kyon's日誌

つれづれに・・・

記憶

2012年04月10日 | 日記
小学校の時に学校で高学年になると、映画鑑賞会と称して映画館に連れて行ってくれたものでした。
その時に観た映画で強烈な記憶が残っている映画がある・・
「黒部の太陽」と「花岡青洲の妻」・・・

その映画の「花岡青洲の妻」、近頃某TVの再放送で観ました。

亡くなった田中好子さんが姑役で、和久井恵美さんが嫁役・・・

小学校の時は、市川雷蔵さんの青洲で、嫁役が若尾文子さんだったように記憶している。
はて、あの時の姑役は誰だったっけ?
う~~・・・顔は覚えているのに名前が出てこない・・・(^^ゞ

ま、とにかく強烈な記憶だったんだよねぇ・・・
そうだよね(笑)
小学生に見せるような映画としては、ちょっと高度な(?)理解力が必要な嫁姑の確執・・・(笑)

学校が鑑賞させたかった意図は、青洲が初めて麻酔薬を作り、乳癌の手術を行い成功した、その「偉業」な訳で・・・案の定、感想文の多くはその功績の素晴らしさ・・・(笑)
ストーリーを云々する子は一人も居なかったし、あまりよく分からなくて面白くなかったというのが大半だったなぁ・・・
結局、
ストーリーを一番楽しんだのは寧ろ、同行した教師だったんじゃないかしらん(笑)

文部省推薦映画・・・って感じだったけど、
う~~ん・・・大らかっていうか、小学生の感性を甘く見てたというか・・((笑

私のようなちょっと早熟な子には鮮烈過ぎて(笑)・・・偉業というより人間って複雑~・・・という感じが強かったなぁ・・・でも、感想文にはちゃんと青洲さんは偉い・・・と書いた気がするけど・・・(笑)

まぁ、リメイクで6回位のドラマ仕立てになっていたけど、
今見ても、かなりレベル高い作品だよねぇ・・・と・・・。
完全に人間模様に視点をおいて作られていたと思うから、かえって見やすかった。
作家の有吉さんの視点も人(女性)の深層心理と天の采配の妙・・・だったんかなぁ・・
コメント
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