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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

2019 ペルセウス流星群

2019-08-17 | 天体観望・撮影(遠征地)
四国に帰省中の8月13日未明にペルセウス流星群の観測に近くの山のキャンプ場まで出かけた。


↑03:11 スバルの右横、おひつじ座を通過
この日は11日の月がありかなり夜空が明るく、月が沈んだ3時過ぎが、観測に最適との事だ。

夜中に目が覚めたので、準備をして2時過ぎに自宅を出て、キャンプ場の展望台まで向かった。



多少雲はあるものの、まずまずの観測日和。

展望台に家内とともにサマーベッドを広げて天頂方向を見ながら、3時前から薄命の始まる4時過ぎまで、1時間半ほど夜空を見上げて45個ほど流星を見ることが出来た。


↑03:33アンドロメダ銀河の右、更におひつじ座の右を通過

今回は月が沈んでから観測したので、観測時間も短く、写真は10枚ほど写っていたが、あまり明るい流星は少なかった。

眼視でも、火球クラスは1個確認できたが、全体的に暗い流星が多かった。

今回の極大時間は13日の午後4時と昼間だったので、極大の12時間前だとこんなものかなぁ、、、、

2019.8.13 (8/17 UP)

しぶんぎ流星群 観測

2019-01-09 | 天体観望・撮影(遠征地)
今年のしぶんぎ流星群は1月4日の午前11時の極大である。1/4は年休を取って四国の実家に居るので、実家で流星群の撮影と観測を行った。


Canon IXY30S 1/4 05:15 ISO:1600 F:2.0 SS:25sec f:28mm相当

数年前に実家の玄関に近い電柱にLED照明がついたおかげで、実家の庭では観測が困難になった。

そんな訳で、撮影は、LED照明を避けて実家の1階の屋根にカメラをセットして撮影した。



カメラは夜11時過ぎにセットしたのだが、その時は、かなりの曇り空であった。


↑雲間に覗くすばるとヒアデス星団

直ぐには晴れそうにないので、カメラは流しっぱなしで、一旦寝る事にした。

明け方、5時頃に目を覚まし、裏の敷地にサマーベッドを持ち出して、寝っ転がって流星観測。

寒くて40分位しかいなかったが、16個ほど流星を確認できた。


Canon IXY30S 1/4 04:30 ISO:1600 F:2.0 SS:20sec f:28mm相当

これだと時間当たり25個程度で、数的にはあまり飛んでいない。

しぶんぎ流星群はピーク時間に集中しているらしく、ピークを外れるとあまり飛ばないらしいのでそのせいかもしれない。

飛んでる流星も明るい物は少なく、撮影できた15枚の中で一番明るかったのが、冒頭の1枚である。

ちなみに、カメラの画像を見ると2時半頃までは雲が有ったようで約3時間半カメラ2台でやっと15枚である。


Canon IXY30S 1/4 05:22 ISO:1600 F:2.0 SS:20sec 44%トリミング

他の流星は薄っすらとしか映ってない物が多かったので割愛、ちょっと小さいが、この一枚も上げておく。

と言う事で、ピーク時間を6時間ほど外れての観測であまり明るい流星がたくさん飛ばなくて、ちょっと残念であった。

もう少したくさん飛んでくれると楽しいのになぁ、、、、

2019.1.3-4 (1/9 UP)

