風の吹くまま

気の向くままに

世界の車窓から、瀋陽まで 1034次

2010-08-17 21:52:58 | Weblog
滁州~瀋陽北 1034次 8:18発 新空調硬臥 3車7号 中 333元
滁州~瀋陽北 1034次 8:18発 新空調硬臥 3車7号 上 321元

広い待合室の3番の入口に着いたのは、8:18分出発予定の1時間前だ。座席も
指定されているので本当はギリギリでも全く問題はないのだがそこは異国の地、
早く着いて待っているのも準備のうちだ。
予定より30分以上遅れて滁州の駅を出発した。

硬臥は、初めてだったので少し心配したが軟臥の時はあったドアーがなく、
軟臥の時は4人部屋だったのが上中下と三段のベッドが向かい合わせて2個配置され
ている。各部屋が丸見えのドアーなしの6人部屋だ。

下段は頭を起こして車窓の景色を眺めることが出来るが、中上は頭を低くしてベッド
に潜り込む感じでそこに座るだけの高さはない。下段の人も昼間寝ていることが多い
ので他人の領域に腰をかけて過ごすことはあまり出来そうにない。金額的には軟臥
よりもかなり格安なので、硬臥を取るときは下段を2つ指定できればかなり快適に過
ごせると思う。車窓の景色などどうでもいいというのなら中でも上でもO・Kだ。
通路に2個のイスが用意されているのでそこで過ごすことも可能だ。

今回持ち込んだ食べ物は、ラーメン2個とビスケットそれにみかんとマンゴー1個だ。
列車の中では、車内販売が引っ切り無しに回ってくる。中国の人はたった一晩泊まる
だけなのにいったいどれだけ食べるのと思うほどたくさん持ち込んでいる。
その上に車内販売まで利用している。見ていると本当に良く食べる。

昼食には、ラーメン。夕食は、車内販売のお弁当を買って食べた。

世界の車窓、滁州、瀋陽北偏は、出発してからすぐに始まったとうもろこし畑を
瀋陽北に着くまでの気の遠くなるような距離を車窓から眺めることになる。
このとうもろこしがどのように加工されてどう利用されるのかは、わからないが
またしても、中国は広いな大きいなとフーと大きなため息が自然とでてくる。

新疆ウイグル自治区に向かって列車に乗っていた時のような大きな景色の変化も
なく時が流れていく。

列車の揺れは、眠るには都合がいい。いつの間にか眠ってしまった。
コメント
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