kyon's日誌

つれづれに・・・

車中の風景

2016年05月04日 | 日記
雨の朝です。
昨日のあの天気の良さ・・・夕方、秋田に戻る頃はスッキリ見えていた山々が霞んで乳白色のボンヤリ山々になり、風も妙にしめりっ気のある風・・・な~んだか、この風は雨を呼んでるなぁと思ってました・・・やっぱり夜にはしめりっ気が強くなりそのまま雨に変わったのでしょうねぇ・・・
15、6度位から急に20度を超える暑さになると、朝方の6、7度位の気温との差があり過ぎて、わが身がついていけない・・・自然の状態も何だかこの感じに似てる気がする。
急に気温が上がると、自然の状態が着いていけなくなる・・・っつう・・
考えたら、自然も人も同じかぁ~・・・なんてね(^^ゞ

ところで、八郎潟、大潟村辺りで、気がついた。
田んぼの土の色が所々変わってきていて、トラクターや農作業の村人の姿があちこちに。
そっか・・・作業が徐々に進み始めているんだなぁ~。
この連休期間はもしかしたら農家にとっては野良作業のいい時間なのだねぇ・・・

のどかな田園風景を見ながら車中・・・いつもは座らない後部座席で、これまたのんびりと走り過ぎる風景を眺めるのは、ま、この時間だけだなぁ・・・と、実家に着いてからのあれこれを思いあぐんだりしていた。
所々にまだ遅い桜の薄桃色が残っていたり、菜の花の黄色があり、チューリップがここぞとばかりに彩りを添え、山々を見れば新緑あり、針葉樹の深い緑があり、目覚め始めた常緑樹の薄紫色があり・・・
山にはこんなに様々な色が生まれる素地があったんだとあらためて思ったりした。
冬の枯れた山からは考えつかぬほど一変する。
自然の営みは人の考えの及ばぬところで着々と準備し、黙々と進めている営みなのだなぁ・・

そんなことを思ったりすると、人だけが意識的に生きてる・・・という訳でもないのだと思えたりする。
自然には自然なりのありようがちゃんとあるのだろう・・・ね。
ここ数日「旅する木」でアラスカに住んで圧倒的な自然の営みの中に生きた星野道夫氏の思いの一端を感じることは、アラスカでなくてもこの身近な自然の中にも感じられるのだね・・・
ワタシはその身近を忘れていた・・・

まぁ、そんな風にも思えた行き帰りの風景だった。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする