昨日のブログから、クライミングの《ポンプアップ》が話題になってますがもう少し整理して書いてみます。
ルートはミズガキの新しい岩場でチョーサイコールーフの岩塔の《チョーサイコールーフ 12C》。
ボルトルートです。
出だしは11Cの垂壁を登り、その後4Mくらいのルーフ、ルーフを越えたらスラブです。
山寝さんはオンサイトで取り付き、もちろんヌンチャクは掛けながら登りました。
一度テンションしてオンサイト失敗。
それでも、終了点(のあるあたり。ルートの終わり)までいきました。
普通最近のボルトルートは終了点に2本ボルトが打たれ、ロワーダウンできるように
なってますが、このルートにはなにもありませんでした。
ただ、トップアウトしたところに木がありました。
一番太い木は多分もっているシュリンゲでは、長さが足りなかったので次にしっかりとした木2本で終了点を作ってそこにヌンチャクをかけてロワーダウン。
ロワーダウンの時、どういうわけかビレーヤー側のロープとクライマー側のロープが交差してしまう。
それで、ロープがスタック。
スタックした位置は、まずいことにルーフから下3Mくらい。
ルーフのロープを掴むことも、ヌンチャクを掴むこともできない最悪の位置です。
そこで、ポンプアップという技が登場。
ロープのぼりと一口に言っても、クライマーの体がロープに結ばれていて、重さがかかるので、容易なことではありません。
懸垂の要領でクライマーがロープにゆるみをつくり、手を離した瞬間に、ビレーヤーがロープを引いて少しずつ上に上げていくという作業です。
『せーの』『パッ(手を離す)』『グイ(ビレーヤーがロープを引く)』
餅つきのようです。。。こんな尺取虫のような作業を何十回もくり返し…。
今回は3Mくらいでビレーヤー側のロープがつかめ、何とか下りられましたが、足場が悪かったり体重差のすごくあるペアだったらお手上げでしょう。
できれば、こんなシーンはあまりあってほしくないです。
写真は無事に回収できたときのもの。
それから、TVでよく《断崖絶壁にある幻のきのこ イワダケ》なんて番組をやってますが。うんざりするほどあるし。とれますよ、クライマーならね。
ルートはミズガキの新しい岩場でチョーサイコールーフの岩塔の《チョーサイコールーフ 12C》。
ボルトルートです。
出だしは11Cの垂壁を登り、その後4Mくらいのルーフ、ルーフを越えたらスラブです。
山寝さんはオンサイトで取り付き、もちろんヌンチャクは掛けながら登りました。
一度テンションしてオンサイト失敗。
それでも、終了点(のあるあたり。ルートの終わり)までいきました。
普通最近のボルトルートは終了点に2本ボルトが打たれ、ロワーダウンできるように
なってますが、このルートにはなにもありませんでした。
ただ、トップアウトしたところに木がありました。
一番太い木は多分もっているシュリンゲでは、長さが足りなかったので次にしっかりとした木2本で終了点を作ってそこにヌンチャクをかけてロワーダウン。
ロワーダウンの時、どういうわけかビレーヤー側のロープとクライマー側のロープが交差してしまう。
それで、ロープがスタック。
スタックした位置は、まずいことにルーフから下3Mくらい。
ルーフのロープを掴むことも、ヌンチャクを掴むこともできない最悪の位置です。
そこで、ポンプアップという技が登場。
ロープのぼりと一口に言っても、クライマーの体がロープに結ばれていて、重さがかかるので、容易なことではありません。
懸垂の要領でクライマーがロープにゆるみをつくり、手を離した瞬間に、ビレーヤーがロープを引いて少しずつ上に上げていくという作業です。
『せーの』『パッ(手を離す)』『グイ(ビレーヤーがロープを引く)』
餅つきのようです。。。こんな尺取虫のような作業を何十回もくり返し…。
今回は3Mくらいでビレーヤー側のロープがつかめ、何とか下りられましたが、足場が悪かったり体重差のすごくあるペアだったらお手上げでしょう。
できれば、こんなシーンはあまりあってほしくないです。
写真は無事に回収できたときのもの。
それから、TVでよく《断崖絶壁にある幻のきのこ イワダケ》なんて番組をやってますが。うんざりするほどあるし。とれますよ、クライマーならね。