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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

2016年 第17回遠征 台風一過

2016-08-31 | 天体観望・撮影(遠征地)
6月の初めの梅雨入り直前の遠征を最後に、ペルセウス流星群遠征は有った物の、ほとんど天気が悪くて撮影遠征に行けていない。そんな訳で、平日ではあるが、台風一過で多少晴れ間が出そうなので、会社が終わってから、少しだけ遠征してみた。


平日遠征は、遠くに行くと仕事にさし障るので、近場の菅平牧場へ遠征に出た。

台風一過で晴れる予定なのだが、GPV予報では、完全な晴れではなくて、多少雲が出そうな感じの予報。

実際、7時半ごろに着いた時は一面曇り空で、機材を出す気にもなれないほど。

晴れ待ちの時間は、する事もなく、ついつい熊が出ないかと思ったりして、少し気弱になるのだが、今回からは、クマよけに、実家で余っていたCDラジカセを持ってきたので、車の屋根に乗せてFM放送を流しておく。DJの喋りや音楽が大きく鳴っているので、少しうるさいが、おかげで、熊よりも私の方が、音がしている事で何となく寂しくなくて、安心する。これで熊もよけてくれるといいのだが、、、、



暫く、車の中で晩飯を食べながら思案していたが、8時過ぎになると雲間から星が見え始めてきた。

こうなると俄然元気が出てくるもので、急いで機材を展開する。とは言うものの、まだ北極星は雲の中。雲間から北極星が覗くのを少し待って極軸を合わせる。

3か月ぶりの撮影のせいか、うっかりHα対象なのに、LPS-P2フィルターをつけ忘れたりと思わぬところで、撮影準備に手間取ってしまった。

そんな訳で、撮影を始めたのは10時半ごろ。このころには、空もかなり広範囲に晴れ渡って来た。天の川の見え具合もまずまずの感じだろうか。



この時期、まだそんなに冷えないだろうと思って比較的軽装備できたが、風が少し強めに吹いている事も有り、さすがに標高1600mでの夜は冷える。かろうじて持ってきたダウンジャケットを着て、車の中に入りながらの撮影だ。

ちなみに、気温はまだ8月なのにもう9℃ほどしかない。こりゃ秋にはかなり冷えそうだな。



撮影の方は、ちょっと少なめの枚数にして2天体ほど撮影していたが、12時過ぎには時折雲が出てきて、撮影対象を時々通過する天気になってきた。

そんな事も有り、明日の仕事も考えて、少し早いが1時に撤収開始。大急ぎで撤収して、2時には自宅に帰着。シャワーを浴びて、2時半には何とか眠りにつけた。

晴れるか心配だったが、満天の星空を見る事ができた夜であった。

2016.08.30(8/31Up)

2016年 胎内星まつり

2016-08-29 | 天体観望・撮影(遠征地)
今年は、8/5からの原村星まつりに野暮用で参加できなかったので、8/26からの胎内星まつりに金曜日から参加してきました。


長野の社宅を午前中に出発して、会場には3時過ぎに到着。既に駐車スペースは結構埋まってて、いつもの様にテントエリアの横の道路沿いに縦列駐車で車を停める。



しかしあちこちにある、駐車場の場所取りの椅子やらヒモやらは何とかならない物か。主催者側では禁止事項に成っているんだが、、、



まだ開会前の会場内。各店、開店準備に追われている様子。


↑残念ながら、お天気は、曇りから、小雨。時折ゲリラ豪雨まで降る始末。


↑会場がまるで川のごとく成る程!

とは言うもののゲリラ豪雨は、短時間で、概ね曇りから小雨が少しぱらつく感じ。
開会前の会場をうろつくと、テントの中から、「くっしーさん!」の声。SHOWAのテント内に居たのは、コリメート仲間のひらいさんでした。

少し挨拶をしてから、また会場内をウロウロ。

今回の星まつり、お天気に恵まれそうにないので、何かいいジャンクは無いかと回る。


↑地元の野菜を売ってるテントでは、恒例?の餅つきをやっていた。


↑Vixenのテントだったか、Skysenser2000PC ちょっと高いなぁ、、、


↑国際光器で見つけた中古のNexGuide、改造X2でガイド撮影するには良いかもだが、昔、binスタさんの所で買った時は、新品2.5万だったよな、、、、まあ今は値上がりして、3.5~4万位みたいだけど、、、もう少し安くならないかな、、、


