以前にジャンクで3k円で手に入れた、EOS Kiss X2。その後、月や彗星の直焦点撮影に時々使用していたが、GWになって、さそり座の頭部をもう少し鮮やかに撮りたいなと、ローパスフィルターを外す事にした。

いくつかのサイトで手順が出ているが、今回は主にコウイチさんの記事と、たぶんその元ネタになった?と思われるYoutubeの動画を参考にさせていただいた。
内容的には今更感もあるのだが、自分の備忘録として一応、手順も掲載しておく。
まずは、外回りのねじを外していく。

↑①ファインダー周り3本。

↑②底面は4本。

↑③両サイドで3本。

↑④上面はストラップホルダーの横2本。

↑ちなみに、ねじの長さ違いも多いので、今回は久しぶりに、位置を間違えないように、こんなメモに両面テープでねじを貼り付けました。
効率の良い分解方法みたいで、思ったほどねじはたくさん外さなかったので、外した順番に並べるだけでも行けそうですが念のため。

↑⑤背面のラバーをカッターとピンセットではがす。

↑⑥左右から背面パネルを揺すりながら持ち上げて外す。
外すと中にフレキが繋がっているので、そっと開ける事。

↑⑦基盤にいっぱい繋がるフレキを外す。
赤印のコネクタは、フレキ側の茶色または黒色の押さえ板を持ち上げてから引き抜くタイプ。
青印は、穴に楊枝を突っ込んで、引き抜くタイプ。
黄緑印は、フレキと反対側に押さえ板があるタイプなので、そちらを持ち上げてから引き抜く。
紫印は、爪で引っかけて持ち上げれば外れるタイプ。
⑧フレキを外したらPC板を止めている青丸印のねじを4本外す。一本はフレキの下にあります。
いや~、コンデジと違って、さすがにコネクタが多いですね~。
もう一つコネクタがPC板裏に繋がっているのですが、それはPC板を持ち上げてからにします。

⑨ねじとコネクタを全て外したら、左のUSBコネクタに続く金属板を指でめくりながら基盤を外します。

↑ちなみに、基盤の上の方になにやらプラ部品が差し込まれている感じですが、基盤を外すのに支障は有りませんが、入れる時に上の位置関係になるように注意しましょう。

↑⑩基盤を持ち上げて、ひっくり返したら、裏側のコネクタも外します。

↑これで基盤が一枚外れます。
次にCMOSセンサーをフィルターごと外します。

↑⑪青四角印のコネクタを爪楊枝で引き抜き、
⑫赤丸のねじを4本外します。
そして、難関なのが、黄丸印の下側のねじ。
↓ここですね。

↑⑬軍艦部を無理矢理上に持ち上げながら、ドライバーを斜めにして、ねじを舐めないように慎重に外します。
↓外れたCMOSセンサーとフィルターユニットです。

↑⑭ねじを一個はずします。
⑮金属枠の矢印の位置がつめに引っかかっていますので
↓持ち上げて枠をはずします。

↓⑯金属枠が外れたら、その下のUv-Irカットフィルターを外します。

裏面のOリングが少しくっつき気味でしたが比較的簡単に持ち上がってきます。

↑⑰黒い枠についているのがローパスフィルターなので、ねじ2本を外して黒枠を外します。
黒枠は、両面テープの様な物でくっついているので、センサーの金属板と黒枠の間にカッターを差し込んで、外周を一周、ぐるりと分離しないと剥がれません。

↑⑱黒い枠からローパスフィルターを外します。黄色い四角の四隅のところに接着剤がついているのでカッターで切って取り外します。
ブログ記事を見ていると、ここでフィルターを割る人が多いのですが、私もやはり割ってしまいました。再利用はしないので最初っから割って取れば早かったか、、、、

⑲この後、黒い枠、Uv-Irカットフィルター、金属枠をCMOSセンサーにばらした逆順で組み付けます。
黒枠は外すと漏光の原因になることがあるとか。
あとあまり深く考えずに、Uv-IrカットフィルターはHαにはあまり関係ないと思い、外さずに取り付けしました。
後は、センサーと基盤、背面パネルを逆の手順で組み付けて完成。

とりあえず部屋の中で試写。これで赤い星雲、良く写るかな?
2016.5.01(5/3)

いくつかのサイトで手順が出ているが、今回は主にコウイチさんの記事と、たぶんその元ネタになった?と思われるYoutubeの動画を参考にさせていただいた。
内容的には今更感もあるのだが、自分の備忘録として一応、手順も掲載しておく。
まずは、外回りのねじを外していく。

↑①ファインダー周り3本。

↑②底面は4本。

↑③両サイドで3本。

↑④上面はストラップホルダーの横2本。

↑ちなみに、ねじの長さ違いも多いので、今回は久しぶりに、位置を間違えないように、こんなメモに両面テープでねじを貼り付けました。
効率の良い分解方法みたいで、思ったほどねじはたくさん外さなかったので、外した順番に並べるだけでも行けそうですが念のため。

