kyon's日誌

つれづれに・・・

お一人様の老後って・・・

2018年10月16日 | 日記

曇りなんだけど、朝から雨が降り出したりして・・・それも止みましたが・・・女心と秋の空・・・そのまま~(笑)
ひょいひょいと変わる・・・で、寒い。20度を切っている・・・
やはり・・・そろそろストーブ・・・だなぁ・・
ミニのファンストーブが壊れたから買いに行かねばならない・・・
何かと物入りになるなぁ・・・はぁぁ・・・

さて、先だって、大会でお喋りした先輩のお仲間が母上とご主人を去年に亡くされてた・・・というのを知って驚いたのだが、今は全くお一人様で過ごされているらしい。お子さんをとりあえず当てにできる年代まで行っていないせいか、何とか一人暮らしを続けてはいるがサビシイよ~と仰ってた。
下手をすると数日誰とも話さない・・・彼女は特養施設で働いていたから、老人という特質をよく知っていらっしゃる。それも退職したが、知ってる人と会うとついお喋りが長くなる・・・人恋しいのだと。
ふ~む・・・
何か始めた方が良さそうだねと分かった風なことを言ってしまったが、うんうんと頷く。
好きなこと、興味があること、人と会うスケジュールを増やした方が良さそうだ・・・太極拳を週一、ピアノを週一、趣味事のレース編みはさすがに目に来てねぇ・・・やれないと言う。
でも、読書は大好きらしいと知って、どんな傾向がお好きか聞いたら、何でも読むが、サスペンスや推理小説、最近は時代物をよく読んでいるという。ならば、まだ読んでない本をお貸しするけど・・・と言ったら、これがとてもとても喜んでくれて・・・今週末の教室の時に持って行くね~と、話しがまとまった。ワタシが読んでないものもお貸し下さるらしいから、本を通じてのご縁になりそう・・・と、嬉しい。

人と会ったり話したり、苦手な方も多い。自分も誰とでもいい訳じゃない我儘はある。我慢する位なら一人の方が気が楽だわ・・・という面も持っている。
けれど、暫し、これからの老後を思う時、ふと母が一人暮らしを始めてからドンドン認知が進んでいった状況を思い出す・・・母は一人がダメというか、幼い頃から大家族で暮らしたせいか、人の気配が家の中に常にあった。全くの独りはきっと閉塞感や孤独感が大きく、本人には辛いものだったのかもしれない・・・それは薄々分かっていながらワタシは共に暮らせないとばかり言って来たから、やや負い目もあるが・・(苦笑)一人の寂しさなんかお前には分からないだろう・・・といつも言ってた。
いえ、ワタシは意外に一人でも遊べるタイプで、あまり苦にならないのだが、それも幼い頃からの癖のようなもので、いつも母は仕事で不在であったという事に起因しているのかもしれないが。

だからという訳ではないが、先輩お仲間の寂しさは何となく理解出来る。
動けるなら、やはりボランティアでもサークルでも、何か始めた方がいい気がする。
はじめるに遅い・・・という事は無い。お茶飲みサークルでもいいじゃない?なんて、お気楽に言えるところは、やはり、ワタシにはまだその時期が来ていないというイイカゲンな気楽さなのだろう・・・。

100歳老人は今や全国で7万人近くいるらしいとニュースで聞いた。
この国は老人国になっている・・・国策も少しは老人ホームだけじゃなく考えた方がいい・・・と思うね。
先だってTVで、イギリスの80代の男性が、働きたいという広告を出して話題になったらしいという話があった。資格はこれこれ、年齢も書き、働きたい本当の理由は「退屈で寂しいから助けて欲しい」・・・みたいな広告を出したら、カフェの店員に採用され、名物オジサン宜しく皆に愛され元気に亡くなるまで働いた・・・とか。
我が身も含め、これからの老人の生き方は難しいものがあるなぁと・・・つくづく思ったりした。
しかし、ワタシがそういう広告を出しても日本では却下かもなぁ・・・
イギリスには老人対策省?なるものが出来ているとか・・・まぁ、ちゃんと下地があるというのは大したもんだと思う。
「ゆりかごから墓場まで」・・・と、昔、学生時代に習った言葉が何故か浮かぶのである(苦笑)
しかし、肝心なのは老人側の意識改革が必要なのかもしれない・・・とも・・

コメント (4)
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