老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都ノスタルジック散歩 〜 吉田山・幻想

2018年12月05日 | 左京区~青春の解放区

随分以前、このブログに、

「 京都のなかでも、左京区というところは特別の場所だ。

大学が多いから、当然、若者が多い。

大人になりそこねた ( 拒否した ) ようなオッサンたちにもあちこちで出会う。

いってみれば、左京区というのは、

青春の解放区 とでも呼ぶべき、

若い時期特有の不定型さがそのまま街を成しているようなエリアなのだ。

いまでも、ノスタルジック散歩 と称して、

吉田界隈や北白川を散策することがあるが、

そんなとき、あれ ( = 自身の学生時代 )というのは、

本当に在ったことなのだろうか、と想うことがある。

人生がそもそも夢のようなものなら、

人生で一番多感で不安定な時期が、

夢だったのか、現(うつつ)だったのかと問うてみるのも自然なことなのだろうが、

左京区には、そうした想いを増幅する舞台装置が随所にあるのだ 

と書いたことがある。

冒頭の写真の、吉田山の中腹にある竹中稲荷神社も、私にとって 

そのような舞台装置の1つ。

なにせ、吉田山の麓のアパートで5年近く住んでいたのだから。

それにしても、あれは本当に在ったことなのか ?

下は、森見登美彦さんの「京都ぐるぐる案内」。

森見登美彦の京都ぐるぐる案内 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

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京都の紅葉の現在(いま) ~ 12月5日の下鴨神社の紅葉

2018年12月05日 | ☆ 京都の秋

京都では、「京都の紅葉は下鴨神社・糺の森で終わる」と言われる。

冒頭の写真は、その下鴨神社の今日(12月5日)の紅葉。

下は、水野克比古さんの名著、 「京都 紅葉めぐり、雪模様」。

とその内容紹介。

( この本のなかで、水野さんも、「京都の紅葉は、、、、下鴨神社・糺の森に終わる」

と書いておられる )

京都 紅葉めぐり、雪模様: 写真家の散歩みち―秋冬編
クリエーター情報なし
小学館

「 京都の本当の魅力は、ここに !

 西陣に生まれ育ち、京都を撮り続けて半世紀、

 京都写真の第一人者 水野克比古が、

 とっておきの風景や社寺、庭、祭、人々の暮らしを

 美しい写真と情感豊かなエッセイで惜しみなく紹介する、写文集の。

 「好きな紅葉名所を挙げれば、優に200か所に及ぶ」という強者の著者が、

 毎秋必ず訪ねる絶景撮影ポイント、近年お気に入りの紅葉新名所、

 訪れる人がまだ稀な穴場の小世界までたっぷりご紹介します。

 寒い冬の京都の風景もまたすばらしい魅力。

 あたりを白い別世界に変貌させる霜、淡雪、そして雪景色。。。

 数多くの写真作品を通して、この瞬間に一度は出会いたい!と旅愁が誘われるはずです。

 端正な中に静かな情緒のある美しい風景作品を発表し続ける写真家が、

 日々新たな発見を楽しむ撮影術の秘密も随所に。

 ひとあじ違う京都歩きのヒントがいっぱいです。

 「2泊3日のおすすめ散歩コース」も。


【編集担当からのおすすめ情報】

「京都の紅葉は高雄・神護寺にはじまり、下鴨神社・糺の森に終わる」 そうです ? !

 京都中の寺社仏閣、あの道この道に、今どんな花が見ごろなのか――

 それがすべて頭に入っている、恐るべし水野克比古先生に、

 10月~11月を中心としたテーマ別2泊3日「おすすめ散歩コース」もアドバイスしていただきました。

 旅のヒントは巻末、必見です ! 」

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つながる、京都

2018年12月05日 | 京都本
地域人 第39号 (地域創生のための、充実の総合情報を毎月お届けします)
クリエーター情報なし
大正大学出版会

●巻頭インタビュー:門川大作【京都市長】

●特集:つながる京都

かつて京都は、日本の政治、文化の中心でした。

現在は、国内のみならず世界有数の観光都市です。

しかし、京都の魅力の本質はそれだけなのでしょうか ?

京都には全国各地の名産が集まり、そして世界に開かれた都市であり、

伝統を守りつつ、新たな挑戦をする人々が、まちをつくってきました。

海外からも注目される伝統工芸に、洋のエッセンスを加えた新しい和菓子。

焼き物や日本庭園をつくる職人の手仕事は時代のニーズに合わせつつ

茶の湯や禅のこころを継承していきます。

京都の過去と現在、そして未来の可能性を「つながり」を通して探ります。

●地域情報:コアコア新聞

●連載:

養老孟司 清成忠男 島薗進 金子順一 小峰隆夫 森まゆみ

河合雅司 菅野芳秀 二宮清純 涌井雅之 野田文隆 森枝卓士 渋谷和宏ほか

出版社からのコメント

政府方針である地域創生のための「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」の目指す方向は、

将来にわたって「活力ある日本社会」を維持するために、

人口減少に歯止めをかけ、地域資源を活用した多様な地域社会の形成が求められていいます。

そのためには首都圏地域を含めた他地域と積極的な人的交流、情報交換などの連携を積極的に推進していくことが求められます。

また、全国の多くの大学と地域が連携して地方地域を支え、

地域づくりを担う人材を育成することによって新たな視点から地域の構想が生まれます。

「地域人」は、地域の活性化を担う「地域人」が主役です。

多くの人々から得られた生の情報をお伝えし、

地域創生のテキストとして活用されることが使命であると考えています 」(内容紹介)

下は、「よそ者」が京都に移り住んだ事例満載の

「京都で働く: アウェイな場所での挑戦」。

京都で働く: アウェイな場所での挑戦
クリエーター情報なし
新潮社

「 コネなし、家なし、金なし。それでもこの街で働きたい !

カフェバリスタ(福島県出身)、パン屋店主( 熊本県出身)、ゲストハウス経営者(石川県出身)、

蒔絵師(栃木県出身)、観光ガイド(愛媛県出身)……

しがらみに負けず、夢を実現させた「よそ者」10人をとことん取材。

それぞれの働き方、この街への思い、成功への道のりから、あらためて京都の魅力が見えてくる。

しがらみに負けず、道を切り拓き、夢を叶えた「よそ者」10人。

その働き方から、京都の本当の魅力が見えてくる  」(内容)

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