ふたご座流星群とウィルタネン彗星

2018-12-17 | 天体観望・撮影(遠征地)
12月14日の深夜は、ふたご座流星群の極大日なので、久しぶりに天体撮影遠征に出た。


EOS20D ISO:1600 17mm SS:30s F6.3 12/15 02:24

この日は長野県は天気がもう一つのGPV予報である。

しょうがないので晴れ間を求めて、長野との県境を少し過ぎた山梨県の北杜市に出かける事にした。

金曜の仕事が終わってから、久しぶりの天文機材の積み込みを行ってからの出発で、社宅を出たのは8時過ぎ。

長野自動車道から、中央高速へ入り、長坂ICを目指す。



岡谷ジャンクションを過ぎると、目の前にシリウスとオリオン座が、車のフロントガラス越しに見える。

走りながら、流星を2個ほど見かけた。

高速を走る車の中から見えるのは概ね1等星以上だから、かなり明るい流星だった。

走りながら、早く観測地に着きたいとちょっと焦る。

現地に着いたのは10時過ぎ。

既に流星はあちらこちらで飛んでるのを見かける。



先ずは流星撮影用のカメラをセット。

固定撮影3台+αなのだが、久しぶりで手間取り、初めの1台を動かし始めたのは11時半過ぎだった。

今回の流星群は、まずまずの数が流れた。


IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 04:34

割と地平線近くに流れ落ちる流星が多かった気がする。

カメラには合計で60カット程写ってくれたが、明るい流星はあまり多くは写らなかった。

と言う事で明るめのカットを冒頭の写真を含めて3枚ほど掲載。


IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 01:26

ちなみに最初のEOS20Dは、17-55mmF2.8のズームを使ったのにうっかりF値を絞ったままで撮影してしまったorz

流星撮影カメラをセットした後、しばらくサマーベッドで寝転がって流星観測。

そういえば、ウィルタネン彗星46Pも今地球にかなり近づいていて、4等台まで明るくなっているとの噂。

先日長野市内の社宅で双眼鏡を使って探したが明るい市内からは見つけられなかった。

双眼鏡を出してきて、だいたいの方角を探すとすぐに大きな、ボゥっとした彗星を見つけることが出来た。

写真撮影をどうしようか迷ったが、せっかくだから撮っておこうと、かなり遅くなって、彗星撮影を開始。


EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120sx9cut F2.8 12/15 2:21-38
IR Filter無し HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット

先ずは28-70mmのカメラレンズで撮影。

既に南中を4時間半も過ぎて既に高度は25度ほどしかないが、それでもプレアデス星団とのきれいな競演が写せた。


EOS kiss X2 ISO:1600 D:70mm fl:400mm F5.7 SS:120sx9cut
IR Filter無 HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット 3:23-40

続いて、7cmの望遠鏡を引っ張り出して、撮影。

この頃には、高度がもう14度しかなく沈む直前である。

そのせいで地平線近くの光害にまぎれて、きれいに撮れなかった。

もう少し早く撮影を始めればよかったか、、、


EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120s F2.8 12/15 2:38

ちなみにカメラレンズの最後の1枚は、見事に画角に流星が飛び込んでくれ、流星・ウィルタネン彗星・プレアデス星団で3者の競演となった。

わざわざ高速を2時間も走って来た甲斐が有った。

と言う事で、この日は薄明の時間過ぎまで、久しぶりの満天の星空と飛び交う流星群、ウィルタネン彗星と、夜空を満喫できた一夜だった。

最近は、天体関連のお出かけが減ってるが、晴れればこれも又楽しいな。

2018.12.14-15 (12/17 UP)

胎内星まつり 2018

2018-08-27 | 天体観望・撮影(遠征地)
原村の星まつりに続いて、先週末の胎内の星まつりにも、計画年休を取って金曜日から参加してきました。


長野から概ね4時間ほどかけて会場へ到着。途中、昼飯やら、買い出しやらで着いたのが14時と出遅れた為、なかなか良いテントスペースが確保できなかったのですが、なんとか狭い所にテントを張って、今夜の宿を確保。



まだ、開会前で、会場は準備中で、各テントの中はまだ空っぽの所が多い。



この日は、雲の多い天気で気温自体は33℃ぐらいだが、前日に胎内市で40.8℃を記録しているせいか、非常に蒸し暑く汗をいっぱいかきながらの参加だった。

スタッフのテント近くでひらいさんと再会。FBで来ているのは知っていたが、実際にお会いするのは昨年のアメリカ皆既日食以来、1年ぶりか。

夕方近くになって、出店のテントもだいぶ賑わってきた。

私の好きないつもの萌えショップは、前回原村で、アニメののぼりが無くなって残念と思っていたら、大河@とらドラ!のロングクッション(抱き枕??)を柱に縛り付けていた(汗)



