花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

プロとアマの違い。

2012-12-11 10:36:07 | 仕事
恐怖のウルス性胃腸炎にやられてしまいました~
2日たってようやく回復
倦怠感に嘔吐に全身の関節痛&筋肉痛でかなりきつかったです
急なお願いにもかかわらず、仕事を代わってもらったスタッフさん達に心から感謝です

そして、ようやくようやくようやく、七五三シーズンが終了~
毎年の事ですがにハードな2か月間長かったような、短かったような・・・・
その疲れが今頃出て胃腸炎にかかってしまったのかも

今年も、風邪を引いたり、着付けの試験で無理をしたりで体調不良となり、2回位ダウン寸前
危ない状況でしたが、栄養ドリンクを飲み飲み何とか無事に乗り切りホットしています

あまりにも体力的にきつかったので、来年は私自身が行く仕事は1日2件までにしようと心に決めました。
さすがに1日3件やった日は体がぼろぼろでした
でも・・・・頼まれると弱い私。ついつい引き受けてしまいそうで怖い

さて、七五三でご訪問したお客様宅での事
お母様とお話していた時に

「前撮りをしたスタジオの着付けが苦しくて、子供がつらそうで大変でした」とのお話

そこまではよくある話。多少の苦しさはどうしようもない部分なんです~
しかし・・・・その後の話にたまげた

「その着付師さんが「子供の着付けやるの久しぶりなんですよねー」って話されていたんです」

ピピピピピピピピピ~~~ レッドカード

即刻退場~っていうくらい「言ってはいけない」ワードを言ってしまいました

そんな言葉を言ったら、お客様を不安にさせるし、大体写真館で働くなら子供の着付け練習しておけ~

とさすがにその場では言いませんが、心の中で憤慨していしまいました

直前に多少練習したのかもしれませんが、お子様の大事な七五三の日にそんな発言しちゃだめでしょう。
バイトとはいえお金をもらっている以上「プロ」なんですから、着付師の日が浅かろうが久しぶりだろうが、言い訳をせずにやらないと

私が考える「プロ」と「アマ」の違いは、「責任」です。
アマは自分の為に行っても良いと思いますが、プロは人の為全力投球

趣味でやっている着付けでお友達のお子さんを着付けたわ~なんていうノリなら全然OK。
ただ、お金を頂いて働く以上は「責任」が発生するので、必死にやらなければいけないと思うんです。

私は必死ですよ~。
毎回、お客様に満足頂くようにどれだけ努力しているか・・・
もちろんまだまだ納得いかない事もあり100%お客様を満足させていないと毎回反省の嵐です。
(他のスタッフも皆、同じ気持ちで臨んでいます)

体調が悪くても、お客様にとっては大事に1日。這ってでも行きますよ~。
一度、急性胃腸炎で夜中の間ずっとトイレから出られず、1日で2キロやせた位大変な状況の日がありました。

そんな中、仕事があったのですが、お仕事をしている1時間半、なんとお腹はぴたりと止まったんです

女優さんが夏の暑い日に汗が出ないのと同じ???

ではありませんが、その時は「プロ意識が出てきたなー」と自分自身に感じました。
集中すると体までコンロトールできるんですね~(今回の胃腸炎の方がきつかったですが・・・

なんて、偉そうな事を書きましたが、私自身もまだまだ未熟な所だらけ
真のプロになるように、日々精進致します

本日のお写真は七五三の7歳さんとママの着物姿
7歳さんは前髪のある日本髪。前髪を上げる日本髪は大人っぽく、前髪を下す日本髪は可愛くなります
古典的な青いお着物がとても鮮やかで日本髪にピッタリ
ママさんのお着物が柔らかい色合いなので、お子様とのコントラストがばっちりですね

やっぱり、今年の私のツボは青や紫の古典的な寒色系お着物 うーん、素敵です~
コメント
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