↑写真には写ってないが、三基工学館さんで、中古のGPD+HAL+2軸コントロールセットを4万で販売。GPDはカメラレンズ用にもう一組欲しいかなと思うが、去年買ったほぼ同じセットは3.8万だったしなぁ~、、、


↑ウロウロしているうちに開会式。市長のあいさつに、胎内?のゆるキャラ「やらにゃん」も応援に来ている。


↑この後、柳屋小ゑん師匠の星空寄席を聞く。今回、家内は実家帰省中で、一人での参加なので、色々と今まで見てなかった出し物も楽しませてもらった。

車中泊で、翌日を迎えると、多少晴れ間ものぞく天気に回復した物の、相変わらず雲の多い天気。



また会場内をウロウロする。

昨日、4万で出ていたGPDのセットが3万に値下げされているので、朝一でゲット。他にGPX+AL+2軸コントセットも4.5万→3.5万に、、、でもHALの方が欲しいしなぁ、、、GPXのスペックも良く知らなかったし、、、


↑国際光器で極軸望遠鏡をライトアングルで見るポーラーV2+ERA\19,800を、\12,800で売っている。これが有ると極軸合わせで膝が痛くならなくて快適だろうなと思うが、ちょっとまだ高くて買えないな、、、、


↑私の大好きな萌えショップ。今年も参加されているようです。


↑ゆるキャラは昼間も大活躍。


↑今日は、ペッパー君も参戦。子供に大人気!


↑大抽選会ですが、残念ながら、今年も何も当たりませんでした。こういうくじ運は悪い方なので、、、、でも最後にコップやその他細かなグッズを頂きました。


↑小ゑん師匠司会によるオークション。毎度なにも買わないんですが、何が出てくるか見ているだけで楽しい。


↑暗くなってからの星空コンサート。



夜は天気が悪いにも関わらず、かなりの人出でにぎわう。



この日は、昨夜の寝不足で11時過ぎに寝てしまい、2時過ぎに目を覚まして、トイレに行った時は、小雨が降っていたが、3時過ぎにもう一度車の外に出ると、星空が少しのぞいていた。


↑すばるからペルセウス座にかけて。

星まつりに来て、雲間ですが、やっと星が拝めた感じでしょうか、、、

あけて日曜日の朝は、結構よく晴れていた。天文館で金星と木星の大接近を見せてくれると言う事で、晴れた事だし、300円払って、天文館に入る。



暫くは、金星だけしか見えなかったが、高度が上がって来るとぼんやりと木星も見える様になってきた。昔、木星食を見に遠征してみたけど、こんなに淡いんじゃ私には見つけられなくて当たり前かも。



帰る前に、販売テントの方を覗くと店じまいの所も多かったが、国際光器はまだやっていたが物を余り並べずに売っていたので、お店のお兄ちゃんに、ネックスガイドは売れたかと聞くとまだあるとの事で、少し値段交渉して1.5万でゲット。

最後に、ひらいさんに挨拶をして、9時過ぎに会場を後にして一路高速で長野へ。13時頃には無事に帰着。

↓今回の戦利品は、こんな所。


星はほとんど見れなかったけど、それほど暑くもなくて楽しい3日間でした。

2016.8.26-28(8/29Up)

モンキー星雲 NGC2174-5

2016-08-26 | 天体観望・撮影(遠征地)
本日、くっしーは胎内の星祭りに来ているが、今夜は雨模様でさっぱりである。

気を取り直して、1月9日の遠征の画像処理に戻る。
この日はM1かに星雲の後、オリオン座のモンキー星雲を撮影してみた。


【↑NGC2174-5モンキー星雲 オリオン座の散光星雲】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW20mm 36倍 GPD赤道儀+HAL110+SS2
コリメート法 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
S:128秒x14枚 LPS-P2使用 Noise減算:ON
撮影場所:長野県佐久市臼田 撮影日:2016/1/10 00:20-01:59
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

前回の撮影は、2013年の12月なので2年ぶりぐらいの撮影である。

前回は7cm/f400に20mmのアイピースで20倍での撮影だったが、今回は、13cmに20mmのアイピースで36倍での撮影なので、顔の中の模様など、星雲の明暗の様子が少し良く写ってい
ると思う。

ただ、首の下の淡い部分は、前回の方が少し良く写っているだろうか。
この辺りは、スカイコンディションによるものか、フラットエイドの補正が効きすぎているのかと行った所であろうか?

