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京都のおねだん (講談社現代新書) |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
( kindle版あり )
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サントリー学芸賞(芸術・文学部門)の受賞者で、
京都在住のチャップリン研究者、
大野 裕之さんの京都エッセイ。
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以下は、その内容紹介。
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「 なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、
なんで無料なのか、
そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか――
大学進学以来、京都住まい二十余年。
往々にしてそんな局面に出くわした著者が、
そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。
そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、
おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、
お地蔵さんに生ずる「借用料」。
そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる ?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、
もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。
京都の「おねだん」を知ることは、
京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。
2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、
気鋭のチャップリン研究者にして
「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。
著者略歴
大野 裕之
1974年大阪府生まれ。
京都大学入学を機に上洛、以来京都(ただし洛外)在住。
京都大学大学院人間・環境学研究科後期博士課程所定単位取得。
専攻は映画・演劇・英米文化史。
著書に『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』
(岩波書店、第37回サントリー学芸賞)、
『チャップリンの影――日本人秘書 高野虎市』(講談社)など。
日本チャップリン協会会長、
脚本家、映画・演劇プロデューサー。
劇団とっても便利代表。
脚本・プロデュースを手掛けた映画『太秦ライムライト』は、
第13回ニューヨーク・アジア映画祭最優秀観客賞、
第18回ファンタジア国際映画祭シュバル・ノワール賞、
京都市文化芸術表彰「きらめき賞」などを受賞 」
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