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REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『タイピスト』を観た

2013-08-21 | Weblog


夏休みは家族向けの映画か大作が多く、映画館も混むのであまり好きではない。
でもちょっと観たい映画があったので、みなとみらい線の新高島まで。横浜のひとつ向こうです。
しかも109シネマなので完全アウェイ。
いつものTOHOシネマだとネットで席をリザーブできるのにね。

さて目当ての映画は『タイピスト』。舞台は1950年代のフランス。
予想ではややスポ根が入ってると思ったけどその通りでした。
タイプライターのはやうちなんて、席に座ってひたすら文字を打つだけなので、
そこをどうやってスポ根ものにするかが腕の見せ所。
最初主人公は1本指で打ってたという設定がうまい。
それを10本指で打つために、ピアノのレッスンをしたり、マニキュアの色でキーボードの位置を覚えさせたり
自転車通勤やランニングエトセトラエトセトラ。
地方予選、フランス大会、世界大会、とどんどん大きい大会に出場。

ここで重要なのはライバル。
ドラゴンボールの天下一武道会でも対戦相手でおもしろくもつまらなくもなるでしょ。
わたしが好きだったのは、フランスの10年間で5回チャンピオンになってる人、にこやかに笑って手をふっていた
と思うとみんなが見てないうちに中指たってました。大笑いさ。

あと試合経過の演出は見事でした。
あきさせませんでした。

残念なのは好みのイケメンがでてこなかったことと、
主人公の相手の社長の恋愛感の説明が少しもたついていたところかな。
でもおもしろかったです。

客席はおしゃれなお姉さんがいっぱい。
映画もオシャレなファッションや車、なつかしい音楽満載でした。

あ、世界大会の韓国代表の女の子ではなくて、ここははかまにたすきの(なぎなたをやるような)大和なでしこが出場してほしかったです。

写真はロビーに展示してあったタイピストの記事の切り抜きです。