ある新聞報道によると、「ネット選挙」について、
インターネットを使って投票ができるようになるのだと、
勘違いしている人が多いといいます。
「ネット選挙」の解禁が報道されて以来、
このような勘違いをしているネットへの書き込みも、
6割以上増えているのだそうです。
新聞記事でもネットのニュースでも、
いかに多くの人が見出しだけを読んで、
字面から勝手な解釈をしているか、ということでしょう。
本文まで読めば、勘違いであることが簡単にわかるのですから、
いかに活字離れが甚だしいかを示しているともいえます。
こんなことで、
「候補者・政党等から受けた選挙用電子メールを転送することの禁止」や、
「一般有権者が作成した選挙運動用電子メールの他者への送信禁止」など、
法律で禁じられたルールが守られるのは絶望的でしょう。
フェイスブックやツイッターなどを揶揄して「バカ発見器」と言うそうですが、
ネット選挙も、おバカな有権者が発見される機会になるような気がします。