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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

8cmF15を買った

2011-07-31 | 望遠鏡・撮影機材(改造・修理)
先日、ORION-6Sで、6cmF15の鏡筒を覗いたら、かなり良く
見えたので、8cmもF15を覗いてみたいなと思い、オクで2510円
でポラリス3(D:80mm/F:1200mm)を落札した。

今日届いたのだが、木箱に入って、これ又でかい。玄関先で
広げるが、なかなか長物なので、広げるのに苦労する。

ポラリス3は1972と1976年のカタログに載っている。届いた鏡筒の
銘板を見ると頭が5なので、1975年製の36年物である。
またまた、一躍、我が家の最古老に躍り出たか(笑)

レンズを見ると、ほこりはあるが、まずまずの綺麗さである。


鏡筒の太さは76mm、レンズセルが少し長く、レンズはセルの前の方に
付いていて、80→76mm部分はレンズセルで持ってる感じで有る。


ちなみに、カスタムはD80mmに対して、鏡筒は90mm、kenkoはD90mmに
対して鏡筒90mm、オクで質問した時の情報では、同じカスタムでも90は
D90mmに対して鏡筒90mmらしい?(80と共通の筒サイズ?)
この辺の、レンズ有効径に対しての、鏡筒の太さって、見え味としては
何に影響して来るんだろう?迷光処理?コントラスト?
どなたかご存じなら、くっしーに教えて下さい。

レンズセルを外して中を覗くと、鏡筒部には、遮光環が2枚付いていた。


鏡筒が長いから、遮光環もそれなりに沢山ついてるかと思ったが、
意外に少ない。もっと沢山あっても良さそうな気もするが、まあ、
必要充分なのだろうか?コストとの兼ね合いなのだろうが。

三脚は、先日買ったORIORNと同様、三脚の足を少し伸ばした状態で
開き止め兼トレイが付く様になっている。組み立ててみると、これが又
でかい。まあ、この世界、でかい望遠鏡は沢山あるから、そう騒ぐ
ほどの事は無いとはいえ、我が家では一番の長身に成りそうだ。


ちなみに、赤道儀の赤径軸のギアはなんとプラスティックだ!
赤緯側は金属製のタンジェントスクリューによる部分微動だ。


高倍率で惑星を見るのが楽しみである。早く晴れないかな!
2011.7.31(8/5)


Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その5

2011-07-30 | デジカメ(ジャンク?修理)
レンズ復活を目指して、色々と案を練ってるパワーショットS90の
ジャンク
だが、ブログ記事の拍手コメで、液晶にクレンジングオイルを
こぼして部分的に液晶が暗くなってしまったとの報告を頂き、役に立つか
どうかは判らないが、取り合えず液晶パネルを分解してオイル掃除が
出来るように、S90の液晶パネルの分解手順を番外編でお届けする。

途中までのバラしは前回の記事を参考にして貰うとして、今回は
液晶パネルのばらしから。

なお、液晶を取り外すのは、やっぱりスイッチ部を取り外した方が安全で
あった(外さずに液晶を外そうとしたが、かなり無理があった(汗))

また、フレキのコネクタのロック板を持ち上げる際には、ピンセット等で
そっと持ち上げる事(勢いよく持ち上げるとロック板がたまに壊れる)

また、ばらし、組み立て時に各板を汚すと、その汚れが組み上げた時に
透過して表面から見えるので、余り汚さない事。

液晶の金属枠には、ロックが5カ所有る。↓


↓カッターの刃を縦にしてロックを順番にずらしていく。


↓金属枠が外れたら、中身を落とさないように開く


↓上側は金属枠から液晶ガラスが外れるので慎重に外す。


↓上枠、LCDガラス、バックライト+散光板+導光板+反射板+下枠


この時点で、LCDガラス板を綺麗に拭いても、黒っぽくなってたり
汚れが中にあったりする場合は、ガラスの間の液晶まで浸水(浸オイル?)
が来ている事になる。さすがにこの中は掃除できない。

