⑤ バンコク 姉妹の旅

いつもの「一番バス」でサパーン.タクシーンまで行きＢＴＳに乗ってウイークエンドマーケットに向かった。タイのバスの車掌さんは、仕事のない時はコミック雑誌を読んだり、窓枠にもたれて眠っていたりする。ドアーは、ほとんど開けっ放しだ。



客からは、しっかりお金を徴収しているのでそれ以外の事は気にならないお国がらなのだろうか。ウイークエンドマーケットは、一歩中に足を踏み入れたら自分がどこにいるのか全くわからなくなってしまうくらい広い。買い物好きな一番下の妹の娘が喜んでくれた。暑いし、週末マーケットでは妹たちの口に合うものがなくデパートの立ち並ぶナショナルスタジアム駅まで戻り、食事をする場所を探す。結局、昨日の昼食もＭＢＫの六階の日本食レストランだったのだが、今日も似たような日本食レストランで私は、イカの鉄板焼、二番目の妹はポーク、三番目の妹と娘はビーフの鉄板焼に落ち着いた。こうしてタイの香草とナンプラーの入っていない食事をさがし求めて歩いていると、悲しくなってきた。私も食べ物に関しては好き嫌いの激しいほうだが、何とか食べれるものをさがして食べていたと思う。全くタイの食事を受け入れない妹たちに正直疲れた。姉妹だから気を使わずにすむので楽だと思ったのだが、こんなことなら気を使っても他人のほうがいいのかも知れない。夜は、アジアホテルでカリプソン.キャバレー（おかまショー）を見た。