REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『わが母の記』と『テルマエロマエ』を観た

2012-05-02 | Weblog
前にも書いたけど、知り合いのこゆう姉さん(仁山貴恵さん)が出演する『わが母の記』を観てきました。
こゆう姉さんは主人公(役所広司さん)の世田谷の家のお手伝いのよねちゃん役。

予想以上に出番もセリフもあり、自然な演技でとてもよかった。かっこよかった。
映画全体としては予想通りちょっと重めの母と息子の映画なんだけど、感動しました。
特にこの主人公は家族が台湾に移住するときに、一人だけ別の家に預けられたので
自分だけ捨てられたという気持ちを抱えているんです。
でも、自分でさえ忘れていた、流動えん木に座りながら作った詩を認知症になった母が暗誦したことで
母の思いがわかるというシーンは本当にジーンときました。
樹木希林さんの徐徐に認知症が進む過程の演技はすごかったです。
あと日本の自然の美しさも印象的でした。


       

そのあと、『テルマエロマエ』を観ました。
こっちはB級映画ですね。
コネタギャグが多くて、クライマックスはどこなんだと思ってるうちに終わってしまいました。
個人的には市村正親さんが舞台的な演技で楽しかった。
けっこうつじつまの合わないところもあったけど、まあB級ですからね。
しかし、この映画平日なのに満席でした。
私はネットで予約して行ったので影響はなかった。

写真は本屋さんの『テルマエ~』