↓カッターで散光板2枚を持ち上げる


↓先ずはこんな感じで上2枚が持ち上がる


↓上2枚が外れた所。上からこの写真の順番。左が少し細く成ってる


↓プラスティックの白い枠を又、カッターで持ち上げる。

↑赤丸の所に引っかかりがあるのでそこにカッターを入れて持ち上げる
この時白い枠は弱いので注意をする事
(但し割れても、それほど機能には影響がないので対した事はない)

↓白い枠は、最後、下の赤丸の所ではまっているので、精密ドライバー等を

差し込んでこじって枠を外す。

↓バックライト導光板(上)と散光板(下)が持ち上がる。

(↑この写真は、外した白枠を上下反対にしているので注意の事)

↓下の金属枠の上には反射板が乗っている。


↓白い枠とバックライト導光板、散光板も軽い張り付き位で外れる


以上で全ての構成パーツが外れたので、オイルや浸水等を綺麗に拭き取る

ここから組み立て。特に組み立て時は、埃や汚れに注意して組み立てる事
ここでゴミが入ると、組み立て後、表から見えて見苦しくなる。

↓先ずは白枠にバックライト導光板と散光板を黒いテープ側に寄せて

合わせる。

↓下の金属枠に反射板を載せて、その上に白い枠を乗せてはめ込む。

この時も黒いテープ側を合わせる事
(精密ドライバーで外した所をはめ込む様に取り付ける)

↓上の散光板2枚を突起をはめ込みながら写真の様にしてはめ込む


↓背面側が組み上がった。


↓その上にLCDのガラス板を位置を合わせて載せる(はめ込む)


↓上から金属枠上側をはめ込む(ロック箇所を合わせること)

↑これでLCDパネルは組み上がり。

↓映像フレキは、穴にピンセットをつっこんで、コネクタに深く

差し込むこと

ロック板は押さえにくいので、ピンセットの背で押すと良いかも?


↓バックライトのフレキは、LCDを傾けた状態ではめ込んでロックする事


と言う事で、これで液晶パネルの分解と組み立ては完了。
液晶は綺麗になっただろうか?後は前の記事の通り本体を組み上げて
おしまいである。

2011.8.3(8/4)

Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その2
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その3
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その4
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その5

以下は、S95水没機のレンズユニットを修理、上のS90を復活させた記録
PowerShot S95 分解・修理?
PowerShot S95/S90 分解・修理?その2

高感度機を買った

2011-07-30 | 望遠鏡・撮影機材(改造・修理)
PowerShotS90の修理が長期戦状態に入ってしまったし、相変わらず
手頃な高感度機がジャンクで出ない事もあり(ジャンクで出ても前回の
様にハイリスクローリターンじゃ、、やっぱり疲れるし)、たまたま
私にとって丁度都合の良さそうな、本体のみの中古・完動品のIXY30Sが
オクに出ていたので8,500円で落札した。

8500円は、中古のIXY30Sの落札価格としては結構安く感じるが、本体
のみで、電池と充電器、ケーブル類無しなので、多少安い程度である。
ただ、前回のパワーショットS90の電池と充電器が使えるので、少しは
前回の投資の有効利用が出来るかな。


今日、届いたので、早速見てみると、外観は、かなり綺麗だ。
但し黒なので、ちょっとした傷が目についてしまう所があるが、
傷は使ってるうちにどうせ付くので、気にしない。

適当にボタンをいじり、お目当ての高感度、ISO3200に設定する。


今までのIXYシリーズには無かった、(従来のパワーショットには有る)、
シャッタースピード優先や絞り優先モードが付いている。
シャッタースピード優先でシャッタースピードを15秒に設定する。
ありゃ!↓ISOが勝手に125に切り替わったぞ!


