしてみないと分からない・・・まぁ、0~4度内の気温だから、降るやもしれぬ。

ところで、芸術と狂気は同等か・・・朝ドラを見てるとそこは一緒かもなぁと思うのだ。
親友の旦那が陶芸家をしてたから・・・どことなくこのドラマを見入ってしまう。で、もしも、もしもだが、ワタシの中にもあるかもしれない狂気が目覚めた時にはどうなろうか?などと、果て無い幻想を描いてみたり。でも、そんな幻想を想ってみるだけアホなことだけどねぇ・・・(苦笑)
アホのついでを言えば、覚醒しないようなほどほどの暮らし方をしてる・・・・ん~行きつくところはせいぜいアルツハイマー・・・かなぁ~(笑)

99パーセントの努力と1パーセントの才能が天才なのだとしたら、どの辺りで生きようかということがいいか悪いかは別にして、1パーセントの才能に生きられない庶民を作っていてるような気もする。
まぁ・・異能という才が無いといえばそれまでだが、歴史の中で異能を磨いた人が生き残る最大の『武器』を要していたと、・・・・まぁ、昨日読み終えた「子産」という春秋時代の「鄭」という国に生きた天才と言われた執政からそんなことをふと思った。「子産」は孔子が憧れた人だった・・・とはねぇ・・
「鄭」という弱小国が「楚」と「晋」の大国のハザマでどのように難関を乗り越えたか・・・例えば、それは古代日本と琉球の姿に重なり、まぁ凄いの一言だが・・・(^_^;)
ワタシなりには彼の歴史観には目を見張るものがあるなぁと、色々な作品を読みながらつくづく思ったりする。
ただ、天才と言われる人にも最大の理解者の宰相「子孔」がいたことが「子産」を育てた・・・「子産」の異能、天才ぶりを認め、見守り、自らは出しゃばらず、後押しし、しかも我が身を振り返ることが出来る謙虚さも持ち合わせた人物こそが、実は異能であり、懐の深さの持ち主であり、出会いであり・・・

もしかしたらそんな人と、ワタシらはどこぞで知らぬ間に出会っている可能性がある。すれ違っただけかもしれないし、深く関わることになるかもしれず・・・あぁ人生は分からんね・・・出会いと己を顧みる謙虚さと思いやる心と・・今も昔も変わらずに必要な心の有りようかもしれない・・・

才能が無いのも「才能」だと思っていたが、異能であることは最初からそれを運命づけられた生であろうから・・・それも大変なことだよなぁ・・・
ワタシは99パーセントの努力さえしてないグータラ者・・・ん~時代小説はつくづく面白い発見をくれる・・・
と、今朝は読後感に毒されている(笑)
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2 コメント

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そう言えば・・・ (itudemoyumewo1228)
2020-02-04 11:30:21
主人の兄が九州で作陶を生業にしています
義理姉も一緒に・・・
釜は電気釜ですが。
ほぼ自給自足で生活してて
私からしてみると 違う世界のようです
義兄はもともとは 画家です
でも 田舎の後継者として 戻ってから作陶を始めました
農家って後継者がいないと農業年金ってのがもらえないようで
その時 家の主人が田舎に帰ることになっていたら
果たして私は結婚していただろうか?って 今思いました
現実には主人は私と結婚の約束をしていると言うことで
エンジニアであった兄が 職も絵も捨てる
形で戻ったのです
義兄の昔々の作品がいくつもわが家にあります
東京で個展をしたり 今では とても手の出るお値段ではないですが(笑)
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ゆめ様へ (kyon)
2020-02-04 21:07:44
へぇ・・・そうなんですか・・・そういえば、陶芸家をしてるようなお話は以前にチラッとブログで知ってましたけど・・・絵もお描きになってたのね・・・
それ、全て、センスが作陶にも活きますよね。
どこかしら、通じ合うものをおやりになってる・・・凄いですね。
ねね、もしかしたら旦那様にも何かしらの遺伝子があるかもしれませんね~・・・ゆめ様もパッチをするし・・・
どこかに通じる何かが引き寄せてるのかもしれません・・・どんな形であろうと出会いであろうと、ご縁が結ぶものだろうから、きっとゆめ様は付いて行かれたと思いますけどね・・・(^^ゞ
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