REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『ナバロンの要塞』のクライミングシーンに驚く

2011-02-16 | Weblog
     

午前十時の映画祭。第2週目は戦争映画の『ナバロンの要塞』です。
ギリシャのナバロン島にあるドイツ軍(いつも悪役)の砲台を数人の特殊部隊で爆破するという話です。
この島に上陸するには、船で行き120Mの崖(日本語の訳がそうなってました)を登るしかない、ということで世界一のクライマー(といってました)にその役が回ってくるという。。

しかし、この崖、雨でびしょびしょつるつるの石灰岩。しかも、フリーソロ!
怖すぎますって。しかも、途中でピトン打つんだけど、それはプロテクションではなくて、ホールドにするため。登るまで2回打ってたけど、それは同じ場所でした。
右のまんじゅうホールドの形が同じ。
私の目はごまかせん。

戦争映画やアクション映画で銃での撃ち合いは、映画って感じであまり怖くないんだけど、
このクライミングシーンや漁船が突然嵐にあうシーンは、手に汗かいてしまいました。
嵐の中の上陸は波、人物シーン、波、人物シーンで、1,2、1,2、のテンポで波しか見えなくなるすさまじさ。あの波はすごい。
CGじゃありませんて。

それから、すごく残忍なシーンはなくて、でもハラハラして、終わってみたらあっという間でした。
やっぱり反戦の気持ちが現れている映画でした。
グレゴリーぺックの清潔感も、いいほうに作用してました。
ローマの休日では新聞記者だったので、やっぱり新聞記者にしか見えないけどね。