日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

山田柊羽(しゅう)ちゃん(生後10日)

2006年01月06日 18時20分04秒 | 応援します!この人生!
仙台市宮城野区東仙台の「光ヶ丘スペルマン病院」の産婦人科の病室に入り込んだ男(写真の似顔絵の男)が、「火事だ~!」と叫びながら、助けるそぶりで、山田斉(ひとし)さんの長男、柊羽ちゃんを連れ去った。

本当にやり切れない事件です。赤ちゃんが生まれたという喜びの絶頂から、思いも寄らぬ方法で、なんの関わりもない犯人が若いご夫婦に最大の苦痛を与えたんですから。一刻も早く助け出して下さい。お願いします。赤ちゃんは、他人の赤ちゃんでも本当に可愛い存在だ。ましてや、自分の赤ちゃんを目の前から攫われては、想像すら出来ない心痛でしょう。許せない。絶対に。
犯罪を社会の所為にしてはいけないんでしょうが、昔は(つい20年ほど前)誘拐という犯罪の罪の重さに、その行為をする歯止めが掛っていたように思います。しかし、近年は自動車でも高級車か軽四かという売れ方だし、国民アンケートでも「益々、所得格差は広がる」と大多数が答えている。物質の時代へと変化したのでしょう。映画「三丁目の夕日」は、40年程前の東京だが、人情の世界だった。隣人にお米や調味料が借りられた時代だ。それが今や隣人は敵の世の中にまで成り下がった。毒物カレー事件、ふとんおばさん、犬の鳴き声殺人事件、ピアノ騒音・・・・切がない。
そして、心の闇の時代へと・・・。「神が下りてきて、そうするように言った」と精神的に病んだ事件も多発している。