風の吹くまま

気の向くままに

問題ない

2014-03-27 10:54:58 | Weblog
終活などという言葉におどらされて身辺整理をしているのではないが捨てられないと思っていた本もついに私の回りから図書館から借りてきた本以外のものが一冊もなくなった。捨てられないと思っていた思い込みは何だったのだろうと考えてみるとお金を出して買ったということよりも本一冊も読まないあなた馬鹿ねおバカさんよねとか言われるのが嫌なだけだった気がする。しかも誰かが私の家にきてその誰かにほら私ってこれだけ読んだのよとか言う場面はほぼ皆無なので自慢する場所がないばかりか例えばそんなチャンスが巡ってきてすごいでしょとか自慢してもあなた馬鹿ねおバカさんよねとか思われることに変わりはなくそれならば本とか取っておいてもあまり意味がないことが判明した。この清々しい気持ちは何だろう。人間の頭の中に留めて置けることなどたかだか知れている。こうして頭の中まで空っぽにして読みたい本だけ読んで読み終わって何一つ残っていなくてもその読んでいる時間を楽しめたらそれでいいよ。暇なので図書館でも行ってくることにする。
コメント
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