え!マジ?!慌てて取説をめくる。と、取説に『シャッタースピードが
1.3秒以上の時は、ISO125に固定されます』と書いてある。がーん!
これじゃお目当てのF2、ISO3200、15秒撮影が出来ないじゃん!!
マニュアル設定で出来ないか取説をめくるが、どこにも書いてない。
あちゃ~!ひょっとして大失敗?今から直ぐオクに再販に出す??

いやまてまて、キャノンコンデジの救世主、CHDKが有るではないか!
確か、IXY30Sは、正式版はまだだったけど、ベータ版が公開されていた
はずと思いWEBを探し回って、0.9.9ベータv111.1.1アルファrev718
2つ見つけた。1.1.1の方が日付が新しかった(なんと2011.7.28)ので
取りあえず、そちらをインストールする。


↑取りあえず無事にCHDKは起動するようになった。

しかし、CHDKのメニューに入るキーが判らない。IXY910では、プリントキー
でALTが出て、CHDK設定に入れたが、30Sにはプリントキーがない!色々
キーを押してみるが、ALTが出てこない!いやいやそんな筈はない。確か
2chで使ってみてどうこうと言うカキコがあったはず。またまたWEBを検索して
見つけました。(ホッ!)ロータリーキーの左上を押すって!これって
上と左の同時押しって事ですかね?

↑無事CHDKのメニューに入れた

これで、シャッターをカメラで15秒にして、CHDKでISOを3200にする。

↑ISO表示は5000なんていい加減な値になっている。

試しに撮影と思って、シャッターを押すと途端に電源が落ちる!

え!ほんと?なんで?バグ!!??まずい、これは本格的にオクに
再販か?細かい傷がちょっと不利だよなと真剣にオク行きを考える

いや、待て待て、まだ他にも設定の仕方が有るだろぅ!今度はシャッター
スピードは1秒以下にして、カメラでISO3200を選択させた状態で、CHDKで
16秒に設定して試し撮り。なんとか無事にISO3200のまま、15秒でシャッター
が切れた。ほっ!よかった。これで売りに出さずに自分で使える。

↑左上にTV:16.000の文字がハッキング中を示している

これで感度で2倍、F値で2倍と、トータルで従来の4倍の
露出が可能になる。暗い山では、きっと効果絶大のはず!
でも、光害の多い三鷹ではどれほど力を発揮できるだろうか?
後、動画も1920x720で撮れるから、惑星撮影も少しましになるかな?

しかし、危ない危ない。ノーマルファームだと15秒でISO3200が使えない
なんて、そんなこと仕様には書いてないもんな。
普通に使うならパワーショットのS90かS95って選択肢しか無くなる訳だ。

CHDKをいじるついでに、試しにシャッタースピードを最大の64秒にして
試し撮りをしてみた。前回は駄目だった記憶があるが、なんとちゃんと
64秒露出して、64秒ダーク減算してる!えっ!マジ!!!

試しに、910も64秒で試してみる。確かに、シャッターを押した時の液晶
表示は15秒を表示しているが、実際には64秒間露光している。ありゃー!
シャッタースピードに関しては、カメラの実力以上の長秒撮影できるんだ!
ほんとか??


↑試しに夜のガレージで三脚で撮ってみる。確かに今までの
ISO1600/15秒露光に対して、64秒を試すと確かに明るく写っている!
IXY30Sでも確認すると、ISO3200/16秒でほぼ、910の64秒相当の明るさ。
シャッターを64秒に設定すると、更にそれ以上に明るく写る!

おお~!なんと言う事だ!910でも、今までの4倍の露出が出来たんだ!
30Sでは今までの16倍の露光が出来る!こりゃ凄い事ですよ!

だって、机上で計算すると、直焦F4~5/ISO1600/10分露出と言うのが
直焦画像で比較的よく見かける撮影データですよ。
ISOで2倍、Fで4倍だから、8倍の露光相当だから、同条件で8分30秒
露光したのに匹敵する事になる。いや、まあ、コリメートなんで、
光学系のロスや歪み、各種収差が有るけど、それでも、7掛け位で
5~6分露光と同等程度の露出が得られるんでは?
但し露出だけですが。星像の周辺歪や、各種収差は直焦の足下にも及ば
無いしCCDが小ささから、ノイズ量も多めに成るけど、でも今までの16倍!

