日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

松井秀喜選手に高いハードル

2006年01月16日 21時01分51秒 | 松井秀喜
【 】内は夕刊フジ:【ヤンキースの松井が今季、タイトル争いしなければ、ファンのゴジラ熱は急激に冷めるのではないか-。道具の面でサポートするミズノの水野正人社長は危機回避のため、「打率 .325 本塁打 40 打点 120」と、3部門すべてでハイレベルな活躍を熱望した。
 子供たちが松井に求めているのはホームランをたくさん打ち、タイトル争いをする強いゴジラ像だ。勝負強いという評判はあっても、昨季の23本塁打のように、不完全燃焼で終わっては魅力も半減。特に今季も昨季と同じような数字なら、ファンの興味関心は明らかに薄れるだろう。
 そんな松井をめぐる状況に危機感を抱いた水野社長は、「長期的な視野で見ても、今季は絶対に活躍してほしい年。三冠部門すべてでタイトル争いのできる、高いレベルでのプレーを見せてほしい」と語った。具体的な目標値としてあげたのが、打率.325、40本塁打、120打点という数字なのだ。
 「もともとこの数字をクリアする能力は持っているはず。ただ昨年は花粉症に邪魔されてしまった。今年はきちんと対策をするはずですから、この数字なら問題ないでしょう」(水野社長)
 ただ、問題が-。水野社長の設定した目標ではタイトル争いはできてもタイトルには届かない。だからこの数字はあくまで目標への最低ライン。】

写真は、野球教室で少年の珠を打つ松井秀喜選手。落合中日監督から、「全然進歩してないなあ、腰が引けてるのは、4年前も一緒だ」と酷評されてしまった。ここに来て、王WBC監督も、イチローをベタ誉めだし、取り巻く環境は厳しいものがあるようです。

数字を挙げるのが嫌いな松井秀喜選手も、「覚悟のシーズン」だと自覚しなくてはならなくなったようです。
高額年俸での契約(4年、61億円)、ヤンキースの期待
WBCへの出場辞退に対する風当たり(王監督や国民の失望)
スポンサーの記録への期待
シーズン突入と同時にエンジンをフルスロットルでがんばって頂きたい。去年も開幕4試合で3本のホームランであったが、長いスランプに陥ったような、二の舞を演じてはらない。そして、活躍は、ファンの杞憂を開幕10試合で払拭してくれるでしょう。がんばれ~!

シンデレラ・ストーリーは実現する?

2006年01月16日 19時57分40秒 | 応援します!この人生!
2005年の「高校生ドラフト」が終わり、「大学・社会人ドラフト」も終わって、プロ野球選手への夢が終わったかと思われた「野球が夢の野球少年」の夢に微かに明かりが見えた。「あ~指名されなかった」と来年を目指したり、あきらめた人もいたことでしょう。そこに、「育成ドラフト」で指名された6人の選手がいる。育成選手は、支配下選手(下限65人~上限70人)の外にいる選手です。契約金は、上限300万円。年俸は、最低240万円です。6月末までに支配下選手に契約変更できる。
いわば、最下部のところから、2軍~1軍を目指す選手達です。シンデレラ・ストーリーを願わずにはいられない。
kunio_nikkiでも後追いで書き込んでいきたいと思います。

広島カープ 中谷 翼(21)内野手、四国アイランド・リーグ愛媛
読売ジャイアンツ 山田 鉄也(22)投手、横浜商高~ダイヤモンド・バックスの下部リーグのルーキーリーグから入団テストを2度受験もドラフトされず。早くも首脳陣が期待を口にした。
中日ドラゴンズ 竹下 哲史(22)内野手、名古屋商科大学
ソフトバンク・ホークス 小育 祐輔(22)内野手、東京農業大学
ソフトバンク・ホークス 西山 道隆(25)投手、城西大学~昭和コンクリート(廃部)~カナダ独立リーグ~四国アイランド・リーグ愛媛。MAX153Kmの直球が武器。10勝8敗3S、防御率1.47。(写真は、25歳で最下部からのスタートの西山選手)
中日ドラゴンズ 加藤 光教(23)投手、法政大学。