雨だとクライマーはこまっちゃいますね。
そこで、連れてけーと半ば脅かして清里まで車を出してもらいました。
ロベール・ドアノーの有名な《パリ市庁舎前のキス》はみたことがありましたが、
はっきりと思い出したのは、フィギュアスケートの町田くんが、
EXのプログラムはこの写真に触発されて振り付けたと
言ってるのを聞いたとき。
それで、この写真家のロベール・ドアノーの写真展が清里のフォトアートミュージアム《K☆MOPA(ケイモパ)》で開催されてるというので。
いやー、このミュージアムとてもわかりにくいところにあります。
雑木林の中の別荘地のあたりに忽然と現れるコンクリート打ちっぱなしの建物。
アプローチの狭いくねくね道から、こじんまりとした一軒家のような建物を予想していたのに、
目の前に現れたのはどでかいホテルのような建物でした。
今回の写真展は《パリ・アルプス・幸せな時間》という副題がついているように、舞台はパリ、アルプス。
そのほか子供の情景、数の絵本のフォトなど。
どれも、ストーリー以上のものが溢れてくるいい作品ばかりでした。
あと写真はどれもモノクロなのに、カラー以上に鮮やかでした。
モチーフの質感や触感までも感じられた。
最近みた展覧会のうちで一番好きです。
こんなに素敵なミュージアムなのに、ちょっとすいていたのが惜しい。
ドアノーの図録的なものがほしかったのだけど、なくて、絵葉書を購入、
でもやっぱり帰宅して欲しくなりAmazonで写真集を購入してしまった。
写真集がほしくなるなんて何年かに一度のことです。
写真。写真展のチラシ。左がパリ市庁舎前のキス。
下の写真はボルダラーなら気になるキノコ岩。
右、小さいミッシェルの夢。スキーを抱いて寝る少年。だれでも覚えがある一枚。
ミュージアムエントランス。
エントランス奥の休憩所。窓から見える木々が一枚の絵のようです。
真似して白黒で撮影してみた。
物干場になっている瑞牆キャンプ場元バイオトイレ。