最も、64秒露光する為には、極軸もしっかり合わせる必要が有るし、
今のMKの赤道儀じゃ、変な揺れで、かなり苦しいと言う部分は有るが、
これらは、どのみち、これから改善していく予定の物だったし。

う~ん!お手軽コンデジ撮影の新しい世界が開けそう!早く試して
みたいのだが、この所、梅雨に戻ったかの様な天気が続いていて、
さっぱり夜空が見えない。

早く晴れないかな~?こりゃ楽しみだ~!!
2011.7.29-30(8/2)

補足:自己つっこみと言い訳
1.全く、今の今までIXY910のCHDKによる性能を使いこなしてなかった
 なんて、、、長秒設定を試した時に、シャッター半押しで液晶画面に
 『15秒』て表示された物だからすっかりだまされていた、、

2.コンデジにこだわる理由
 それほど自分では、こだわっている訳では無い様な気がする。
 デジイチも欲しくて色々と物色はしている。
 現状コンデジでも、画質は良くないが、写る事自体が、面白くて
 まだここに留まってる感じ?今の時点では、メシエ天体を一生懸命
 探し出して見つける事、光害の三鷹で、眼視だと余りはっきり
 見えない物が意外に写る事。やってみるとこのレベルでも結構、
 面白いので、今、はまっているのは確か。初心者からのステップ
 アップの1ステップなのかも?得意のジャンク修理も楽しめるし。
 (今回はちょっとババですが。)
 そのうち、それだけで満足できなくなったら、直焦に行くと思う。
 でも、そう思う前にデジイチ買っちゃったらやっぱり直焦に移っちゃう
 かな。ただデジ物は、日進月歩なので、どうしても少しでも
 新し目の物に目移りしちゃう。今これが無いと絶対ダメって状況でも
 無いので、余計買えない感じかな。『今なら、これがすごくお得!』
 なんて状況になると、お得情報に弱いくっしーは買ってしまうかも。

Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その4

2011-07-28 | デジカメ(ジャンク?修理)
もう、復活できる確率はかなり低く、それどころか分解さえままならない、
今回のパワーショットS90。一旦、作業中断しタッパーケースにビニールに
包んで放りこんで2日ほど放置。途中までの記事を書いてる途中で、写真が
足りず、再度引張り出し、写真を撮影後、しばらくレンズを眺めていた。