ちなみに、夜には以前のアニメのぼりが復活していた。みやこ@ef だったが、私はefなら千尋だな、、、



一昨年の胎内でオートガイダーを買ったが、ガイド鏡が無くて未だに棚に眠っているので、安いガイド鏡は無いかと物色してみた。


↑原村でもみた国際光器オリジナルGS60、通常価格だと14.8k

まだちょっと高いよなぁ、、、


↑ちょっと古めの6cm口径ガイド鏡

でも接眼部が24.8mmなんだなぁ、、、31.7mmじゃ使えないだろうなぁ、、、

結局何も買いませんでしたが、他に目に着いたの物をいくつか掲載







大きなドブもそろそろ準備開始。



一通り見て回った後、屋台テントの方に行った。



地ビール(おかわり@300円)と焼きそば、牛串、茄子の浅漬け、こんにゃく玉?などで晩御飯だ。



空もだいぶ晴れ間が増えてきて、夕方には素晴らしい夕焼けが見られた。



食事が終わって暗くなってもまだまだ暑い会場。

涼しい所へ避難と言う事で、冷房の効いた天文台に行って、60cmの望遠鏡でいくつか惑星を見せてもらうが、今一つのシンチレーションで余りはっきりしない。

しばらく天文台で涼んだ後は、柳谷小ゑん師匠の星空落語を2m位の直近の距離で楽しむ。



まだまだ暑い夜は続く感じだが、22時半ごろにはテントに引き上げて就寝。



翌朝5時頃には起きて、朝食のあと、日曜日に予定が有るので、テントをたたんで、近くのクアハウスたいないにてお風呂に入り帰途に就いた。



金曜は雲は多いながらそこそこ夜空は見られたが、月が大きいので、惑星がメイン。

土曜の天気はどうだったのだろうか、、、

今回は、私にとって、あまり目立つジャンクは見かけなかった様な、、、、

2018.8.24-25 (8/27 UP)

ペルセウス流星群 2018

2018-08-13 | 天体観望・撮影(遠征地)
昨夜はペルセウス流星群の極大日。実家に帰っているので、近くの山のキャンプ場まで流星群観測に出かけた。


ここの展望台に、サマーベッドを広げて夜空を眺めることに。

ちなみに夏休みなので、キャンプテントも何張りか出ていて、キャンプファイヤー的な火がたかれていた。

なるべく焚き火が視界に入らない展望台の隅のほうにベッドを広げて、天頂付近を眺める。

この日は雲が多めでいまひとつの天気。

なるべく雲のないエリアを眺めて流星をまつ。

今年は雲のせいで見える範囲が狭い上に、うす雲で暗い流星は見えないと、条件が悪く、あまり流星が見つからない。

2時間ほど眺めていて、結局肉眼での確認は15個ほど。

カメラは1台きりを1時間半ほど動かして、暗くてぎりぎり流れているのが判る程度の流星が一個だけ写った。



ペガスス座とはくちょう座の間を飛ぶのがかろうじて暗く写っている。

なかなか雲越しなので厳しいものがある。

2時間ほど観測していると、夏とはいえ山の上は涼しくて、半そで半ズボンでは厳しくなってきたので、2時ごろに撤収した。

撤収するころの雲の様子はこんな感じ。



展望台だけに、下の街の光害が影響していて、条件はもう一つである。

雲もかなり出てきている。

まあ、2時間ちょっとで15個なので、結果はまずまずという気はするが、雲越しだと、やはり迫力に欠ける。

やっぱり天気にはかなわないか、、、、

2018.8.13