kyon's日誌

つれづれに・・・

「天かける」に

2024年02月12日 | 日記
ワタシはつくづく人の生きてく過程のドラマを見るのが好きだ。「孔子」の話もそうだが、中国ドラマにはまるのも、時に素晴らしい作品に出会う楽しみがあるからだな~・・・ま、単純に人間が好き・・・なのかもしれない(笑)
だからさ、ご近所のいつも話す奥さんがあれやこれやと楽し気に孫から勧められた「ハリーポッター」を読んでると聞くとへぇぇ~~凄いねと思う。
孫と本を共有してるというのが凄いなぁと。今は本を読む子が少なくなったとか言われ、本屋も廃業をするような時代。でも、ワタシの様に本はタブレットやスマホではなく、やはり紙に印刷した文字を読みたいというのはへそ曲がりかもしれないけど、それでもやっぱり就寝前の読書は止められない。
最近は読み残して栞を挟んだまま最後まで読めなかったものをつらつら読み漁っている。中には何度か読みかえした本もある。
浅田次郎さんのエッセイ系は実に面白く、宮城谷昌光さんの人物伝系はなお面白いし、ほとんどは読み終えてしまった葉室麟さんのものも人間の実年齢は8掛けだ・・・なんて話は忘れられないし(笑)非常に面白い。
再び読み終えたのは「天かける」という松平春嶽の話で、幕末に坂本龍馬や最後の将軍であった一橋慶喜、土佐藩の山内容堂、薩摩の島津斉彬、西郷隆盛などが出てくる話で・・・最初に読んだときはちょっと面倒くさく感じてあまり面白みを感じなかった。だから途中で止めてしまっていたが、何気に読み始めるとやはりこれは最初からまた読もうと思い立ちましたね。で、春嶽さん・・・と呼んでいいのかどうか分からんが、
彼は越前(福井)藩の藩主にもなっていますが、中々の人物だったのだなぁと改めて感じたことでした。一橋家から養子として迎え入れられ越前16代藩主になった。幼い頃から英明で、もしかしたら、う~~ん・・天才だったかもなぁ・・・とワタシ的には感じる。先見の明があり、島津斉彬の影響も受けたようだし、山内容堂とは親しい関係にあった。
思えば幕末の時代は混とんとしてた時代の一つで、海外からも開国の脅威を迫られたりしていた背景もあるが、様々な人物が暗躍したり活躍している。坂本龍馬とも会ってるようだし、竜馬の発想もよく理解していた風な感じがする。自分も開国派だったせいもあるし、海外からの脅威には国を一つにして立ち向かわねばならないという考え方は島津斉彬、山内容堂らと分かち合っていた理想だったようだ。
尊王攘夷などと様々な志士たちが起こした世の流れをかなり冷静な視点で見つめている。出しゃばらずじっくりと意見を聞き、国の為に良かれという判断を常にしていた。
昔のTVドラマの時代劇などでは春嶽さんは策士で陰険なようにされていたけど、あれは嘘ですね(笑)
本から影響を受けやすいワタシの勝手な想像だが、実に頭の良い方だったろうし、素晴らしい部下にも恵まれていたのだ。
類を友を呼び、良い気のある所に人は集まる・・・
すんごく大雑把だけど、単純に言えばそんなことから何事かが成り得るのかもしれないなぁ・・・なんて思いも抱いたのでした。

さて、今日は午後から妹夫婦が久しぶりに秋田に来る。
ワタシの読みでは、多分、息子や娘にバレンタインチョコをくれる為に来るのではないかと推測・・・さてさて、ワタシの読みは当たるかな?(笑)
時代の立役者の筆頭ではないだろうけど、攘夷や開国に尽力した方だったんだねぇとやっと読み終えて感じたのでした。(苦笑)
歴史上の人物を一つ一つ辿ると面白い。彼らがその時代に何を考えていたのかという想像も楽しい。私たちはある時代の筆頭で暮らしていないから、実際には何が起こったのか政府が何を考えたのか・・・そういう裏事情を知らないことが多い。だから誰か作家の一人が
コメント (2)
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