なんとなくピンセットを出して、あちこち軽くつつくと、
内筒の中身が後ろに動く事を発見。↓


おおこれは!と思い、少しづつ押すと、↓内筒の中身が後ろに出てきた。


後ろから見えていた、曲がった金属ピンを取り出す。スプリング付きだ。


ちなみに一番後ろの板は、シャターの様で、突起を動かすとレンズの
後ろの金属膜が開閉する↓


シャッターユニットを後ろに取り外す↓


その前に有るユニットも取り出す↓


なんのユニットだろう?↓ガイドピンが3本中2本折れている。


前面側のネジを2本外し、黒いカバーを外すと羽が。

↑どうやら、絞りユニットの様だ。

↓シャターユニットのガイドピンも2カ所取れていて、1カ所、

曲がった金属ピンが付いていた所は↑広がっていて、ピンが付き
そうにない。縦方向のガイドも少し変形している。

中身が無くなったので、内筒の内側からラジペンの先を当てて

軽くトントンすると、↑最内筒が上に上がってきたが、まだスティックは
外れない。

ガレージに持って行って、万力の口幅を外筒の幅に合わせて、軽く載せ

ソケットレンチのコマを内筒にあてがい、↑軽く金槌で叩く。

ちょっと外筒にヒビ↓が入ったが、何とかスティック箇所を分離出来た


良く見ると、内筒は更に2つに分離↓する。


外筒(3番目の内筒?)の内側↓赤丸の所は初めに外から見て

最初に出っ張っていた部分。約5mmほど正規位置より下に食い込んで
いた様だ。青丸の部分は、たぶん金槌でたたき出した時の傷。

これと内部ユニットを見ると、内筒だけでなく、シャッターユニット
絞りユニットも別の溝に入って上下する構造だった様だ。

内筒の金属製ガイドピンは、3カ所中1カ所↓無くなっている。

そう言えば、外筒(3番目の内筒)には、中から押した出っ張りは
2カ所しか無かったから、このピンは、外筒を分離した時には、もう
無かったと言う事になる。最初の落下時に既に無くなったのかも
知れない。

と言う事で、無事にスティックは外れて、分解できたが、少々強引な
手も使ったので、正しい組み方が判らない。既にガイドピンが無く
まともには動かないし、正しい組み方をする為の動きも出来ないので
本当に正しい組み方かどうか自信はないが、一応無理な力を掛けずに
組み立てる方法を確認しておく。

なお、以下に書くのは、途中で順番を間違って、何度か組み立て直しを
した結果に基づき、最終的な正しい組み方と思われる方法を忘備録代わり
に書いておきます。どなたかの参考にでも成れば、、、
(但し部品が一部壊れているので、ほんとに正しいかは保証しかねます)

外筒(3番目の内筒)の化粧板は先に取り付ける。(上端にはめ込むだけ)


2番目の内筒↓に真ん中のレンズを取り付ける。方向が有るかどうか

判らないが、外す時に付けた印をあわせて取り付ける。
以下特に書きませんが、外す時に必ず印を付けておき、位置が判る様に
しておきましょう。(え?今からじゃ遅いって?)

中玉兼前玉レンズ枠に↓前玉を入れる。今回は完全復活させてる訳じゃ

ないので、特に接着はしませんでしたが、ちゃんと動く様に組む時は
接着した方が良いでしょう。

前玉押さえ兼、レンズバリア駆動板を切り欠きに合わせて入れる。

下向きに突起の有る部分を青丸部に合わせる事。

レンズバリアにスプリングを引っ掛ける


2番目の内筒の突起にバネを引っ掛け、小さい穴にバリアの突起を差込む

バリアを2枚共付ける。この状態ではバリアは開いたままが正常位置

3番目の内筒の溝に2番目の内筒のガイドピンを合わせてはめ込む


最内筒の中に絞りユニット、シャターユニットの順で、切り欠きに
ガイドピンを合わせて中に入れ、最内筒の出っ張りと2番目の内筒の

切り欠き部分を合わせて↑最内筒を組み込む。

内筒ユニットを表にして、化粧板を取り付ける。化粧板の裏側に

出っ張りと、3番目の内筒の先端に角穴が有るので、位置を合わせて
(数mm反時計方向にずらして合わせて)押し込んで時計方向に
回す感じで、はまりました。

組み上がった内筒ユニットを外から3番目の外筒の前面まで差し込み、

フレキを↑穴に通す。(この辺はガイドピンが有る場合は、位置に
注意して、回しながらはめる必要が有ると思います)

内筒ユニットを前面に出したままで、外から2番目のギアの付いてる

外筒の↑穴にフレキを通す。(写真は既に通っている所、左は最外筒)

そのまま、最外筒もフレキを通してはめ込む。3番目の外筒のネジ位置

と合わせる事

レンズユニットの裏板を↓ネジ4本で止める。


フレキのセンサーを元通りの位置に差し込み接着する。

フレキのコネクタが3カ所有るので、写真の状態でコネクタに差し込み
差し込み終わってから、フレキを畳んだり、ガイド穴に刺したりする。

以上で、レンズユニットは組み上がったので、後は分解した時の記事を
参考に、逆に元通りくみ上げる。

と言う事で、散々苦労して、ばらして、組み上げましたが、部品破損が
激しく、今回は修理断念。


↑相変わらずのレンズエラーと、修理中に出てきた破片

長編おつきあい有り難うございました。今回は完全に人柱モードで
ハイリスクを見事に引き当てましたが、どなたかの参考にでも成れば
幸いです。やっぱり、落下と水没は、ハイリスクで、当たりもあれば
外れも有ると言った所でしょうか、、、、orz