2016.1.10(8/26Up)

追信:ちなみに、会場では、札幌のひらいさんとお会いしました。

ペルセウス流星群 2016

2016-08-21 | 天体観望・撮影(遠征地)
8月の13日から1週間は会社の夏休みを利用して、実家に帰るのだが、今年は12日の夜がペルセウス流星群の極大日なので、12日に仕事が終わってから、帰省の荷物一式を積み込んで、車で日本海側に出る事にした。


↑8/13 02:13 EOS 20D Tamron 17-50mm(17mm)
 F2.8 SS:15s IOS:1600 夏の大三角の右をかすめる
極大は21時頃の予報だが、月が沈むのが24時過ぎなので、19時頃に出て、21時頃到着で、機材の展開を予定していた。

そろそろ観測地点も近づいてきたところで、高速のSAにて軽く食事をしたところで、医者に貰ってる薬を忘れてきたことに気がついた!

このまま帰省予定だから、一週間薬無しというわけにも行かない。慌てて高速を降りて、そのままUターンして逆方向に乗って長野まで大急ぎで帰る。

結局、往復200kmを余分に走ったため、観測地に着いたのは、ちょうど月が沈みかけた12時前。

観測地には、若者7~8人が先客で来ていて、流星が流れるたびに歓声があがる。若者の歓声を聞きながら、急いで機材を展開する。

12時過ぎにカメラをセットして撮影した物の、この日、撮影用カメラを1台忘れてしまって、EOS20DとIXY30Sの2台体制での撮影となった。


↑8/13 02:12 EOS 20D Tamron 17-50mm(17mm)
夏の大三角の右側に飛ぶ

その後は、シートを敷いて駐車場に寝そべって、朝まで流星観測をする。

一人で見ている範囲で、1時間に2~30個ぐらい見つけられ、かなりたくさん流れた感じである。

でもカメラは2台しかなく、向けた方向がいまいちだったのか、大きめの流星は3個、小さめのが数個写っただけだった。


↑8/13 03:30 IXY30S 28mm相当 F2.0 SS:15s IOS:1600
昇ってきたぎょしゃ座を横切る流星

そろそろ薄明がはじまりそうな3時半頃から、雲が出てきて、全天を覆いだした。と言うことで、機材を撤収。

片付け終わる頃には、だいぶ明るくなってきた。



今回のペルセウス流星群、眼視ではかなりの数が見られたので、写真はあまり撮れなかったが、個人的にはかなり満足のいく物だった。

ちなみに、この後、暑くなるまで車内で仮眠の予定だったが、標高が低いせいもあって、蚊が多くて結局寝られず、帰省の移動を開始する羽目になった、、、、

2016.8.12-13(8/21Up)

M1 かに星雲

2016-08-12 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、画像処理の方もだいぶ進んできて、やっとこさ今年の画像処理に入る。
今年の最初の画像は、昨年から何度か撮っているM1かに星雲である。


【↑M1 かに星雲 おうし座の散光星雲(超新星残骸)】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀+HAL110+SS2
コリメート法 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
S:101秒x16枚 LPS-P2使用 Noise減算:ON
撮影場所:長野県湯の丸高原 撮影日:2016/1/9 22:17-23:39
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

ここの所、1枚当たりの露出時間を少し短めの101秒にして撮影しているのだが、撮影枚数を増やしても、フィラメント構造の写り具合は、前回前々回と比べて、今一つ改善していないと言うか、返って解像度が悪くなっているような、、、、

う~ん、各画像が微妙にぶれていたりするのかな?沢山重ねると帰ってフィラメント感があいまいになって来る様にもみえる。どうも頭で思う様に行かない物だ、、、、

もう少しなんか大きなブレークスルーが無いとこれ以上は無理だろうか、、、、

2016.1.9(8/12Up)