kyon's日誌

つれづれに・・・

好きなこと

2022年05月07日 | 日記
いい天気だ、今日も暑くなりそうだ・・・教室は二週間ぶり・・・師匠までお久しぶりです~と言ってる(笑)全くだわ・・・と言いながら、いつものように練習が始まって、暑いから窓も開けて・・・いいそよ風が入ってくる。
皆マスクを付けての練習はもう3年目に入った。でも、続けてやるとマスクは苦しい感じがする・・それでもやるんだから、皆さん、太極拳が好きなのよねぇ・・(^_^;)
好きなことができるというのは幸せなことだね・・・少し汗ばむくらいがいいのよね・・運動をしたぞ~という気持ちになる、爽快だ(^^ゞ

ワタシにとっては太極拳があって良かったなぁとつくづく思う。
通い介護生活の時もイラつくときも大変なこともあったけど、あの時でさえ、ワタシはこの週に一度の運動を自分のリハビリと心得てなるべく通う日が重ならないように調整したりしたのは母には悪が、正解だったと今でも思う。
何だか気持ちが煮詰まる時ってあって、そういう時も週に一度の数時間のこの時間がスッキリさせてくれたことに今でも感謝している。

元々、ワタシ身体は癖だらけで、いいとこ無しの身体だったと思う。このスポーツをすることで、猫背も治し、姿勢も悪くなくなったのはありがたいことだと思っている。
「バランス」だよと教えてくれたのは中国からいらした先生との出会いで。
太極拳はここでやるんだとワタシのお腹をポンと叩いてくれたM先生。
剄(力)は足の裏から手の指先まで通すと教えてくれたのは我が師匠。

「剄力」というのは人の体の中を流れている「気」の流れのようなもので、それを体のすべてに通すように訓練してる・・ということになるかな~(笑)
人は生まれた時には沢山の「(元)気」を持って生まれてくるんだそうだ。
その元気が足りなくなってくると病気をしたりするらしいと何かの本か誰かに教わった。
足りないものは増やしてやらないといけない・・
ワタシらが老いていくのもその「気」が衰えてくるからなんだろうとワタシは思っている。足りない気を養うことをする・・・と太極拳を捉えるようになった。だから、外側の筋肉はあまり使わないようにし、内剄を練り、気を蓄えて使うようにする・・・って、、、(笑)なんか分かったような分からんようなことをまた言い始めているワタシであるが・・まぁ、お許しあれ。

この「気」を養ったからといって全く病気と無縁になる訳でもないし、癌にならない訳でもない。魔法じゃないからねぇ(笑)それに生身の人間はいつも正しい動き方をしている訳ではないしね・・(^_^;)
ただ、続けて続けてここまで来て思うのは、やっぱり気持ちがいいから続けたくなるという魔法が入っているかもなぁと思うのよねぇ。気持ちがいいというのは体がそう思えるから続けたい訳です。正直に出来てるのよね、身体って。
誰かが頭と体は違うという・・頭で考える理論と実際に動かす体の意志は違うと。
その体に一つ一つ覚えさせ、それが少しづつレベルを上げていくうちに丹田には「気」が育つのだろう・・その「気」も意念で動かすのだから全く頭とは別物な訳もないのだけどね。

ワタシは漢方薬の考え方が好きである。漢方は沢山の部分に働きかける効力があるらしく、ただ、一つでも効いていることが感じられたらその他の部分も段々に整っていく・・・という考え方。一回きりでバシっと効くのではないが、少しずつ・・・という考え方がいいなと思っている。

今の中国の政治家たちは好きではない。でも、その文化を作って来た中国人の自然や人の見方とか考え方とかは卑しむべきじゃないと思っている。儒教が日本人の意識を変えて来た部分があるように、中国人も儒教を取り入れ、仏教に馴染み・・・様々な「意識」を育てて来た過去がある。そこをちゃんと見据えている人々もいるはずだ。そこは信じたいと思っている。
日本だって、儒教を学び仏教を学び、自然と対話して今までを暮らしてきた経緯をみると、根っこは同じ感覚が流れていると思われてならない。
違うのは大陸か島国か・・・という点だけじゃなかろうか・・・なんてね。

中国ドラマにはまっているワタシは少し偏り過ぎているかもしれないが、少なくても文化である映画やドラマの中ではそうした古き良き時代の中国人も沢山描かれていると感じる。それは自分でも知らない人の底辺に信じられる大事な何かを持っているからだろうと思っている。
太極拳が優れたスポーツであることは世界にも知れ渡っている。
そのスポーツが持っている精神のあり方、静かさ、見えないモノだが「気」を巡らし連綿と続く川の流れのように動くという動作・・・自分にはとても出来そうもないものでも、やっぱりなぁ~ちょっと憧れたりしてるよ(苦笑)

あぁ・・・また分からんことを書いてしもた・・お忘れくださいな(笑)あしからず・・(^^ゞ
コメント (2)
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