↑⑤背面のラバーをカッターとピンセットではがす。

↑⑥左右から背面パネルを揺すりながら持ち上げて外す。
外すと中にフレキが繋がっているので、そっと開ける事。

↑⑦基盤にいっぱい繋がるフレキを外す。
赤印のコネクタは、フレキ側の茶色または黒色の押さえ板を持ち上げてから引き抜くタイプ。
青印は、穴に楊枝を突っ込んで、引き抜くタイプ。
黄緑印は、フレキと反対側に押さえ板があるタイプなので、そちらを持ち上げてから引き抜く。
紫印は、爪で引っかけて持ち上げれば外れるタイプ。
⑧フレキを外したらPC板を止めている青丸印のねじを4本外す。一本はフレキの下にあります。
いや~、コンデジと違って、さすがにコネクタが多いですね~。
もう一つコネクタがPC板裏に繋がっているのですが、それはPC板を持ち上げてからにします。

⑨ねじとコネクタを全て外したら、左のUSBコネクタに続く金属板を指でめくりながら基盤を外します。

↑ちなみに、基盤の上の方になにやらプラ部品が差し込まれている感じですが、基盤を外すのに支障は有りませんが、入れる時に上の位置関係になるように注意しましょう。

↑⑩基盤を持ち上げて、ひっくり返したら、裏側のコネクタも外します。

↑これで基盤が一枚外れます。
次にCMOSセンサーをフィルターごと外します。

↑⑪青四角印のコネクタを爪楊枝で引き抜き、
⑫赤丸のねじを4本外します。
そして、難関なのが、黄丸印の下側のねじ。
↓ここですね。

↑⑬軍艦部を無理矢理上に持ち上げながら、ドライバーを斜めにして、ねじを舐めないように慎重に外します。
↓外れたCMOSセンサーとフィルターユニットです。

↑⑭ねじを一個はずします。
⑮金属枠の矢印の位置がつめに引っかかっていますので
↓持ち上げて枠をはずします。

↓⑯金属枠が外れたら、その下のUv-Irカットフィルターを外します。

裏面のOリングが少しくっつき気味でしたが比較的簡単に持ち上がってきます。

↑⑰黒い枠についているのがローパスフィルターなので、ねじ2本を外して黒枠を外します。
黒枠は、両面テープの様な物でくっついているので、センサーの金属板と黒枠の間にカッターを差し込んで、外周を一周、ぐるりと分離しないと剥がれません。

↑⑱黒い枠からローパスフィルターを外します。黄色い四角の四隅のところに接着剤がついているのでカッターで切って取り外します。
ブログ記事を見ていると、ここでフィルターを割る人が多いのですが、私もやはり割ってしまいました。再利用はしないので最初っから割って取れば早かったか、、、、

⑲この後、黒い枠、Uv-Irカットフィルター、金属枠をCMOSセンサーにばらした逆順で組み付けます。
黒枠は外すと漏光の原因になることがあるとか。
あとあまり深く考えずに、Uv-IrカットフィルターはHαにはあまり関係ないと思い、外さずに取り付けしました。
後は、センサーと基盤、背面パネルを逆の手順で組み付けて完成。

とりあえず部屋の中で試写。これで赤い星雲、良く写るかな?
2016.5.01(5/3)
いよいよ専用カメラで、コリメートじゃない画像が登場してきますね。
そうですね。まずはカメラレンズから少し撮影していきたいですね。
とりあえず、赤いのが写るようになっただろうから、直焦点で、ノータッチも少し撮れそうかな。
ガイドは機材が無いからまだ先ですね。ボチボチと言った感じですか。
ご存じの通りワタシはX3を昇天させてしまったので、天体撮影の結果が楽しみです。
んで、mixiへの返事をココに書きますが、透明フィルターは残念ながら捨てちゃってます。
そもそも、ゴミ取りユニットからガラスカッターで切り取ったのでf^^;
GW、暇だったのでやっとこさ取り外しました。この後、もう一悶着有るのですが、記事ができ次第続編をUPします。
透明フィルター捨てちゃったのですか。残念。ゴミ取りユニットを切り離されたんですね。ちなみに超音波発生部だけをセンサーフレームに付けるだけで、ゴミ取り効果ってでるんですか?Wiki見ると、フィルターに付いてて、フィルターを振動させるから効果がありそうなかかれ方ですが、、、、まあフレームに付いてれば、センサーもいくらか揺すられるからそれなりの効果が出るんですかね。
が、ユニットごと外すとエラーが出るという記述を見たので、フィルター部分のみ切り離しました。
2眼レフの修理用にガラスカッターなぞを所有していたのが裏目に出たかもしれません(笑)
エラー対策ですか、それなら有りですね!
しかしガラス切りとは、、、、
私は、どうも「ローパスフィルター」と言う言葉が実は今ひとつピンとこないんですよね。赤の波長を落とす方向と言うことは、波長の長い=低い周波数を落としているので、「ハイパスフィルター」の方がピンと来るんですけど、、、Uv-Irカットフィルターなら「バンドパスフィルター」だろうし、、、、波長が短い=波長が小さい=ロー側なんですかね??無線屋さんには、既存知識との競合が、、、、
とりあえず、どんな風に写るか、撮影結果が楽しみですね。
ただ、基板のフレキ下のねじの指示抜けと、センサーユニット取り外し時のねじの位置指示が2カ所ほどずれていたみたいですよ。思わずビデオを見返してしまいました(汗)