今朝方、寝起きに布団の中で、『こうすりゃ直せるんじゃないか?』
みたいな思いつきもちょっと有りましたので、その構想を実現でき
そうな部品(部材?)が、手に入ったら、続編が有るかも。
(余り期待しない事)

後、こうやったら治せるんじゃないの?的なご意見もお待ちしており
ます。今朝思いついた案より実現性が高い案なら試してみたいと
思います。

あ~!それにしても、早くISO:3200/F:2.0のコンデジが欲しいなぁ~!
2011.7.30(7/31)

Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その2
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その3
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その4
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その5

以下は、S95水没機のレンズユニットを修理、上のS90を復活させた記録
PowerShot S95 分解・修理?
PowerShot S95/S90 分解・修理?その2

Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その3

2011-07-27 | デジカメ(ジャンク?修理)
かなり敗け戦の色が濃厚な感じの今回のパワーショットS90
でも、まだレンズを全部分解し切れてないから、最後まで分解して
スティックを外して見ない事には、なんとも中途半端な気分である。

先ずは、前玉の側面3ヶ所の接着剤だが、取りあえず外してみる事にする。
何しろこのままじゃ、どうせこのレンズ、ゴミのままだし、、、
多少力を掛けて、前玉に傷を付けない様に外す


何か、やけに中のレンズが汚れている?


何故か、レンズクリーナーで拭いても、ブロアで拭いても
変わらない!なんで?
前玉の外枠を外す。


外枠だと思ったら、これにもレンズが付いていた。
でもって汚れはその下のレンズ(最後玉)の汚れだった。
これをレンズクリーナで綺麗にしたが、そこから先が又バラせない


試しに隙間ゲージを持ってきて、最内筒と2番目の内筒の間を
通してみるが、相変わらず外れない。中の機構が判らないので
何とも言えない所は有るのだが。


内筒の内側に見える金属ピンが1個斜めになっているのだが、
そこに隙間ゲージを突っ込んで、2番目の内筒に引っかからない様に
しても、まだ出てこない。


う~ん、ちょっと手詰まり、、、、
しかし、これだけプラ部品が破損しているので、完全復活は
ウルトラC並みの高難度としても、とりあえず全部分解
しない事には始まらない。

引っかかっている所に対して、落下した時と逆方向に、強めの力を
掛ければ、正規位置に戻るはずなのだが、最内筒を前に引っ張る
手段がない。それに最内筒と2番目の内筒の正規の位置関係も
判らなければ、内部の構造も判らないので、どこがどう引っかかって
いるか判断しかねる。闇雲に力いれても壊すだけだし、、

これはちょっと長期戦に成るかな~、、、、
直ぐには何とも成りそうにない、、、、
後は、しょっちゅう眺めて見て、何かひらめいたら試してみる
ぐらいだが、、、、

せっかく今までの4倍の露出を手に入れたと思ったのに、、、
今回は外れだ~、、、、

いっその事、レンズユニットが駄目なら、取っ払って、CCDのみに
して直焦点用に改造してしまうか!?でも15秒の露出じゃ、
直焦点の暗いF5やF4位の明るさじゃ、今より写りませんね~、、、
せめてF4位に持って行けば、今と同等の露出になりますが、
今と同等じゃ意味ないし、、、(泣)

Nikon8cmさ~ん!間違って液晶画面割っちゃったら、治して
上げますよ~!(笑)
2011.7.27(7/31)

Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その2
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その3
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その4
Power Shot S90 ジャンク 分解・修理?その5

以下は、S95水没機のレンズユニットを修理、上のS90を復活させた記録
PowerShot S95 分解・修理?
PowerShot S95/S90 分解・修理?その2