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クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

図書館の閉館の仕方には個性がある? ―はにゅう萌え―

2014年10月15日 | はにゅう萌え
図書館の閉館時間が近付くと、それぞれ個性が表れる。
あらかじめセットされたアナウンスが流れるところ、
生アナウンスのところ、
音楽で閉館時間を知らせるところなど、
館によって手法が異なる。

羽生の図書館は、閉館15分前くらいに音楽が流れる。
そして、生アナウンスで閉館時間が近いことを知らせる。
流れる音楽はスタジオジブリ系で、
ぼくの記憶の限りでは、ここ10年以上変わっていないはずだ。

羽生図書館で初めて閉館時間を迎えたのは中学2年生のときだった。
図書館で勉強することを覚えて以来、
テスト前は閉館時間まで過ごしていた。

そのとき流れていたのはショパンである。
「雨だれの前奏曲」「ノクターン」「別れの曲」の3曲が流れていた。
それがショパンの曲と知ったのはあとのことだったが、
勉強で疲れた頭にその旋律はとても優しく聞こえたのを覚えている。

中学3年生になっても受験勉強を図書館でしていて、
流れ始めるショパンの曲で参考書を閉じたものだ。
だから、いまでもショパンの曲を聞くと、
1990年代前半の羽生の図書館のことを思い出す。

現在のメロディになるまで、いくつかの変遷があったはずだ。
ただ、ショパンの曲が流れなくなったのがいつだったか、よく覚えていない。
もうショパンが流れることは二度とないのだろう。

あなたが行く図書館は、どんな閉館の仕方をしているだろうか。
中には変わった方法を採っている館もあるかもしれない。
個人的には、音楽が流れ始めるのが好きである。

そういえば、高校の図書室ではオルゴールを流していた。
自動放送ではなく、図書委員が手で巻くオルゴールだ。
いまでもその方法を採っているのだろうか。
あの優しいオルゴールの音色は、いまも耳の奥に残っている。

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