REYの世迷言

日々の日記風ブログ

寺山修司展~神奈川近代文学館

2018-10-23 | Weblog


横浜にある神奈川近代文学館で行われている《寺山修司展》に行きました。
寺山さんの本も何冊か持ってるし(数えてみたら著作だけで20冊以上ありました)
劇団天井桟敷の芝居も何本か観てます。つまりファンでした。
でも、当時 芝居は難解でよくわからなかったです。
今観たら違う感想になってるのかなあ。
天井桟敷が難解だったから、鳥獣戯画ファンになっているわけだし。

あっ天井桟敷という劇団名は寺山さんがその年の映画のBEST20??だかに挙げていた
映画の天井桟敷からとったようです。
うすうすはそうかなと思ってましたが、それははっきりしました。

長らくマネージャーだった田中未知さんの出品、協力だったので、九条さんに関わることは少なかったかな。
あと愛用のプラットホームサンダル(ぽっくりのようなサンダル、デニム地の)の話もカット。

高校時代のものは初めて目にするものもありました。充実してました。
でも全体的に昔の人は字が小さくせっかくたくさんの直筆原稿が、ハズキルーペがないと読み取れませんでした。

天井桟敷が解散しても、中心の役者だった若松さんの出演されるお芝居はたくさん観たし、
寺山さんと親友だった山田太一さんのご町内に住んでるわで、何となく繋がってる感じはしてましたが
改めて今日展覧会を見てみると、ずいぶん長い時間が経ってしまってるんだなあと思いました。

今回の展示はたぶん来場者の年齢なども考慮されて、すこぶる健康的。
昔感じた見世物小屋的なおどろおどろしい感じはすっかり消えていました。
シーザーの曲がBGMで流れていてほしかった。

三沢にある寺山修司記念館も
いつか訪れてみたいものです。

写真。文学館のエントランスにある看板(?)
寺山さんは47歳で亡くなったのかな、私はその年をずいぶん越えてしまいました。

。。。一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを